2024年07月01日
提案の幅が広がる!くせ毛がオシャレに変わる魔法のカット術とは?
癖が強いからこの髪型はできないな・・
お客様の理想の髪型を
再現することが美容師のお仕事。
しかし、お客様の理想の髪型が
癖があるから再現が難しいと感じた経験はありませんか?
また、再現するために
縮毛矯正をかけて癖を改善しないと難しい・・と
お伝えしたことのある美容師さんも多いと思います。
もちろん、縮毛矯正がダメな訳ではありませんが
お客様によっては髪のダメージを気にされていたり
縮毛矯正に良い思い出がなくて、懸念されている方も多いですよね?
そこで、もう一度、
あなたの提案の幅を広げてみませんか?
Magic curly CUT-くせ毛がFashionになるCUT-
2024年の6月25日に放送されたこちらのセミナーでは
くせ毛を活かして再現できるオシャレな髪型の極意を
紫藤先生に教えて頂きました。
・・ということで
本日はママ美容師SHIMAが
ダイジェストさせて頂きます。
購入は2024年7月5日23:59まで!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・カウンセリングで確認するべきポイント
・女性像のイメージの仕方
・癖を扱いやすくするセニング術
2. 癖があるから理想の髪型ができないのは違う
お客様は自分が理想の髪型ができないのは
髪の癖だからという認識が強いと話す紫藤先生。
それが故に、美容師側も癖が強いことを理由に
髪型を提案することは勿体ないとお話されていました。
紫藤先生がくせ毛をデザインするカットをご提案するときは
お客様の要望をきちんと傾聴した上で
出来るケースなのか?本当にできないケースなのか?を見極めているそうです。
特に、印象やイメージの相違が生まれないことを重要視されている印象でした。
そのため、カウンセリングの時点で
お客様の悩みを誤認識しないことが大切ですね。
どんな髪型にしたいのか?ではなく
どんなイメージになりたいか?を
最初に聞くと話す紫藤先生。
それに対して、今悩んでいること
イメージを叶えるために出来るメニューを提案することが
大切だとお話されていました。
3. 女性像を共有することがリピートのコツ
お客様のなりたい女性像を叶えるには
イメージをきちんと頭の中に思い浮かべることが大切です。
そのため、紫藤先生は
あえて1つのテイストにこだわるのではなく
ファーストイメージにセカンドイメージを入れて
お客さまの印象を考えているとお話されていました。
例えば、大人っぽさの中にも可愛さが残るボブ
など、2つの印象を重ねることで
より鮮明でお客様の印象に近づきやすい髪型をご提案できます。
ここまできたら、デザインを構成するための
要素を分解して考えていきましょう。
今回はフォルムと動きの関係性に焦点を当てて解説頂きました。
例えば、同じフォルムでも
動きがなくストレートであればかっこいい印象になります。
一方で、トップから動きがあれば
ラフな印象になりますよね?
このように掛け算を理解することで
イメージは大きく変わります。
セミナー内では、もっと詳しく女性像の関係性や
見極め方を解説していただいているので、気になる方はぜひご覧ください!
4. カットで癖の状態を見極める
カットするときはウェットでスタート。
まずか襟足の生え癖を確認します。
このときに襟足のレングスを基盤とし
カットを進めないことがポイントだと話す紫藤先生。
何故なら、襟足の髪を基準にすると
仕上がりのときに思ったより短くなったり
ウエイトが高くなりすぎる可能性があるからです。
そのため、襟足を基盤にするのではなく
襟足の上にどのように髪が重なっていくのか?
という見方でカットを進めていると
お話されていました。
また、くせ毛の方は
髪が乾くと広がりやすいという方がとても多いです。
ということは、普通に横スライスでボブを切ったら
ドライをした後に広がってしまう可能性が高いですよね?
そこで、紫藤先生は
縦スライスでボブのラインをカットされていました。
縦のラインを意識すると
縦で重なる髪のフォルムが見えやすいため
変に広がることを防いでくれます。
基本は指2本分の幅で
カットされていることが多いそうです!
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