2021年05月25日

-CANAAN流-世代に合わせたヘアカットとカラーの魅せ方

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溢れんばかりの情熱のこもったセミナーだけあって、早くも梅雨明けを感じております。
どうも綴りストSugaです。
 
この度、HAIRCAMPにレジェンドが初登場いたします。
CANAAN代表 長崎英広先生です!
 
今回は2021年5月23日に放送された
 
CANAAN 長崎 英広 ─ CANAAN流 ヘアカラー理論とカラー時代に必要なカット理論【大人ボブ編】
 
の様子をダイジェストでお届けします。
 
 

 
 
世代でデザインのニーズも変わり、提案そして対応していく事が求められます。
 
今回はボブスタイルに着目し、
世代別に事細かにポイントを解説して切って頂きました。
 
我々美容師は、
お客様からの要望に対して、どう寄り添った技術で魅せることができるでしょう。
 
そして新時代のグレイカラーのレシピも大公開してくださいました。
 
昨今、Instagramを中心に、ハイライトを使った白髪ぼかしの技術を多く目にします。
 
白髪もしっかり染めて、
且つ
ハイライトも活かしたデザイン。

 
それを可能にする方法を、ご教授いただきました。
 
まさに時代に乗る技の数々。
 
内容盛りだくさんであっという間な2時間のセミナー。
長崎先生の激アツトークに心燃やされる方続出の予感。
 
では早速、レジェンドの知識見聞技術に触れてみましょう!
 



 
《長崎英広先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑こんなことが学べます
・世代に合わせたボブカット
・賞美期限5ヶ月の秘密
・セニング理論
・新時代のカラーの考え方
・ブリーチでハイライトを入れながらファッションカラーと同明度/同彩度の白髪染め
・ブリーチを使っても傷まないホイルワークの場所とブリーチコントロール
 
 
 

2. 20代〜30代に向けての切りっぱなしボブ

今回長崎先生より、世代に合わせての“ボブ”のポイントを事細かにご説明いただきました。
 
まずは20代〜30代のボブについて。
 
この世代からのオーダーで多いのが“切りっぱなしボブ”のデザインです。
 
単にワンレングスに切り
“はい、これが切りっぱなしです”
と提案する事はお門違い。
 
セクションごとのボブの積み重なりは、
細かな緻密な理論が存在します。
 
その秘密を長崎先生からお教え頂きました。
 
 
モデルさんは
セミロングの長さから顎下までバッサリ切る事になります。
 
 

 
 
髪のコンディションはブリーチ毛。
計5回はブリーチされているとの事で、無用意にセニングで軽くすると広がりも出てしまいます。
 
・まとまりのあるカット方法
・軽さの演出のポイント
・普段スタイリングする事を考慮したカット

 
 

 
 
数ミリの世界で語る長崎先生の理論。
ぜひ、本編にて圧倒されてください!
 
 

3. 30代〜50代に向けてのグラボブ

 
次に30代〜50代の世代向けの提案です。
 
ちなみにこちらが、
モデルさんのbefoe
 
 

 
 
現在でもまとまりのあるスタイルです。
 
長崎先生の実際のお客様でして、切られたのは5ヶ月も前とのこと。
 
それだけ時が経っているのに、
依然まとまりがあるのかと驚きが隠せません!
 
賞美期限5ヶ月の秘密はいかに?!
 
骨格や髪質に合わせて、
丸みに沿ったグラデーションボブのデザインを、ご教授頂きました。
 
前述の切りっぱなしボブでもそうでしたが、
襟足に髪が重なってカタチを織り成していることから、ボブは“襟足が命”とのこと。
 
 

 
 
ここに1番時間をかけてデザインを構築していくと、長崎先生は仰います。
 
セニングシザー
ブラントシザー
レザー
 
それぞれの特徴に合わせて出番があり、
長崎先生オリジナルと言える
カット方法を知る事が出来ます。 
 
 
こちらも詳細のお伝えが難しいので、是非本編にて!
 
 

4. 新時代グレイカラー

 
昨今Instagramを中心に目にすることの多い、白髪染めをしながら、ハイライトでぼかしていくというデザイン。
 
ここで問題になってくるのが、
 
・白髪が染まり切らない
・白髪を染めようとするとハイライトが消えてしまう
・デザイン価値を損なってしまう

 
という部分が大きく挙げられます。
 
そこを改善していくために、
長崎先生は約1年をかけて、研究・検証を重ねて編み出したレシピがございます。
 
・ハイトーンで白髪も染まる
・ハイライトの存在感も維持
・白髪染め特有のブラウン(赤み)に寄らず、透明感のある寒色で仕上げる事が可能

 
そういった、
正に新時代のグレイカラーの考え方になります。
 
こちらがモデルさんのbefore
 
 

 
 
仕込みで既にハイライトが入っている状態。
 
ここからワンメイクで
白髪も染めて全体をデザインしていきます。
 
工程はシンプルにこの通り
 
 

 
 
そして、使っている薬剤もメーカーへの忖度なしでお教えいただけました!
 
今回の技法はやり方は理解できても
“道具(カラー剤)”がなければ絶対に成立しません。
 
これは皆知っておいた方がいい……
 

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!

 
 

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