2020年01月29日
トレンドに応える基礎作りを!CANAAN立石純也から学ぶ、寒色のカラーコントロール
今回は、2020年1月28日に放送された
「CANAAN 立石純也 今こそ知っておきたいhair color theory【カラーコントロール寒色編】」
の様子を佐藤真央子がダイジェストでお届けいたします。
質を求め“綺麗で美しい髪色”を求めるお客様が増えているからこそ、失敗できないカラー施術。
特に今は、ごまかしが効かない濃い色が人気を集めていることもあり失敗はできません。
お客様の感度も高まっている今だからこそ、お客様のイメージする“色”を叶えるために
今一度立ち止まり、カラーの基礎を見つめ直すことも大切ではないでしょうか。
赤みが出やすい髪を持つ日本人が多く求める、洗練された“寒色”をとことん追究し学ぶ、実践なしの本気のカラー理論をたっぷりとお送りします。
1. セミナーチャート
・部分に合わせた寒色系カラーのレシピ選定
・寒色系カラーの色の性質と特徴
・ヘアカラーにおける色相環
・色を綺麗に出す補色の考え方
・モノトーンとは
・今の時代に合わせたレシピ
2. カラー理論のベースは、ブラウンコントロールにあり!
まずは立石先生の、前回のセミナーで学んだ「ブラウンコントロール」について復習していきます。
ブラウンコントロールとは、どんな色の表現や再現にも欠かせない基本となる考え方です。
レシピの考え方や薬剤の使い方が変わる、カラー施術のカギとなるこの知識について学びます。
今回のセミナーでは、ざっくりと復習する形ですが
立石先生のセミナー第1弾、
「【CANAAN 立石純也 今こそ伝えたいhair color theory【ブラウンコントロール編】」のアーカイブが2月1日から販売開始することが決定。
ブラウンコントロールの理論や実践はもちろん、カラー剤についての基本知識など“カラー”についてまんべんなく学ぶ3時間となっています。
もっとしっかりとブラウンコントロールについて学びたいという方は、ぜひこの機会に再放送をチェックしてみてください。
▶︎第一弾のセミナーの様子はこちら
3. 寒色を綺麗に仕上げるための、3つのポイント
寒色だけでなく、カラー施術を行う上で押さえておきたい“色”についての3つのポイントがあります。
それは
《性質》《印象》《質感》
この3つのポイントを押さえ色の特性を理解することで、目的の髪色を再現するためのレシピや補色を判断し綺麗に仕上げることができるのです。
3つのポイントは、どのように重要となるのでしょうか。
カラーの基本知識を確認しながら、寒色を綺麗に仕上げる理論と合わせて学んでいきます。
4. 重要!寒色系カラーレシピの作り方とそのポイント
《目的の色・明るさ・彩度・濃度+補色》
この方程式をベースに、髪を《根元/新生部》《中間/既染部》《毛先/ダメージ部》に部分分けし、
実際のお客様の髪の状態を想定したレシピの作り方を見ていきます。
手が施されていない根元に対してのカラーリングではなく、すでにカラーされた部分がどんな色になるのかを考えることが重要で、
根元以外の部分が目的の色に仕上がるように補色や薬剤の配合量を判断していく必要があるのです。
今回は、人気のアッシュを目的の色に設定して、薬剤の配合量について徹底解説。
また、立石先生考案の方法をもとに、彩度をコントロールするアクセントカラーの配合方法についても学んでいきます。
この立石先生考案の方法は、誰でも覚えやすいように簡略化したもの。
アシスタントの教育や普段のサロンワークを効率よく進めやすくなるので、ぜひこの機会に覚えておきたい方法です。
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