2020年09月16日

生えてくるグレイヘアまでがデザインの一部!中村先生に学ぶオトナカラーのすすめ

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みなさんこんにちは詩歌です。
私の大好きな銀座のお師匠様のセミナーがやってまいりました。
 
 
多くの方がご存知とは思いますが、にゃかむ先生は美容界きっての名講師であります。
それ故様々なところで教壇に立っておられるのを見かけます。
 
ヘアキャンプではそんなにゃかむ先生が!!そしてstair:caseが!本当に使っている様々な商材で、リアルなサロンワークを包み隠さず教えてくださいます!
 
 
つまりにゃかむ先生のホンキ…!!
 
 

 
 
そう思って、にゃかむ先生特注エプロンに穴が開くほど見て、そして耳からはスポンジのようにそのありがたいお言葉を吸収していきたいと思います。
 
 
と言うことで今回は2020年、09月14日に放送された
 

「stair:case 中村 太輔 – 実は皆んなが1番知りたいっ!差がつく40代の白髪染め!」

 
の様子をダイジェストでお届けいたします。
 
グレイヘアが気になり始めるのも、グレイヘアとの付き合い方を決めるのも40代。
 
そんな大事な変化の時期に、美しくそしてナチュラルな自分でいられるカラーリングを提案したい。
そうすればお客様からも「一生このスタイリストさんについていきたい!」と思ってもらえるはずです。
 
 
グレイを隠すのではなく、グレイと共に生き、グレイを楽しむ
まさにwithグレイのテクニックを学んで、皆さんのカラーの引き出しをまた一つ増やして頂きたいと思います。
 
 



 
《中村太輔先生とは?》

 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. このセミナーでは

☑こんなことが学べます
・オトナ世代のリアルなカラー事情
・本当の持ちがいいカラーとは
・似合う色を見つけるテクニック
・ブリーチテクニックで作るオトナカラー
・酸性領域のヘアカラーの使いこなし
 
 

2. win winのカラー

40代になって、ちらほら出てきた白髪が気になる。
 
ファッションカラーで染められるの?
もう白髪染めが必要なの?

 
お客様からそんな相談をされた時、オトナの人だから、落ち着いたカラーじゃないと受け入れてもらえない…そう思って心躍る気持ちや、楽しいカラーを後回しにしていませんか?
 
 
グレイヘアは隠したい。それは絶対条件です。
 
ですがせっかくお金も時間もかけて美容室に来て下さったのに、気になるところを隠すだけなんて面白くないと思いませんか?
 
お店に来られるたびに少しずつデザインが変わったり、来た時よりも素敵になって、
「良くなった!」
「可愛くなった!」

と実感して満足していただける方が、豊かなカラーライフを送れるのではないでしょうか。
 
 

 
 
私は、グレイヘアへのカラーはその時の仕上がりだけが完成品ではないと思っています。
それが大変なところでもあり面白いところでもあるのですが、グレイヘアへのカラーは常に
・新しく生えて来るグレイまじりの髪
・カラー剤の褪色
と隣り合わせです。
 
 

 
 
そんな中でグレイが浮かないように!ちゃんと染まってその色が絶対的に長持ちするのが正義!!!と思っていた私を中村先生の一言が救ってくださいました。
 
 
「ボクが使っているカラー剤は3週間後くらいにふわっと白髪が浮いてくるんです。
それがいい感じなんです。」

 
最初に聞いた時は雷に打たれた気分でした。
浮いてくる…のが……いい感じなわけがない…と思ったのです。
しかし実は、このふわっと白髪が浮くカラーこそがwin-winのカラーの秘密でした。
 
なぜ浮いてくる(浮かせる、と言う方が正しいでしょうか)カラーがいいのか、今回のセミナーではじっくりとお話していただいています!!
 
 
染めたてはもちろん綺麗な色に染まります。
1ヶ月後にバッチリ白髪がカバーされたままの薬がいいですか?
1ヶ月後に少し白髪が浮いてくる薬がいいですか?
カウンセリングでお話しするうちに、お客様から後者を選んでくださるようになります。
 
 

 
 
どんなデザインにすれば、どんな提案をすれば後者を選びたい気持ちが出てくるのでしょうか。
 
 
お客様の来店周期を伸ばす工夫をされていると言う中村先生。
 
「ある程度伸びてきても(グレイヘアが)気になりにくいヘアカラーのお手伝いをしたい。」
そんな思いから時間が経っても気になりにくい、上品で華やかなデザインをクリエイトされているそうです。
 
 

3. 育てるハイライト

デザインカラーと言うと、サイケデリックなカラーを想像してしまいますが、それだけではありません。
 
根元が伸びてきても目立たない、長持ちカラーを施すのであれば、いつまでも綺麗でいられる”デザイン”にする必要があります。
 
 

 
 
少し伸びてくると…こめかみが気になる、もみあげが気になる、襟足が気になる、トップが気になる。
グレイヘアが気になる場所は人それぞれ違います。
 
 
気になるポイントが違う人に同じ施術をしていてもその”気になる”は解消されません。
 
 
その人その人にあったデザインを考え、生えてくる髪の毛までもデザインの一部ように構成していくのが中村式です。
 
今回はフェイスフレーミングハイライトでお顔周りの気になるグレイヘアをデザインに昇華していきます。
 
 

 
 
オトナ世代のダメージ毛、そしてカラーを繰り返してきたティント毛をブリーチするため、弱いブリーチの作り方や、少ない枚数で効果的に入れられるハイライトの位置が大事です。
 
 
お客様にまたやってみたい!もっとやりたい!と思ってもらえるハイライトを作る為には、どんな太さのハイライトを、ホイル何枚分入れるのか。
 
 

 
 
またハイライトを入れるお客様の生活スタイルにも想像を巡らせることで、華やかだけどフィットするカラー、華やかだけど上品なカラーを作ることができます。
 
 

4. これからのヘアカラーと薬

日進月歩のカラー剤、中村先生世代の美容師さんは必ず口を揃えて「昔に比べて随分薬が良くなった。」とおっしゃいます。
 
ですが良くなったとはいえ、カラーにダメージはつき物です。
 
 

 
 
美容師たるものお客様の髪のダメージを最低限に抑える努力は惜しみませんが、常に新しい商材にアンテナを張って生活することが、簡単でないのもまた事実です。
 
 
そこで今回は、知る人ぞ知る酸性カラーについて中村先生から教えていただくと共に、酸性領域の更なる可能性について詳しく見ていきたいと思います。
 
 

 
 
まだまだシェアとしては少ない酸性カラーですが、なぜおすすめなのか、そしてどんな時に使うのか
薬の特徴と酸性カラーの良さに迫ります。
 

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!

 
 

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