2023年06月08日
白髪はメリット!?生涯顧客を作る《白髪活かし》とは?
年齢を重ねると多くの人が白髪と向き合わないといけません。
読者のあなたは、白髪に悩むお客様のライフスタイルに沿ったヘアカラー提案はできていますか?
白髪だけを染める暗い白髪染めの時代は終わりました。
最近では脱白髪染めや白髪ぼかしのような、明るい白髪染めが当たり前です。
今回のセミナーを見れば、最新の白髪染めテクニックが手に取るようにわかります。
WEEKEND/SALT 久保慎悟ー【グレイヘア似合わせ最新理論】白髪も黒髪もプリンにならないー脱白髪ハイライトテクニックー
久保先生の白髪を活かしたヘアカラー理論の言語化は、とにかく「凄い」の一言です!
白髪活かしを覚えれば、白髪に悩み始める30代以降の方も生涯に渡って担当できます。
こちらの記事では、以下の2つにフォーカスしていきます。
・脱白髪ハイライトのやり方
・白髪活かしの2回目以降の提案方法
福岡でフリーランス美容師とウェブライターをしている宇井がお送りします。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・白髪の量に合わせたブリーチテクニック
・リピートされるカウンセリング方法
・ブリーチ後のオンカラーの薬剤選定
・4ヶ月後まで自然に馴染む染め方
2. 久保先生オリジナルの白髪活かしとは?
今回のセミナーで紹介するのは、脱白髪染めの中でも難易度が高めの白髪活かしです。
白髪活かしは、久保先生オリジナルの染め方になります。
この染め方を覚えるメリットは3つ。
・白髪と地毛のプリン部分が目立ちづらくなる
・白髪染めでも自然なスジ感をキープできる
・毎回ブリーチをしなくて済む
早速ですが久保先生が施術した白髪活かしを紹介します。
beforeがこちら。
白髪が部分的に固まって生えているのがわかります。
そして、白髪活かしで染めたafterがこちら。
白髪染めなのに透明感もあり明るさもキープしています。
白髪活かし特有のスジ感も自然です。
さらにハイライトで作った部分と白髪部分の馴染み具合も良いです。
何よりモデルさんの雰囲気にヘアカラーが似合っています。
白髪染めはハイライトが強すぎると、ヘアスタイルだけ浮いて見えやすいです。
afterを見たらわかると思いますが、久保先生が作る白髪活かしはそのような違和感が全くありません。
久保先生オリジナルの白髪活かしは、冒頭でも少し触れましたが難易度がやや高めです。
しかし、久保先生がセミナーで教えてくれる《久保式脱白髪染めの7ルール》を知るだけで理解度がぐっと上がります。
3. 久保式脱白髪染めの7ルール
久保式脱白髪染め7ルールには、白髪活かしを作るためのポイントが記載されてます。
さらに白髪への考え方がぎゅっと詰まっているのでスクショ必須の内容です。
全ては見せれませんが、7ルールの1つめだけ解説します。
白髪活かしをするには、根元の髪を1色に染めてはいけません。
よくあるパターンが根元の白髪部分を黒に近い色で染めることです。
これだと普通の白髪染めと同じです。
根元を黒に染めると髪が伸びてきた際に、白髪と黒く染めた部分ではっきりと色が別れてしまいます。
そんなときは根元を黒とグレーみたいに2色にするだけで、髪が生えてきても自然に馴染みます。
もし、お客様から「普通の白髪染めは、どんなデメリットがあるんですか?」と聞かれたら「根元が伸びてくると、黒と白に分かれるから」と説明してあげてください。
お客様は良いも悪いもネットで拾った情報しか知りません。
そのため、白髪活かしをする前に「白髪染めとは、どんなものか?」を必ず教えてあげましょう。
また、久保先生が脱白髪染め7ルールの他にカウンセリング7ルールも動画内で紹介しています。
カウンセリングの際に役立つ内容ばかりです。
合わせてチェックしてください。
4. 白髪活かしの均等にハイライトは入れない方がいい?!
読者の中で、すでに白髪染めにハイライトを活用してる方はいますか?
久保先生のような仕上がりを目指すなら、ハイライトは狙った場所に入れるのがポイントです。
狙った場所に入れることで、このような根元から自然な白髪活かしができます。
一見、ハイライトは髪全体に入れた方が良さそうに見えます。
しかし、久保先生の白髪活かしはハイライトを髪全体には入れません。
なぜなら、白髪は髪全体というよりもピンポイントで固まってる場合が多いからです。
白髪活かしを成功させるには、白髪の量を見極めてハイライトを入れる必要があります。
もちろん、髪全体にハイライトを入れたらNGというわけではないです
また、白髪の量とは別にデザイン性のある白髪活かしを作るなら、入れておくべきポイントもあります。
動画内で入れるべきハイライトの場所を紹介しているのでチェックしてみてください。
ハイライトの入れ方については、こちらの表で解説をしています。
スライス幅やチップの太さなど、白髪活かしをするための方法がぎゅっと詰まっています。
これを見れば、ハイライトが苦手な方でも安心です。
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