2022年06月22日
黒木式酸性ストレートの教科書を紐解く
5. アイロンワーク for Acid Straight
アルカリ矯正のアイロンと、酸性矯正のアイロンはやり方が異なります。
その一つとして“軟化”の影響が挙げられます。
特に黒木式酸性ストレートは“軟化をさせない”技術。
単純にアイロンで伸ばそうと思っても伸びが甘くなってしまします。
ここで大事になってくるのが“シェイプ”の技術です。
きっちり指でシェイプし、全ての毛髪が同じテンションでまっすぐ指の中に収まっているかどうか。ここの動作が特に重要。
アイロン操作が正しく行われていないと、
描いたストレート感は出ず、ひいてはクレバスを作りダメージの原因をなってしまいます。
黒木式では
・フラットアイロン
・Rアイロン
・指コテ
3種のアイロンを駆使し、自然な仕上がりを目指します。
このアイロン操作でどのくらいの丸みをつけていくか?
黒木先生は熱の入れ方や角度の調整で、このコントロール方法を
全て“言語化”しております。
なんとなくアイロンを入れた結果ではなく
狙った仕上がりにする方法。
お客様がどのようなデザインを欲しているか?
そのデザインの幅を、「縮毛矯正毛だから・・・」と言う諦めではなく
サステナブルなデザインとして表現が可能となっております。
6. さいごに
アルカリ矯正や酸性矯正
それぞれが善悪とかじゃなく
お客様にとって最善を尽くせているのか?
黒木先生はその一点突破で、お客様に最良と考える技術を考案してくださいました。
その一つの答えが“黒木式酸性ストレート”です。
当然、技術として難しいもの。
安易な思考でトライすると事故を招く恐れもあります。
だからこその教科書であり、このセミナーになります。
薬剤のスペックだったりに目が行きがちですが、
仕上がりの7割は、塗布やドライコントロール、アイロンワークの技術です。
詰まるところ、練習が絶対に必要であると言うこと。
でも、
そうやって積み上げたもの、だからこそ得られる結果がありますし、
だからこその新しい世界が広がっております。
できる、やれる事実がここにある。
美容師であるならば、
目の前の人に対してどう向き合えるか?
その遥か先に、世界を美しく変えたという、結果が待ってます。
美容の可能性が無限に広がっていることを
今日も黒木先生に教わりました。
黒木先生、本日もありがとうございました!
7. 動画の一部を公開
8. ヘアキャンプでは
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
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