マスクをしていても可愛いミディアムレイヤー&前髪6パターン教えます!ウェイトコントロールを自由自在にマスターしよう!

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2020.11.11

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こんにちは!ライターの秋山です!
季節はすっかり秋になりましたね。気温が下がり寒さを感じる日も増えた今日この頃。

気温とは反比例するようにコロナの感染者数は徐々に増えてきています。
皆様も自己防衛お忘れないように!
いずれ明けるであろうこの厄災を頑張って乗り越えましょう!


そしてコロナと言えばコロナを機会に大きく変わったことがいくつかあります。
マスクをして生活することが多くなったこともその中の一つですよね。


今回のセミナーは、ある種トレンドになりつつある、マスクをしていても似合うスタイル提案を公開。

「lora.garden大沼圭吾 – コロナに負けない!ミディアムレイヤーの極意と、マスク映えする前髪デザイン6パターン」


のセミナーの様子をダイジェストでお届け致します!


大沼先生はユーモアたっぷりで、ヘアキャンプでもお馴染みの人気講師。
レイヤースタイルを中心としたブランディングで、Instagramではフォロワー1万人越え。

美容師としても支持されています。


大沼先生のInstagramではストーリーのハイライトで鬼滅の刃声真似メドレーも聞けるので興味のある方は是非!
僕は全部聞きました!上手過ぎです!!


それではセミナーの内容をお伝えしていきます!





《大沼圭吾先生とは?》




※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは こちら をご覧ください。


1. セミナーチャート

☑こんなことが学べます
・マスク姿でも可愛い、コロナに負けないミディアムレングスのレイヤーデザインの極意
・同じくコロナに負けない、マスク映えする至極の前髪カット6パターン
・お客様がマスクを装着されている際の撮影の留意点
・コロナにより美容室自体に緊張を感じてしまっているお客様の和ませ方3パターン


2. ミディアムレイヤーのポイント





すでに大沼先生のセミナーを受けたことがある方はご存知かもしれませんが、トレンドを抑えたレイヤースタイルにはいくつかのポイントがあります。
レイヤーカットのパートでは、そのポイントに注目。


まずベースは肩で自然にハネる長さで設定し、重めにブラントカットで切っていきます。

昔流行ったウルフスタイルのようなレイヤースタイルではなく、軽いシルエットだけどスカスカにしないで、重さを残すのがトレンド。

今の時代背景として、お客様のセルフヘアアレンジも一般的になり、コテやアイロンで毛先を巻く方が多くなってきています。
そのため、巻きやすさや巻いた後の質感の良さを出すために重さを残しているのだと思います。

更にツヤ髪や美髪といったワードがお客様からも注目されているので、レイヤースタイルでもパサつかず毛先も広がらないスタイルを提案されているのかもしれません。



そしてもう一つはミドルセクションにしっかりとくびれを作るということ。

毛先に重さを残していても、このくびれをはっきりと作ることで全体的に見た時に軽いシルエットになります。






最後はオーバーセクション。
オーバーセクションは骨格に合わせて長さを決めてどこに落ちるのかをしっかりとイメージします。

写真を撮る上でも1番映えるポイントなのでとても重要なセクションになります。


3. カウンセリングのポイント

セミナーでは事前にカウンセリングを終えているのですが、抑えておきたいポイントを解説してくれました。

これはミディアムレイヤーのカウンセリングのポイントというよりは、どんなスタイルや施術でも共通して言えることなので、大沼先生がカウンセリング時に気をつけているポイントだと言えます。





一つ目はイメージの共有をしっかりとすること。

切ったらどうなるのか?
コテは普段から使うのか?
この長さなら結べます


など、美容師側が当たり前に分かっていることでもお客様は理解していないこともあるので、お客様とのイメージの共有は妥協できません。



もう一つはビジュアルで共有すること。

何センチ切ります
あご下で切ります


など言葉でどのくらい切るのかという共有だけでは不十分なこともあります。


ビジュアルで共有というのは写真や画像を見て共有することです。
言葉だけよりお客様もイメージしやすいですよね。


そしてこれだけではまだ足りないという大沼先生。
耳でも目でもゴールを共有したけど他にどうしたらいいのか?


そこで「 2割共有 」が大切なんです。
イメージというゴールだけを共有するのではなく、2割経過時点での過程も共有することが「2割共有」です。





例えば肩の位置で切ると共有していても、肩の位置で切った時点でクロスを外して見てもらい、もう少し切っても大丈夫なら切り足せばいいし、もしもこの時点で切り過ぎたら土下座の準備です。





そうならない為にも、少し長めに切っておくと良いのかもしれません。

明日からどんなスタイルでも使えるポイントなのでしっかりと抑えておきましょう!


4. ベースカット

ベースカットは沼レイヤーでもお馴染みですが、ブラントで切っていきます。





長さは自然に肩のハネる位置で設定します。
お客様にはハネるという表現よりも肩に馴染む長さと伝えてあげると良いとおっしゃっていました。

ベースはシンプルに長さの設定をしたらクルっと一周サイドからつないでいきます。

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!



5. レイヤーカット〜毛量調整

そしてベースカットが終えたらレイヤーを入れていきます。
オーバーセクションはポイントであったように骨格に合わせて幅や長さを設定します。





オーバーセクションにレイヤーを入れていくと仕上がりがイメージしやすいですね。
この時点ですでに可愛い!


顔周りも軽くなってレイヤースタイルならではの色気が出てきました。


毛量調整はセニングでします。
基本的に仕上げたいイメージに対してどこが重いのか、どこを無くせば良いのかを考えながら調整します。

あとは根元から入れないことや、しっかり引き出したパネルの量感を見ながら調整していくことなどを意識しているそうです。



ベースの肩にあたる所は、よりハネやすく馴染みやすくなるようにセニングの入れ方に工夫をしていました。

毛量調整もやはり軽くし過ぎないように残すところは重さを残し、軽くするところは軽くします。

そしてミディアムレイヤーの完成です。スタイリング無しでもとっても可愛いですね!





6. 前髪1〜3パターン

そして1人目のモデルさんで3パターンの前髪デザインを作っていきます。





まず1つ目のパターンでレイヤーバングを作っていきます。
このレイヤーバングも大沼先生のレイヤースタイルを作る上ではお馴染みのデザインです。

メインになるバングとサイドの毛束の間に中間の長さの毛束を作ります。

そうすることで更にサイドの厚ぼったさがとれるのでオススメなんだそうです。
毛先の質感は顔周りもブラントで切って少し重めに作るのは全体を切る時と同じです。






2つ目のパターンは形は同じですが眉と目の間くらいまで切る短めのスタイルです。

目上のバングデザインになるので基本的には流すスタイルではなくそのまま自然に下ろします。





毛先はやはりブラント気味にすることでパッツンっぽいデザインになります。
それでも透け感のある前髪なので子供っぽくならないのです。






そして3パターン目は前髪ではなく顔周りのデザインを更に変えていきます。

ここまでメインバングにレイヤーバングを作っていました。
更にサイドの毛から少しレイヤーを入れることでリバースに流せるようにします。





そうすると一気に韓国風のスタイルに様変わりします。
前髪の長さや顔周りのデザインが数センチ変わるだけで全く印象が変わりますよね。





7. 前髪4〜6パターン

残りの3パターンは2人目のモデルさんに変わります。


4パターン目は長めの前髪デザインから。





長めの前髪は厚めに取り過ぎてしまうと重く見えてしまいがちなので、奥行きは浅めに横幅はやや広めに取りましょう。

逆に薄く取って更に横幅も狭いと、デザインになる部分が少なくなってしまうので浅く広く取ることを意識しましょう。






5パターン目の前髪はシースルーっぽく長めの前髪に変えていきます。

シースルー系は先ほどと同じく奥行きはあまり取らないのですが横幅はもう少し広めに取った状態です。





長さは鼻先くらいを目安にしておくと下ろした時に目に刺さりにくく邪魔に感じにくいのでオススメです。

こういったシースルー系はセニングで軽くし過ぎないようにして下さい。
横幅を広く取っていてるので落ちる毛先を広げるだけで軽く見えます。

セニングで軽くしてしまうとパサつきやすく傷みやすくなってしまうので注意しましょう。





最後の6パターン目は1パターン目と同じ形になります。
メインバングを作ってレイヤーバングを作るデザインです。

切る形は同じでも長さが違うだけで雰囲気は変わりますし、アレンジの仕方も変わります。





目よりやや下で設定した長さでのレイヤーバングのスタイルは、下ろすスタイルじゃなくて前髪無しのデザインにも変えられるので2WAYに使い分けができます。

レイヤーバングのスタイルは耳にかけたり結んだりしても可愛いデザインです。





8. 撮影について

最後にInstagramで人気が出てきている機能のリールの投稿の仕方も解説してくれました。

リールはInstagram版TikTokとして注目を集めていますが、まだまだライバルが少ないのでオススメなどに上がりやすいとも言われています。





SNSでのブランディングに是非活かしてみては如何でしょうか?


9. 最後に

終始大沼先生の作る空気感のまま楽しく、2時間弱の時間があっという間に感じるセミナーでした!


今回のテーマはマスクに似合うデザインということでしたが、セミナーを受けるまではイマイチイメージが湧きませんでした。

しかし、各スタイルやデザインをiPhoneで撮影しているのを見ると確かにどれもマスクに合うかもと思うようになりました。

マスクを付けているとお顔の露出面積が少なくなるので暗く重く見える印象があります。

そこに更にお顔にかかるようなヘアデザインであればより重さが強調されてしまいます。





しかしシースルー系のバングデザインや顔周りのレイヤーのデザインは、マスクをしていても重く暗い印象を和らげてくれるのですね。


前髪6パターンという無茶ブリのような企画の中そのどれもが可愛く、少しの変化で印象がガラッと変わるのを見ているのがとても楽しかったです!



最後に大沼先生が仰っていた「何の為に誰に向けた発信やデザインなのかを常にイメージした方が良い」というお話がありましたがとても胸に響きました。

大沼先生!アシスタントの皆様!ありがとうございました!!





最後までお読み頂きありがとうございました。




《大沼圭吾先生のセミナー一覧はこちら》






購入は2020年11月12日23:59まで!


10. 動画の一部を公開



ヘアキャンプでは

ヘアキャンプはサロンの教育カリキュラムとしても多数導入いただいております。


美容業界に特化したスキルや知識を、自分にあった様々なスタイルで習得することができます。

自分のため、お客様のために、常に成長を求める皆様の欲しい学びが、ヘアキャンプにはあります。



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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!



以上ヘアキャンプでした!

最終更新日: 2020年11月11日

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