2021年03月03日
逆エアータッチって何!?もうシャドウルーツも怖くない!簡単オンカラーテクニック大公開!
こんにちは!ライターの秋山です!
呪術廻戦にハマり過ぎて子供と領域展開しまくっているおじさんは僕です。
ちなみに35歳になった今でもジャンプは欠かさず毎週購読しております。
今回のセミナーはiLe.代表の西村涼先生による
「reverse balayage open air」
をダイジェストでお送り致します。
西村先生はハイライトやバレイヤージュ、エアータッチなどを駆使したデザインカラーで多くのお客様や美容師を魅了。
最近ではシャドウルーツのデザインを多く手がけていて、今回はそのシャドウルーツの履歴をいかした施術内容を教えて頂きます。
まずはダイジェストをご覧ください!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・シャドウルーツ技術
・ブリーチ1剤コントロール
・2剤オキシコントロール
・ホイルワークのメリット、デメリット
・ムラにならない塗布技術
2. モデルビフォー
今回のモデルさんは普段から西村先生の元に通っているお客様で前回シャドウルーツをして退色した状態です。
退色がすでにキレイなのが素晴らしいです!
そして今回の履歴にエアータッチをして通常とは逆の手順でベースを作っていきます。
本来エアータッチの方法としては、ドライヤーで落とした毛束を避けて残した側をホイルでセパレートしながらブリーチをしていきます。
しかし、リバースバレイヤージュの場合は落とした毛束をホイルでセパレートして暗い色を塗っていき、残した側を後からブリーチを塗布していくのです。
この時点ではどんな仕上がりになるのか全く想像できません。
こういった逆転の発想に行き着く方って本当にすごいなと尊敬します。
そしてこの項では西村先生のキレイな仕事ぶりにも注目して頂きたいです。
キレイな仕事が出来る人ほど早いし、仕上がりのクオリティーも高い気がします。
僕もそんな西村先生の仕事ぶりを見習いたいと思います!
3. ウィッグ塗布
ウィッグの塗布ではシャドウルーツのオンカラー技術を細かなコツと共に教えて下さいます。
シャドウルーツはオンカラーで作るバレイヤージュのデザインなのでそのまま仕上がりに直結します。
根元のカラーが毛先についてしまったり、暗い部分の比率が少なくなってしまうなどの失敗が起きやすいデザインです。
そんな失敗の経験や悩みがある方は必見です!
また、iLe.では自店で扱っているカラー剤のスペックを確認する為毛束を使って発色の具合を共有しています。
そうする事でカラーチャートよりもリアルな発色がわかります。
また、ロートーンに関しては残留具合も見れるように毛束を作ってます。
結構自店にあるカラーがどういう発色をするのか把握しているお店って少ないのではないでしょうか?
こういった部分をより明確にしておくとオンカラーの時の配合を考えるのが怖くなくなります。
是非一度自店のカラー剤を調査してみて下さい。
4. モデルオンカラー
ここでは先ほどのウィッグ同様にオンカラーのテクニックとレシピの考え方が学べます。
ウィッグの時と違うのはベースがすでにエアータッチで境目がぼかされている為、ぼかしはそこまで気を張らなくても大丈夫です。
毛先には何がなんでも付けないようにハケの使い方や塗布の仕方にも注目して下さい!
根元を塗布したらそのまま毛先の塗布もしていきます。
毛先の塗布で大事なのはとにかくスピードだと西村先生はおっしゃっていました。
あまり時間をかけ過ぎてしまうと根元が発色してしまう為、根元から中間のぼかしが出にくくなってしまいます。
ぼかし部分で言えば今回前髪がエアータッチをしていません。
エアータッチを施していなくてもぼかす塗布の仕方も教えて頂いています。
前髪の一箇所だけの工程ですが要チェックポイントです!
ウィッグのオンカラー後に見るとシャドウルーツでのオンカラーとエアータッチベースのオンカラーの違いが良くわかるので本編では是非その違いを感じて欲しいです!
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