2022年10月31日

【パーソナルカラー診断】美容師による似合う髪色の提案メソッド!

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よく巷で話題に上がる“パーソナルカラー”
多くのお客様が興味を持たれております。
 
では、パーソナルカラーをヘアサロンに落とし込むとしたら、どのように活用したら良いでしょう。
 
友達から見られた時、家族から見られた時、恋人から見られた時、
自分はどのように見られているか・・・
 
パーソナルカラーを活用することで
個人に合わせて、似合う色を提案していくことが可能になります。
 
オンリーワンなヘアカラー提案をしていく上でも、非常に重要な項目!早速、紐解いていきたいと思います!
 
 
 

1. パーソナルカラーとは

 
 

 
 
パーソナルカラーとは、
その人の生まれ持った肌、瞳、髪の色や質感と雰囲気が調和する色のことを指します。
 
簡単に言えば、「似合う色のこと」
 
加えて、肌の色、顔立ち、ファッション
それぞれの相互関係も踏まえて考えていくことが大事になります。
 
●肌に対して・・・顔が明るく見える血色と透明感
 
●顔立ちに対して・・・明るさの度合いのこと。肌艶が良くなるためのハリのあるイキイキとした印象。赤ら顔やしみ、クマなどが目立ちづらくなる
 
●ファッションに対して・・・より自分らしく似合う色や、なりたい雰囲気に合わせて変えていける
 
パーソナルカラーに関しては
ファッションや体格、色に特化したものなど様々な流派や資格があります。自分自身の仕事に合わせて学んでいくことが大切になります。
 
 
 

4シーズンについて

“4シーズン”とは、似合う色を大きく季節(春夏秋冬)イメージに合わせて4つにグループ分けする最もメジャーな分類方法になります。
 
 

 
 
●春(スプリング)
明るく元気なイメージ
イエローベースで明るく鮮やかな色

 
●夏(サマー)
優しくフェミニンなイメージ
ブルーベースで明るくくすんだ色

 
●秋(オータム)
ゴージャスで落ち着いたイメージ
イエローベースでくすんだ色

 
●冬(ウィンター)
クリアでシャープなイメージ
ブルーベースではっきりした色

 
実際に診断をするとなると、ドレープを使ったりで1時間は要するとの事。では、敢えて診断する事なく見極めていくことは可能なのか?
 
それは、上記の分類を頭に入れた上で、小さい診断を積み重ねていくことを意識していくと良いでしょう。
 
“瞳の色、血管、唇、肌、地毛、デザイン”それぞれどのような特徴があるか見ていきます。
 
同時にお客様の着ている洋服や、施術に入る際にタオルやクロスの色からも、
「お客様の顔色がどう変化したかな?」等を細かく観察していくことで、的確なお色提案ができるようになります。
 
 
 

2. お客様に似合う髪色を選ぶコツ

パーソナルカラーを通して、お客様の似合う髪色を選ぶために意識すべき項目をピックアップしました。
 
 

 
 
大前堤として、
パーソナルカラーを把握して色を決めていくことに固執しすぎると、足元をすくわれてしまう可能性があります!
 
つまり、“お客様の満足度に直結しているか”そこに重点を置くことを忘れてはいけません。
 
ここを結びつけていくためにも、以下の項目を意識していきましょう。
 
・仕上がりのトーン
・仕上がりの色相
・褪色明度
・環境による見え方
・ライフスタイル
・来店周期
・環境による見え方
・ライフスタイル
・来店周期
・予算
・デザイン

etc….
挙げていくと他にも項目があるのですが、ひとまずここまで。
 
これらを聞き出して、今までにないヘアカラーを提案していけるといいですね。
 
 
 

3. まとめ

パーソナルカラーを踏まえつつも、そこに捉われすぎずにお客様の満足度に応えていくことが大事。
 
お客様のニーズがどこに存在しているのか。
そこにいかに寄り添っていくかが、何を取り入れていくにも重要になります!
 
しかしながら
このパーソナルカラーという武器を、日々のサロンワークに活かしていけたらデザインの可能性も広がりそうですよね!
 
プロとして、
オンリーワンのカラー提案ができるように、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
 



 
 
 

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