2023年02月08日
サロンは管理⇨応援の時代!坂口流チームビルディング術
皆さん初めまして!ライターのくらたです!
すごく簡単に自己紹介を…美容師!男!2児のパパ!(雑)
これから皆さんどうぞよろしくお願いいたします!
さて、本日は毎度反響の大きいCHAINONの坂口先生の講義です。
経営をする上で最も大事な要素の一つでもある『チームビルディング』についてお話をいただきます。
題して
CHAINON 坂口貴徳 ─【最新版】自然とチームが動き出す!〜個とコミュニティの在り方〜
のセミナーを振り返ります!
CHAINONは2019年に坂口先生が奥様とおふたりで独立し、ホワイトでも、ブラックでもない、新たな概念であるカラフル企業という概念を掲げて、コロナ禍で急成長したサロンです。
また、人的資本経営によって美容業界の課題でもある離職率の改善も実現されています。
今回はそんな組織論について、CHAINONでの実例を踏まえながら坂口先生の頭の中を言語化していただきます。
サロンのマネジメントに携わる方は必見のセミナーとなっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください!
それでは、よろしくお願いいたします!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・溢れる情報の活用方法
・成功する組織(コミュニティ)運営の考え方
・ステークホルダーの巻き込み方
・離職、離脱の減らし方
2. ピラミッド型経営はもう古い?
ピラミッド型経営とはオーナーをトップとして店長・スタイリスト・アシスタント…と権力の構造を図にすると、まさにピラミッドのような三角形となるような経営スタイルで、サロンでは代表的な組織のあり方を指します。
この組織モデル、ほとんどのサロンが当てはまるかと思うのですが「なんか、上手くハマらなくなってきたな???」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、坂口先生が紹介してくださるのは『組織論とコミュニティ論の両輪経営』
ピラミッド型は上記の組織論にあたり、明確な課題やルールの制定には向いていますが、
これだけではスタッフの才能が開花しにくく、離職率が高くなってしまうのが課題です。
これからは、コミュニティ論の考え方が必要であり、これがCHAINONでいう「カラフル企業」が目指すところなんですね。
考え方や価値観が違う人たちがいるという多様性を理解した上で、スタッフたちが存在できる、そして活用できるコミュニティづくりをしていくことがポイントです。
そのために必要なマネジメント方法はズバリ管理ではなく応援。
数字での管理は作業的な考え方になってしまいがちで、なかなか人の心に響きにくく、スタッフの良さが消えてしまいます。
坂口先生は、人間的で、クリエイティブな部分を引き出せる、つまり人を応援をできるような経営モデルを展開することが必要とおっしゃっていました。
3. 組織に必要なのは「編集機能」
皆さん、ここは目から鱗ポイントですよ。
読んでくれてますか?初めてだから不安!
情報が溢れている今の時代。
SNSにある情報やセミナーで受けた内容を間に受けて活用しようとしても「あれ、上手くマッチしない…」なんてこと、少なくないですよね。
この情報の活用方法に困惑しているのは僕だけではないはず。
そこで必要なのは『編集機能』
持ちかえった情報を「うちの会社だったら?」「うちのコミュニティだったら?」「自分だったら?」とフィルターをかけてアレンジすることで初めて使えるものになります。
情報はあくまで“素材”でアレンジ、つまり“調理”をすることで初めて使えるものになるということですね。
この編集機能は、個人であれば自己完結できる部分でもありますが、サロン規模になった場合は経営者1人でなく、現場スタッフとともに作っていくというのもポイントです。
そうすることで、スタッフ全員を巻き込むことが可能になったり、より大きな力で情報の活用ができるようになるわけです。
4. 「ヒト・モノ・カネ」から「ヒト・ヒト・ヒト」の時代へ
ビジネスの三大要素と言われてるのが『ヒト・モノ・カネ』というのはよく聞きますよね。
特に人に関してはサロンは労働集約型と呼ばれ、スタッフ=財産と捉える経営者の方も多いはず。
とはいえ、この人を採用や研修・異動・昇進・退職などの機能面でしか使用されないことも多いのでは?
坂口先生いわく「人を本当に大事にする経営にこだわる『ヒト・モノ・カネ』ではなくて『ヒト・ヒト・ヒト』を追う。モノ・カネは後からついてくるものです」とのこと。
人的資本経営とは、LTV(Life Time Value)を最大化する経営、つまりは「どうやって気持ちよく働ける環境を作るか」ということ。
ここでも坂口先生の言葉ですが「その判断を経営者する際の軸を決めておくといい、僕の場合は自分が働きたいと思うか、あとは自分の子どもに働かせたいと思うかを判断軸にしています」
ここも目から鱗ポイントですね!
僕も子どもがいるので、子どもに自分の職場で働いて欲しくなるような環境をつくるには?を考えると改善のアイデアが色々湧いてきそうです!
そのために必要な要素はセミナー内で解説いただいているので、ぜひご覧になっていただければと思います!
>次のページでは成功の循環モデルについてと動画の一部を公開!
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