2023年10月10日

“脱”ピンピン縮毛矯正!!!ハイクラスの再現性メンズストレート術

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ライターのくらたです!
今日はulus 加藤敦貴先生のセミナー『メンズに最適!究極に柔らかい曲がる縮毛矯正【もうピンピンにするのやめませんか?】』のダイジェストをお送りいたします!
 
 
加藤先生は”ピンピンにしちゃう美容師さんを減らす”をコンセプトにセミナー活動等を行っていらっしゃいます。
癖毛で悩むメンズを中心に多くのファンがおり、関西を中心に活躍されている先生。
 
 
近年、縮毛矯正によるデザインの振り幅の拡大、特に女性のお客様に向けたスキルというのは美容師さん全体でも、非常に高くなっているように感じます!
僕もそのうちの1人に入るんじゃないかなーと思いつつ日々過ごしているんですが、一方でメンズのお客様の縮毛矯正はいまだに『強い薬でガーッとやる』みたいなニュアンスがまだあるように感じます!(僕の話です)
 
 
もしかしたら美容師さんの中にも同じような感覚の方がいらっしゃるかもしれません、というかいてほしい
そんな”ガーッ”とやっちゃう系のみなさん、加藤先生のセミナーを是非ご視聴いただき、一緒にメンズのお客様のファンを増やしていきましょう!
 
 
それではよろしくお願いしますー!
 
 



 
《加藤先生とは?》

 
 
 

 

購入は2023年10月13日23:59まで!

 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑こんなことが学べます

・曲がる縮毛矯正の基礎
・縮毛矯正のデザインの作り方
・タイムパフォーマンスを上げる薬剤塗布
・パーマ落とし〜強い癖までの対応法
・縮毛矯正でデザインしたスタイルの仕上げ方

 
 
 

2. やっぱり大事プレアウト&前処理

 
 

 
 

 
 
まずはモデルさんのbeforeの状態を見ていきましょう。
パーマ履歴があり、普段はセットで毎日アイロンを使用しているためタンパク変性を起こしてる箇所もありそうですね。
 
 
さて、プレアウトですがそもそも行う理由は『付着してるシリコンや脂分などを取り除いて髪をニュートラルな状態に持っていくこと
どんな意味があるかわかりますでしょうか?
加藤先生曰く「余分なものがついていないから素直に薬剤が浸透してくれるため“薬のスペックを下げることができる行程
 
 
特に縮毛矯正でピンピンになってしまう理由というのは、高アルカリでガンガン膨潤して軟化させて、さらに還元もテロンテロンになった毛髪にアイロンでしっかりプレスする
それらの要因が揃った時にピンピンになってしまうんですね。
髪に余計な負担をかけることなく、かつ柔らかくて自然な縮毛矯正を行うという視点では非常に重要な作業になってきます。
 
 
髪の毛のいらないものを取り除いて、弱ってるところは強化をしてあげるのがこのプレアウト&前処理の意図。
料理人の『下処理』に似てますね。
 
 

3. ピンピンにならない髪のための最適な薬剤選定&塗布

 
薬のスペックは是非動画で確認していただければと思いますが、1人で塗る際はゆっくり反応してくれる薬剤を選ぶことをオススメしていました。
ここ、反応が早いものだと塗布の時間差で軟化のスピードが変わってしまったり、逆に遅すぎるとサロンワークに支障をきたしてしまいますよね。
放置時間は20~25分を目安にした薬剤選定を加藤先生は心がけているそうです!
※購入者特典で使用薬剤と薬剤選定表と曲がる縮毛矯正の手順表プレゼントもあります!!
 
 
さて、実際の塗布にも大きな特徴があります。
 
 
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張りやすい・ボリュームの出やすい部分は根本ギリギリまで薬剤を詰めています。
 
 

 
 
一方トップは立ち上げを作ってシルエットが潰れないようにしたいので、放置の仕方も写真のような感じでボリュームを出したいゾーンは起こして、潰したいところは寝かせて放置をしています。
アイロンワークも同様の意識で行いますが、全行程を通して上記のイメージで施術を行うことで仕上がりの差が大きく変わってくるんですね。
 
 
今回のモデルさんはめちゃくちゃ複雑な履歴をお持ちの方ではありませんが、例えばブリーチ履歴や縮毛矯正履歴があるお客様など、選定が難しい毛髪に対してのアプローチ方法などをセミナーの合間でかなり詳しく解説してくれています。
 
 
さらに「おお、なるほど…!」と感じたのは顧客層と単価の関係性。
先生のお客様は高校生や大学生などの世代も多いそう。
ulusでは酸性ストレートも扱っていますが、そういった客層の方に酸性ストレートは単価が上がりすぎてしまい、続けて来店することが困難な状況を作ってしまうため、あえてアルカリを使用したりすることもあるそう。
確かに、お客様にとって仕上がりのクオリティはもちろん重要ですが「また来たい」と思ってもらうことは本質ですよね
そういった意味でも今回のアルカリでのアプローチというのは是非みなさんにチェックしていただきたいところ!
 
 

4. 髪の自然な伸び方をチェック&先回りの中間処理

 
チェックはノーテンションでコーミングした時に“自然に伸びてる状態かどうか”
 
 

 
 
これわかります?左側は自然に伸びてますよね?
一方で右側はまだうねりが残っており、少し開いた状態。
これが揃えば軟化はオッケー。
 
ただ、1箇所のみをチェックするのではなく、最初に塗布した箇所と後から塗布した箇所を見比べて伸び具合の差を確認することが大事。
加藤先生は全体をこまめにチェックしており、必要であればパワーが少し高い薬剤を上書きのように後から乗せる作業も行っているそう。
かなり入念にチェックしていますが、必ずお客様にはお声かけをして安心感を与えるのも忘れずに行っているのは加藤先生のお客様への配慮を感じます。
 
 
中間水洗では毛髪に薬剤でかかった負担をケアしているのはもちろんですが、特に残臭処理を入念に行っていました。
というのも、臭いが残るというのは翌日以降ダメージと同じくらい気になるもの。
特に学校に通っている学生さんの場合、それによって余計なトラブルになる可能性もなくはありません。
そういった普段の生活や見られ方も先回りして解消することで「ulusの縮毛矯正は違うよね」と思ってもらうことができるんですね。
 
 
1液流し後のこのタイミングでベースカットを行います。
塗布前に刈り上げや絶対に必要ない部分は取りますが、最終的な長さの決定はここのタイミングで行うそう。
理由としては矯正後にカットをすると質感が固くなってしまうからなんですね。
 
 
次ページでは最も大事なアイロンワーク〜フィニッシングまで解説していきます!
 
 

> 次のページではアイロンワーク&完成スタイルと動画の一部を公開!

 
 

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