2020年05月14日
メイクするようにカラーする。西海ラボのBASIC
こんにちは詩歌です。
毎日陽が長くなっていくのを感じます。
先週食べた豆苗に一生懸命水をあげたらなんと20センチほどに育ちました。
さて、今回は2020年05月12日に放送された
「CALON西海 洋 BASICカラー理論 – “A+Bの法則”(ブレンディング法)」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
数々のカラーリング方法がある中で、今回は西海先生が提唱しておられる
『HAIR COLOR NEW STANDARD』 、『A+Bの法則』を紹介していただきます。
海外のサロンでキャリアを積んだ後に日本でサロンをオープンされ、長年培ってきたカラーリングテクニックである黒髪カラーリングのベーシック理論。
『HAIR COLOR NEW STANDARD』では、
・アルカリカラーと低アルカリカラーの使い分け
・ブラウン、オレンジ、クリア、の使い方
・ダブルプロセスにおける注意点
の3点を
『A+Bの法則』では、
・カラー剤の仕組みを利用した明度コントロール法
・アルカリ剤のトーン表に頼らず髪の透過率を上げ下げする方法
・カラー時のメラニンへのアプローチ
・旧式のミックス法から新常識であるブレンド法への遷移
の4点を
詳しく教えてくださっています。
今回のセミナーはまさに西海ラボの基礎ともいえるセミナーです。
西海先生の著書に載っている内容はもちろん、
普段のサロンワークで実際に体感していることもふまえて具体的にお話ししていただいています。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. このセミナーでは
・カラー剤の仕組み
・ブラウンコントロール
・明度のコントロール
・彩度のコントロール
・トラブルシューティング
2. nishigai labo. の目的
レベルスケールはすべて手作り、カラー剤も今ほど豊富にない時代からカラーに向き合っている西海先生。
その西海先生の主催するnishigai labo.はカラーに対する正しい知識を普及するために門戸を開いています。
短時間で染めたいから、痛むから、色が沈むからと言った理由でグレイカラーのお客様にリタッチばかりしていた時代は終わりました。
もうリタッチというメニューは必要ありません。
これからは世代に関係なく、季節やスタイルに合わせて髪色もニュアンスチェンジしていく時代です。
1度に塗って均一にカラーできるカラー剤の配合方法、不必要なアルカリを除いて最低限のダメージでカラーする方法、そして色持ちのいいカラーリングについて学んで、これからはワンランク上のカラーリングでお客様の笑顔を引き出す時代がやってきました。
3. 毛髪への知識
まず正しくカラーするためにはお客様の毛髪の状態をよく理解する必要があります。
その人の髪がもつメラニンの色味は何色なのか、そして透過率はどの程度あるのか知ることで、どういった薬を使うかが変わってきます。
ここでは髪の持つ色味を4色に分けて、カラーする上で各々どのような特徴があるか。
また明るい薬に頼らず透過率の低い毛髪の透明度(透過率)を上げる方法を見ていきます。
4. カラー剤の知識
毛髪の知識と合わせて必要になってくるのが色と薬の知識です。
物質を染色する場合、その色に対する考え方は減法混色(※)となりますが、色味の計算は加色方式で行います。そこでカラー剤を考えるときは色とは別に”濁り”となるグレー味を考える必要があります。
しかも異なるトーンの薬剤を同じ比率で混ぜ合わせると、中間明度相当の薬ができると思いがちですが、これも実は間違っています。
そこで今回は、どうしたら
・色味を感じられる
・くすみのない
・艶のある
カラーが、狙った明度で出せるのかについて教えていただきたいと思います!
参考『色彩力』 武川カオリ/著 ピエ・ブックス出版 2007年
5. A+Bの法則
狙った色(色相)を狙った明るさで(明度)出すための法則がA+Bの法則です。
調味料のように少しずつ、延々とカラー剤を足していく旧式のミックス法では、メインとなるカラー剤よりも発色を補う役目のカラー剤が多くなってしまいがちです。
そこで決められたキャパシティの中で混色する、カラーの新常識であるブレンド法。
これを使ってメインの色は損なわず色を作っていくことができます。
A+Bの法則を使うことで、狙った色を出すことができるだけでなく、メッシュの履歴やある程度の横ムラも均一に染められるメリットがあります。
また冒頭で述べたように、ブレンド法を駆使してカラーすることで、私たちが設定したベース+ニュアンスのニュアンス部分がお客様にも伝わりやすく、全体をカラーする楽しみを共有することができます。
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