2023年03月20日
ハイトーンカラーを艶々に仕上げる”トナーカラー”の作り方!
こんにちは!ライターの秋山です!
本日は「YU-ZA ─ 必ずカラーが上手くなる『ムラシャンの極意』」セミナーダイジェストをお送りさせて頂きます。
ハイトーンカラーの流行が続き、様々な技術や薬剤、処理剤などここ数年で目覚ましい勢いで進化を遂げています。
ブリーチ戦国時代の真っ只中、お客様にも美容師にも求められているのは「継続可能なデザイン」ではないでしょうか。
ハイトーンカラーが流行りではなく定番になってきているからこそ、確かなリタッチ技術やブリーチやオンカラーの薬剤選定の知識が必須となってきています。
このセミナーではその全てが学ぶことができます。
こんな方にオススメ
・明日から使えるオンカラーの知識が欲しい方
・ブリーチリタッチに不安がある方
・ハイトーンのお客様をリピートさせたい方
最大の見どころはオンカラー。
YU-ZA先生流にアレンジされたムラサキシャンプーでオンカラーをしていくのですが、技術を駆使し「時短、ダメージレス、残留しない」の三拍子が揃った仕上がりがコチラ。
このセミナーを見て練習すれば、誰でも間違いなく数段レベルアップします。明日からすぐに使える情報も盛り沢山!
美容師人生が変わる270分を是非体験してください。まずはセミナーダイジェストでその一部をご紹介させて頂きます!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・薬剤選定
・YU-ZA先生オリジナルオンカラーレシピ
・ムラシャンレシピ一覧
2. 失敗しないハイトーンリタッチ
モデルさんのBeforeからご覧下さい。
根元は4センチ近く空いており、毛先は19Lvに達するであろう難易度鬼の状態。
ブリーチベースの作り方は、以前登壇して頂いた際のやり方とは変わり進化していました。
どんなに難しいベースでも失敗しない為のコツを伝授して頂きます。
・ブリーチの薬剤選定
・スライスは5ミリ以下
・頭の丸みに対して集めて毛束を取らないで分ける
・塗布量のコントロール
・ペーパーやコットンの置き方
などなど。
特に継続的にハイトーンをしていく中で注意しなければならないのは断毛です。
切れ毛を作らない為の技術や考え方を是非とも参考にして下さい!
本編では上記を詳しく解説して下さると共に、他にもまだまだYU-ZA先生のこだわりがございます。
特にハイトーンの土台となるベース作りは必見です!
3. 19Lvを断毛させない脱染方法
19Lvの毛先の残留色素を脱染したい。
しかし、少しでもブリーチを混ぜたら絶対切れる!
そんな時はこの脱染方法で乗り切れます。
根元にたっぷりと塗布して反応が終わったブリーチを毛先に伸ばしていきます。
それにプラス“あるもの”を毛先に塗布してミックスすれば、過度なダメージを与えずに脱染が可能となります。
こんなに減力してもなお脱染がてきるとは驚きでした。何を使用したかは本編でご確認下さい。
逆に言えば減力した脱染で、取り除ける程度のオンカラーをしていく事が大事だと仰っておりました。
ムラサキシャンプーでオンカラーをする理由の一つがこれです。
ハイトーンのお客様のリピーターが増えていく程必要な技術になってきます。
脱染後には暗い箇所に追いブリーチをしていきます。
この際も無理して明るくし過ぎない、残留があっても揃えようとし過ぎない。
そういったところの見極めもとても大事なのです。
今回も中間に謎の残留が見られましたが、これ以上は危ないと判断してそのままスルーしました。
ブリーチワークに関しては危ないかも?と迷った時はやらないという判断が後悔しないポイントになります。
4. ムラサキシャンプーオンカラー理論解説
ムラサキシャンプーでオンカラーをする上で、
まずはどんな風に染まるのか?何を使うのか?などを解説して頂きました。
ムラサキシャンプーで染めるといっても、既製品のムラサキシャンプーを塗布するわけではありません。
ムラサキシャンプーにプラスして“塩基性カラーやカラー剤”を混ぜてカスタマイズします。
どのように混ぜたら良いのかなどレシピはここで公開できない為、そもそも何故ムラサキシャンプーが良いのか?につい2つ紹介致します。
●シャンプー台で塗布から放置が完了する
まずは時短ですね。ハケで塗布するよりも圧倒的に早いです。
それだけでなく、ハケで塗布するとテンションがかかってしまったり、摩擦などにより物理的なダメージを負ってしまいます。
その点トナーでオンカラーの場合、物理的なダメージは最小限で抑えられるのも利点です。
●残留しにくくブロンドに戻ってくれる
アルカリカラーでオンカラーすると比較的残留しやすくなります。
大体のメーカーの薬剤が15分〜20分置く事で毛髪内で完全発色します。
そうなるとよく言えば持ちが良くなるのですが、なるべく残留させたく無い場合には邪魔になってしまいます。
そこでムラサキシャンプーでのトナーオンカラーです。この方法でオンカラーをすると、毛髪内の深層部まで届かない所で発色します。
だから残留しにくくなるのです。とても理論的でわかりやすいです!
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