2021年09月30日
望月先生に習う。丁寧な暮らしとニュアンスハイライトで1ランク上のブランディングへ。
少し肌寒くなってきて、重ね着ができる季節になってきました。
秋はお洋服も欲しいし、美味しいものも食べたいし、新しいアクセサリーも欲しいし、冬に向けてコフレも出るし、圧倒的に「欲」の秋です。
そんな私は先日UNIQLOで諭吉さん数枚の散財をしました。
こんにちは詩歌です。
さて今回は、2021年09月27日に放送された
「SIGN 望月 美侑 ─ 上質で柔らかい質感のニュアンスボブとベージュのハイライト」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
柔らかい質感で優しい雰囲気を演出する望月先生のハイライトは、20代~30代を中心に幅広い層のファンを抱えています。
女性らしい丸みや繊細な毛の質感、そしてそれを確信に変える、じゅわっと血色のある温感肌。誰しも元々のすっぴんがこんな感じだったらどれだけいいだろうかとハンカチを咥えながら涙したことがあるに違いありません。
今回は、そんなこだわりを持って演出された”女性らしさ”をいやらしくなく、作り込んだ感じもなく、それでいて圧倒的に美しく仕上げる望月先生のテクニックを余すとこなく伝授していただきたいと思います。
難しいことはしてないのにちょっとポイントを抑えるだけでこんなにも可愛くなれるなんて!!一緒に感動したい方はぜひ受講してみてください。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ハイライトの入れ方
・お肌が綺麗に見える透明感カラーレシピ
・女性目線で作る柔らかい質感のヘア作り
・上質なお客様を呼ぶためのブランディング
・メイクのポイント
2. ニュアンスボブの切り
今回のセミナーは本当に全員可愛い女子しか出てこない神回なのでコラムを読んだ全員に見ていただきたいのですが、なんと胸まで届きそうなロングを今日はバッサリ、鎖骨くらいの長さにカットします。
かなり勇気の必要な長さをカットしますが、ぷつっとした毛先のラインは変えずにブラントで少し前下がりのスタイルに切っていくので、なんとなく雰囲気はそのまま活かせそうな予感がしています。
ベースカットは無駄なくサッと、10分ほどで。
大事なのは仕上がりのイメージをしっかりと持つこと。
ハイライト前なので、セニングもほどほどに、あっという間に表面にも少しアウトレイヤーの入ったボブのベースカットが完成しました。
3. ベージュのハイライト下ごしらえ
最終的にベージュのハイライトに仕上げるために、ハイライトを入れなかった部分もあらかじめカラーリングして下ごしらえをします。
カラー剤には明るくするのが得意な剤や、赤みを削るのが得意な剤、深みのある色を出すのが得意な剤など様々な種類がありますが、1度に何役も押し付けてしまっては本当に求める色が出せなくなってしまいます。
今回はオレンジ味のあるベースからベージュにしていくための途中経過となる色をここでは設定してきます。
どう言うこと?と思われるかもしれませんが、原理は簡単。
例えばハイライト→流し→全体カラーとしたときに、ベースのオレンジ味を抑えたいから、全体カラーの時に青を入れたとします。そうするとブリーチしてない部分は綺麗な色になったけどハイライトのところはマットな感じにくすんじゃった。なんて経験これまでにないでしょうか。
このように1度に極端に色味を調整しようとすると、色相差がある部分にはその選んだ”色”がダイレクトに影響してきてしまいます。
では今回オレンジ→ベージュにしていく上で望月先生が選んだ色は何色だったか…ぜひ予想しながらご覧いただけたらと思います!
4. オンカラーで決まる似合わせベージュ
ハイライトが入って全体のベースもいい感じでトーンダウンされました。
ここからは目的色に対して何が足りないか、何を足さずに色を出すか考えながら使う剤を決めます。
偶然私が愛用しているカラー剤と望月先生が使っておられるカラー剤が同じ色で心の中でガッツポーズを作りました。ヘアキャンプユーザならきっとわかるはず。
改めて自分が「好きだな。」と思う色味を作る美容師さんはみんな使うカラー剤も似ているのかな〜なんて思ったりしています。
ブリーチの抜け具合、そして上がりの色を見て細かく色の設定をしていきます。
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