2019年10月08日
“イロモノ”だと避けていたら貴方は絶対損をする。近藤康雄の3段階で仕上げるアメージングカラー
4. step②下地を作る
ここからはベースを作る工程です。
塩基性カラーというと
彩度は文句ないが深い色が出ない
入りがうまくいかないと”軽い”色のイメージ
というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
今回近藤先生が作るアメージングカラーは
なんとベースはアルカリ性カラー。
アルカリ性の薬剤をベースに使用することによって
深みのある色も作り出すことが可能に!
ブレンドした2色を使って
シームレス(つなぎ目のない)カラーを作っていきます。
深い色とベースとなる色の選定も
近藤先生の頭の中を覗き見るようでとても新鮮です!
派手カラーは退色が早く
それに伴いイメージも変わってしまう印象がありますが、
ベースメイクをしっかり行うことによって
退色後も綺麗な髪色をお客様に楽しんでいただけます。
5. step③ディテールにこだわる
そしていよいよ塩基性カラーの出番。
細部のデザインを施していきます。
普段は自然の色などから着想を得ているという近藤先生。
今回は
「波」や「海」をイメージとして
寒色系のデザインを披露。
トーンを揃える配色で
近藤先生がイメージする4色が
鮮やかに髪に描かれます。
難しいと言われる塩基性カラーのブレンドも
経験則から導き出した黄金比でこなしていきます。
近藤先生独自のデザイン論も必見。
見え方や髪の落ち方から考えられたデザインは
重なりで色を演出する
『スクリーンカラー』。
どんな色になるかワクワクが止まりません!
この塗布も緻密に計算されたもの。
「テキトーにみえてしまったらデザインとは言わない」
という近藤先生の言葉が響きます!
ドライとセットで
どんな世界が生まれるのでしょうか…