2023年05月19日
エイジング毛にさよなら!驚くほど効果的なエイジング毛酸性ストレートのテクニック
5. 酸性ストレートのアイロンワークは“熱置き”が必須!
アイロンワークは基本的に根元を5秒、中間3秒、毛先2秒というマニュアルでプレスを行っているのが日野先生のスタイル。
「え、そんなに熱当てて大丈夫なの!?」とアルカリストレートに慣れている方は不安になるプレスタイムですよね。
そもそも酸性ストレートの場合は1液の還元剤だけでは伸びず、アイロンの熱が加わることで初めて矯正をすることが可能です。
もちろん、アルカリストレートでもプレスはするかとは思いますが、アイロンスルーでも十分に矯正が可能な場合もあります。
これは『熱置き』といい、酸性ストレートをする際には欠かせない技術なんですね。
熱不足がある箇所はそもそも矯正がしきれなかったり、数日後にクセが戻ってしまう恐れがあります。
日野先生の丁寧なアイロンワークは必見のパートです!!!
6. 酸性ストレートだから大丈夫!」はキケン!
「酸性ストレートだから大丈夫!」はキケン!ということは念頭に置いておきましょう。
ハイダメージ毛やエイジング毛に対応できるなど、一見メリットが多そうな酸性ストレートですが「ちょっと不安だから酸ストで!」は危険です。
よくわからずに使用してしまい「ビビリ毛になってしまった」「一部だけクセが残ってしまった」などの事故に繋がってしまう可能性だってあるんです。
まずは酸性ストレートのリスクや施術ができる限界など、理論をしっかり理解することで初めてテクニックが使えるようになってきます。
今日のセミナーの中にも様々なところに理論やテクニックの要素がふんだんに盛り込まれているので、ぜひこのあたりは直接ご覧になっていただきたいところです!
そして、最も重要なのは“100点を目指さずに70点から80点を目指すこと”
1回で完璧を目指そうとすると、どうしても無理な薬剤選定をしてしまい部分的に元々の履歴の複雑な箇所に負担がかかり、オーバーダメージをしてしまう可能性もあります。
日野先生曰く、特に酸性ストレートの考え方は『履歴の土台に重ねていく施術』とのこと。
初回は土台作り、2回目は質感づくり、3回目で初めて矯正の完成形に持っていくイメージを持ちながら施術を重ねていくことでクオリティの高い状態を維持することができるメニューです。
完成のスタイルがこちら。
顔周りはもちろんですが、複雑に履歴が重なっている中間〜毛先部から根本にかけて均一にストレートになっています。
この技術はぜひ身につけたいですね!
7. さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回の酸性ストレートのセミナーはエイジングの世代と呼ばれる40代〜60代の方の満足度を上げることが可能になる内容でした!
満足度が上がるということは、つまりお客様にとっての皆さんの価値を上げることに繋がり、その価値が施術単価を上げる要素になります。
長く活躍ができる美容師を目指したい方はぜひご覧になっていただきたいセミナーです!
日野先生、ありがとうございました!
8. 動画の一部を公開
9. ヘアキャンプでは
ヘアキャンプはサロンの教育カリキュラムとしても多数導入いただいております。
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是非体験してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
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