圧倒的なハイトーンの作り方!iro.樗木 佑太 × iLe.酒井 元樹の最強コラボ!!テクニックからロジックまで全て教えます。

カラー

2020.12.24

圧倒的なハイトーンの作り方!iro.樗木 佑太 × iLe.酒井 元樹の最強コラボ!!テクニックからロジックまで全て教えます。のサムネイル画像



こんにちは!ライターの秋山です!
年末の繁忙期ということで忙しくサロンワークをしている方も多いのではないでしょうか?

この時期は1年の集大成を放出する日々と共に、来年に向けて準備に入る期間でもあると思います。
是非年内最後のライブ配信をご覧になり、新たな武器を磨きましょう!



さて、今回のセミナー内容は

iro.樗木 佑太 × iLe.酒井 元樹の【頭の中】─ リアルサロンワークで生み出すテクニック


ということでタイトルを聞いただけでワクワクが止まりません!


ハイトーンカラーが好きな方なら知らない方はいないビッグネームの御二方。

まずはiLe.代表の酒井元樹先生。
酒井先生はHAIR CAMPのプラットフォームでオンラインを運営されており、すでに入会したくとも満員で入ることのできない人気講師です。

Instagramでは美容師からも一般の方からも支持の多いインフルエンサー。
ゲリラ的に行われるライブ配信ですら有料セミナー並みの内容です。


そしてiro.代表の樗木佑太先生。
樗木先生は某有名店でカラーの研究チームに所属されていて、今も尚技術を追求し続ける研究者。


HAIR CAMPで一度セミナーを行いましたが、注目度も満足度も桁違い。
軽率な言葉を使えばまさにレベチ。

これからもっとメディアへの露出も増え人気講師になること間違いなしです。


そして只今クリスマスキャンペーンが開催中です!
期間中はアーカイブ延長期間として、購入後いつもより長くセミナーをご覧頂けます。


共演は瞬きすることすらもったいないと感じる至極の時間。
是非何度もご覧下さい!


ますばこちらを最後まで読んで参考にして頂ければ幸いです!
それではセミナーダイジェストをお送り致します!




《コラボセミナーはこちらから》




※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは こちら をご覧ください。


1. セミナーチャート

☑こんなことが学べます
・ブリーチリタッチの技術
・ブリーチ剤を選ぶ考え方
・ハイトーンカラーの処理の仕方
・塩基性のシームレスなグラデーションの入れ方
・ハイトーンデザインのスタイリング
・美容師としてのマインド


2. モデルBefore(酒井先生&樗木先生ロングver)

さてまずは樗木先生のモデルさんから。

毛先のアンダーレベルに対して新生部は1センチ。
樗木先生曰くこの伸び具合がリタッチをする最適な間隔なんだとか。





ハイトーンに慣れていない方からすれば怖いリタッチ幅。
わずかな幅では、ディバインディングラインを越しやすく切れ毛が増えてまうのではないかと心配してしまいます。


安全策を考えてオンカラーで根元暗め設定にして誤魔化してしまいがちだと思います。
恥ずかしながら僕自信何度そういった提案をしてきたことか。


しかし、今回のようなホワイトピンクというペール系カラーの場合は1センチ幅でもしっかりと染めるのが理想です。



そして、酒井先生のモデルさんは毛先に黒染めやオンカラーの残留が感じられる状態。
しかし欲しい明度までは明るくなっているので今回の仕上がりには特に影響は出ないそうです。





酒井先生のモデルさんの仕上がりイメージは寒色寄りのホワイトベージュにイエローの塩基性カラーでグラデーションを作っていきます。

酒井先生のインスタグラムの投稿でもよく見る酒井先生らしいデザインです。


3. ブリーチリタッチ(樗木先生ロングver)

早速ブリーチリタッチをしていきます。
今回この場でブリーチをするのは樗木先生のモデルさんだけです。

選定したブリーチはアリミノ120の6%2倍。
ブリーチの中でも比較的パワータイプの薬剤として知られているかと思います。





リタッチはシンプルにスライスを取りすぎず、根元にも付けずディバインディングラインに注意しながら塗り進みます。

樗木先生が心掛けていることは的確な塗布をすることだそうです。
チェック塗りをしてペーパーを挟んだら、追いブリーチなどはせず一発で時間を置いていきます。





触り過ぎないことで境目に負担をかけない作業を意識しているそうです。



一方酒井先生の方は、ウェット状態にしてベースのカラーを根元から毛先までワンタッチで塗布していきます。

塗布の際に気をつけていることは、しっかりと薬剤をのせること。
そうすることでオンカラー時の塗布ムラを防いでくれます。





また酒井先生は毛先に対してコーミングをする回数がかなり少ないように思えます。

ハイトーンカラーにおいて質感やツヤ感にこだわる酒井先生だからこそ、なるべくダメージレスにするための塗布の仕方にこだわっているのだと思います。


4. 3人目モデルBefore(樗木先生ショートver) &塗布(酒井先生&樗木先生ショートver)

樗木先生のもう1人のモデルさんのBeforeです。
ブリーチを色んなサロンで繰り返しているモデルさんなので多少のリフトムラがある状態。





同じブリーチリタッチをするにしても薬剤や塗布量、放置時間が違えばそれは違う履歴として髪に残ります。
そうした履歴の積み重ねが全体のムラになってしまいます。


今回は事前にリタッチをして仕込みが完了しています。
リタッチは先ほどの方法と薬剤を同じように施術しています。


こちらの仕上がりはライムミント系。
ペール系のグリーンを狙っていきます。


ペール系のグリーンはかなり難しくどんな薬剤を使えば良いのか迷いますよね。
動画を見ればレシピはもちろん、その薬剤の選定の考え方まで聞けるのでかなり参考になります。

とはいえやはり大事なのはブリーチワークによってベースをいかに綺麗な状態に整えるかということ。
各施術の大切さがよりわかってきます。


そしてそのままオンカラー。
樗木先生もたっぷりとしっかり塗布をしていきます。

このショートのレングスでも総量が200gオーバーだそうです。





もう塗っているそばから色が可愛いですね!


5. グラデーションを入れる(酒井先生)

そして酒井先生のモデルさんはベースカラーの流しを終えてグラデーションの塗布に入ります。
ベースカラーはレシピの隠し味が効いていてキレイに均一な色合いになりました。





黒染め履歴がある状態とは思えません。
このままでも充分過ぎるほど可愛いのですが、ここから酒井先生らしいデザインを足していきます。


グラデーションの場合フリーハンドで境目をボカすというのが一般的ですが酒井先生はある別の方法で塗布をしていきます。


この方法なら塗る人の技術レベルに差ができにくいので、アシスタントにも安心して任せやすくなります。
こう言った部分も感覚では無くしっかりと理論があるのでその辺も動画では解説してくれています。


そして当初予定にはありませんでしたが、顔周り部分にピンクを少し入れます。
こういったインスピレーションを大事にしているそうです。

サロンワークでも思い付いた時に「こうしたらもっと可愛いと思うよ」とお客様に伝えてデザインが変更されたり足されたりすることがあるそうです。


そういった提案がお客様との信頼関係を築いてくれるとおっしゃっていました。

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!



6. 1人目モデルオンカラー(樗木先生ロングver)

続いてはブリーチリタッチを終えたモデルさんのオンカラーに入ります。
こちらのモデルさんの仕上がりイメージはホワイトピンク。





すでにブリーチワークでベースが綺麗に整われているので薬剤選定や塗布方法がシンプルにワンタッチで済むのです。


これは今回のモデルさん3人とも同じでどれだけブリーチワークが重要なのかが良くわかります。

そして仕上がりはペール系の設定ですが、今回はアルカリカラーを使用しています。
僕の中では勝手にハイトーンのペール系は塩基性カラーを使うことが多いものなのかと思っていました。


しかし強アルカリの薬剤を使用することで、シャンプー時に流れて色が落ちてしまいやすいピンクもしっかりと定着してくれます。


またアルカリカラーで染めるもう一つのメリットはムラになりにくいということも言えます。
特に今回のようなロングの方は根元と毛先で色ムラになりやすいケースです。





ブリーチ後のアルカリでオンカラーするにあたってはダメージを気にされる方もいらっしゃると思います。
ダメージに関してはオキシやクリアでpH調整やダメージ低減をしているそうです。


8. 仕上げ

それでは続々と仕上げに向かっていきます。
今回は酒井先生が巻き髪のスタイルで樗木先生はストレートのスタイルです。


樗木先生は普段のサロンワークからストレート仕上げが多いそうです。
誤魔化しの効かないストレートで仕上げるというのはそれだけ自信のあるものを提供しているということだと思います。



酒井先生のスタイリングはデザインとマッチしているだけでなくツヤが凄いです。
余談ですがお客様の大半がインスタグラムの投稿で見るより実際に目で見るカラーの仕上がりの方がすごいとおっしゃって頂けるそうです。

最早iPhoneが酒井先生に追いつけてないのです。





肩のレングスのスタイリングは結構難しいという声も聞くのでとても参考になります。
今回は波巻きベースのスタイルです。

最後はiLe.オリジナルの仕上げ用オイルを使ってしっかり馴染ませます。
サロンワークではこれしか使っていないと言う惚れ込みよう。





今回のセミナー前に樗木先生とコラボしてインスタライブを行っていたのですが、そこでも樗木先生にオススメしていた程です。

そして今回の3スタイルの仕上がりがこちら。




何という透明感。
ピンクはまるで塩基性カラーの1週間後のような淡くて柔らかい色合い。


ミントカラーも青みに振られ過ぎずしっかりとグリーンに。
それでいてクリアに染め上がりました。凄すぎますね!


このツヤ感とペール感は確かにストレートで見たいと思ってしまいます。


濁りのないイエローのグラデーションは、カラーで気にしがちな色の変わり目が美しいです!





そしてこうして並んで見るとまさに圧巻の仕上がり本当に素敵過ぎます!!


しかしこういった仕上がりもベースさえ整えれば今日の動画内のことをそのままやったら必ず誰でもできます。
それだけシンプルなんです。


大胆で派手なデザインを支えているのはやはりベーシックの積み重ねでしかないのです。
今日のテクニックの中で目新しいものも小難しいこともありません。

それでもたくさんの気付きがあります!施術に関してはここまでです。
最後は深掘りポイントやマインド部分も勉強しましょう!


9. 対談

さて、最後は対談です。
同じハイトーン系のデザインを武器にインスタグラムで数多くのお客様や美容師からの支持を集めるお二方。

しかしここまでの道のりは全く違いますし、カラーやブリーチの理論やデザインのアプローチも違うお二人がどんなお話をするのかとても楽しみでした。





そして約1時間の対談を観て改めて気が引き締まり明日からまた頑張ろうと思えました!

もっと言えばやっぱり美容師って最高のお仕事なんだなと誇りを持てましたし、この気持ちに恥じない行動と成長をしていこうとついつい熱くなってしまいました。


なんとこの対談はHAIRCAMPのMediaにて無料で公開中!
美容師の胸をうった熱いトークをぜひご覧ください!

> ご視聴はこちらから!



10. 最後に

個人的に今回のセミナーは、まさにインスタグラムで拝見していた凄い人、天才的なお二人を一気に観れる豪華なセミナーだなと楽しみにしておりました。





その期待を超えるセミナーだったことは言うまでもないのですが、少し間違っていたな、ということも。
それは、お二人が恵まれた才能による凄い人、天才だと思っていたことです。





今のお二方を見ればやはり凄いし天才的だし唯一無二だと思うのですが、お二人ともこれまでに沢山の失敗をして沢山の勉強や研究に時間を使った努力と継続の天才だったのだなと感じました。

そういった土台がある先生方のセミナーは、上手くいかないともがいている僕らにもとてもわかりやすい解説で、夢中に観ていてあっという間の4時間となりました。

このセミナーはタイトルの通り、まさに頭の中を覗いているような最高の内容です!

酒井先生、樗木先生、そしてiLe.とiro.のアシスタントの皆様、ありがとうございました!





そして最後まで読んで頂きありがとうございました!





購入は2020年12月25日23:59まで!


. 動画の一部を公開



ヘアキャンプでは

ヘアキャンプはサロンの教育カリキュラムとしても多数導入いただいております。


美容業界に特化したスキルや知識を、自分にあった様々なスタイルで習得することができます。

自分のため、お客様のために、常に成長を求める皆様の欲しい学びが、ヘアキャンプにはあります。



「ヘアスク」では月額5,500円で2,500本以上のセミナー動画が見放題になります。

いつでも、どこでも好きな時間に繰り返し学習できます。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!



以上ヘアキャンプでした!

最終更新日: 2020年12月24日

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