2020年11月18日

もう白髪は染めません!活かす!ぼかす!なくします!!白髪W3D&白髪なくしWカラーで透明感カラーを叶えます!

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7. 薬剤選定

 

 
 
ブリーチ流した状態です。
ややグラデーションになっており根元1回目のブリーチ部分と2回目の部分が繋がりました。
 
 
薬剤選定をしていきます。ここで今回びっくりな商材が登場します。
来年発売予定のジェル上のオキシです。
 
 
ジェルという質感がコーミングの際にかかる負荷を軽減してくれますし、髪にしっかりと吸着してくれるので浸透効果もより期待ができます。
 
これならロングのハイトーンな方の塗布なんかも仕事がしやすくなりそうです!是非使ってみたいです!
 
 

 
 
早速ジェルオキシを使い、お薬を作ります。
オキシに対してラベンダー系+モーブ形+ピンクシャンプーを混ぜていきます。
 
 
こういった薬剤選定の仕方も井上先生ならではです。
オキシをメインに、カラーとカラーシャンプーを数パーセント混ぜ薬を仕上げます。
 
 
 
オンカラーは根元と毛先とでカラーは分けます。
先ほど紹介したジェルオキシを使用した薬剤が毛先用です。
 
 

 
 
根元と毛先でカラーを分けることはよくあることですが、ハケまで変えるこだわりよう。
 
 
早速根元から塗布していきます。
根元を塗布する際に極力毛先に付かないようにし、そのまま毛先まで一気に塗布していきます。
 
 

 
 
画面越しにも塗布がしやすそうなのが伝わってきます。
 
最後にしっかりとチェックもしながら時間を置いていきます。
 
 
 

8. ハイライト流し+塗布

 

 
 
ハイライトを流していきます。
ハイライトの流しで注意しなければならないのがベースのカラーがハイライト部分に色移りしないように流すことです。
 
 
特に今回アッシュ系のベースなので非常に色が入りやすいです。
 
 
ハイライト部分とベース部分をうまく分けながら流していくのですが、丁寧にアシスタントの方が解説してくれているので是非参考にして下さい!
 
 
 
塗布はこちらも根元と毛先とで分けてオンカラーしていきます。
 
根元はオキシをAC3%を使うことで黒髪部分をリフトさせないようにします。
 
ロートーンでもリフトしてしまうと退色時に明るくなりオレンジっぽくなってしまうからだそうです。
 
 
何故これを使うのか、何をしたくないのかがちゃんと理解されているからこそ、道具も薬剤も適材適所に使い分けることができるのですね。
 
 
 

9. 全頭ブリーチ流し

 

 
 
フルブリーチの流しの際は流した状態を見て最後にシャンプー台で色を補正します。
 
今日はピンク系の仕上がりイメージなのでピンクシャンプーで色を入れていきます。
薄く足したい時はシャンプーボールにお湯を溜めてピンク水でトナーする感じです。
 
今回はある程度濃く足したいのでそのまま泡だてて色補正していきます。
 
 
 

10. 白髪なくしダブルカラー仕上げ

 

 
 
シャンプーして上がってきた状態です。
この時点ですでに可愛い上に白髪があるなんて全くわかりません。
 
絶妙なグラデーション具合もまるで地毛かのように綺麗です!
 
 

 
 
そして乾かして軽くブラシを通しただけの状態がこちらです。
毛先は3回以上のブリーチ履歴があるにも関わらずこのツヤと質感。
 
今回もブリーチをしているのにBeforeの状態よりもサラツヤになってます!
 
 

 
 
ストレートで仕上げるとこの質感!
この後ろ姿を見て誰が白髪率30%だなんて信じますか?
 
 
ブリーチを敬遠する多くの方はダメージに不安を抱えてます。
しかしこの仕上がりを見ればそんな不安も吹き飛ぶのでないでしょうか。
 
 

 
 
こちらは巻いた状態です。
巻くと動きが出てグラデーションの具合がよりわかりやすくて素敵ですね!
 
 
井上先生が白髪をカバーするデザインを手がけるとここまで激変するのです。
お客様もとても嬉しそうな表情が印象的でした!
 
 
 

11. 白髪W3D仕上げ

 

 
 
こちらがドライ仕上げの状態です。
ストレートでもハイライトが馴染みナチュラルな仕上がりです。
 
 
今回が2回目の白髪W3Dというだけあってより全体的に透明感が出ています。
白髪染めでは絶対に出せない色合いです。
 
 
ベースも白髪を染めきらずにグレージュ系で整えているので、染まり切っていない白髪もナチュラルなハイライトの役割をしていて、白髪なくしWカラーと同様に白髪が混在しているなんて全く気づきません。
 
 

 
 
巻き終わるとこんな感じです。
派手過ぎず大人し過ぎず良い感じですよね!
 
 
ハイライトは繰り返ししていくと毛先に明るさが溜まっていくので、グラデーションのような見え方もします。
 
 
今後も3回目、4回目と白髪W3Dを定期的にしていくことで常にデザインの変化を楽しむことができます。
 
そうやってじっくりとスタイルを育てていく感覚をお客様と共有できると良いと思います!
 
 
 

12. 最後に

白髪なくしWカラーと白髪W3Dというボリュームたっぷりの内容でした。
 
もちろん仕上がりがそれぞれ素敵だったことは言うまでもありません。
それ以上に白髪をカバーするという悩みに対してこういった提案ができることとそれを高クオリティで提供できてしまうのが凄いと感じました。
 
 
 
美容師側が勝手な先入観で、白髪世代がブリーチなんてするはずないって思ってしまってはいませんか。
 
 
お客様もブリーチをしたいわけではないけど、こんな素敵なスタイルになるならブリーチしてもいいわ!という方もたくさんいると思います。
 
 
技術もさることながら、そういった提案やマインドなどの大切なことをチームshingiに今回たくさん教わりました!
 
 
提案するための知識と提供できるための技術。
何度もこの動画を見て少しでも多く自身の血肉にして頂ければと思います!
 
 
それでは最後までお付き合い頂きありがとうございました!
 
 

 
 
井上先生!アシスタントの皆様長丁場本当にお疲れ様でした!またチームshingiの発信を心待ちにしております!
 
 
 



 
《井上心義先生のセミナー一覧はこちら》

 
 
 



 
購入は2020年11月19日23:59まで!

 
 

13. 動画の一部を公開

 
 
 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
 
 
以上ヘアキャンプでした!

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