【学校では教えてくれない】黒木先生から学ぶ、髪がダメージを受ける要因と補修方法
2022.11.28

髪がダメージを受ける要因と補修方法を把握できていれば
不必要に傷ませることもなく、キレイな髪を保つことが可能です。
逆にこの事実を知らないと、その後に続くデザインのクオリティが担保できません。
今一度、頭に入れておきたい髪のダメージと補修のメカニズム。
この機会にしっかり学んでいきましょう。
1. 髪がダメージを受ける要因
髪がダメージを受ける要因にはいくつかあり、どれか1つ、または複数の要因が重なり合って髪のダメージに繋がっています。
いくつかある要因の中でも美容師の施術、またはお客様自身によるヘアケアに関係性が高いのが、物理的もしくは科学的な要因です。
物理的なダメージ要因
・紫外線
・ブラッシング
・ドライヤーの熱
・アイロン
・汗
科学的なダメージ要因
・パーマ液
・カラー剤
上記の理由に加えて、老化や生活習慣による弱体化(血流不全)も髪のダメージ要因として挙げられます。
ダメージする時の髪のメカニズム
ダメージした毛髪とは、
キューティクルがめくれて、
“きしみ”
や
“指通り”
を低下させた状態を言います。
毛髪に空洞が生じて、水分量、ハリコシ強度の低下。
パサついて、ツヤがなく、やせ細った毛髪をイメージしていただくと分かりやすいでしょう。
髪を水に濡らすと、必要以上に水分を含んで、乾きにくい状態にもなってしまいます。
一方で健康的な毛髪は、
キューティクル同士がしっかり結びつき、バリア構造で髪の毛を守っています。
ケラチンが満たされていて、髪に弾力があり、十分に保護された状態になります。
2. 髪のダメージ補修方法
ダメージした髪を補修するのに必要なものとして、
CMC、コラーゲンPPT、ケラチンPPT
というものがあります。
更に、最近ではタンニン、ジカルボン酸、トリカルボン酸などという成分が
CMC、コラーゲン、ケラチンをつなぎ合わせる効果を持ち、
空洞化した毛髪部分(ダメージホール)を保護してくれる働きがあります。
こうした栄養成分を、分子の大きさやPH値を考慮しながら順序立てて、
毛髪内部に浸透させていきます。
つまりこれらは
トリートメント技
術につながる知識になります。
3. まとめ
髪がダメージを負ったり修復するメカニズムを把握しておくことで、
お客様の毛髪状態を的確に診断していくことが可能です。
何が原因でお客様が悩んでいるのか?
髪のお医者さんとして、寄り添うことができます。
更に、この知識を肉付けして、その先のケミカル施術を極めたい人は
ぜひHAIRCAMP SCHOOLの「黒木式酸性ストレートマニュアル」にて黒木先生が
細かく説明してくださっております!ぜひチェックしてみてください!
最終更新日: 2022年11月28日
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