均一に抜くから、速く仕上がる。マンツーマン美容師のリタッチブリーチ
カラー ハイトーン
2026.09.02

リタッチブリーチで黒帯や白帯が出てしまう、一人で塗ると想定より時間がかかってしまう。ハイトーンを担当するなかで、こうした悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
その原因は薬剤の強さではなく、もっと手前の工程にあるのかもしれません。
2026年08月26日に配信された『【待望の再登場!!】美しく、速く。感動を生む艶髪ハイトーン』をご紹介します。
講師は、サロンの代表を務めながらマンツーマンでの施術にこだわり続ける mizuki先生。

ブリーチカラーに特化し、「一人で塗るからこそ一回一回を丁寧に」というスタンスでお客様と向き合っています。
セミナーでは、リタッチブリーチの塗布からトナーでのオンカラーまでを実演しながら、薬剤選定の考え方や自己ブランディングが語られます。
今回の担当は、Webライター津々樹です。
1. セミナーチャート
・リタッチブリーチにおける仮塗りの位置づけ
・抜けムラ・塗りムラを防ぐスライスの考え方
・薬剤を強める前に見直すべきポイント
・トナーを使ったオンカラーの考え方
・マンツーマン美容師としての自己ブランディング
2. リタッチの仕上がりは「仮塗り」で決まる
セミナーのなかで繰り返し語られていたのが、リタッチブリーチは何よりも仮塗りが大事だということ。本塗りや薬剤選定よりも先に、仮塗りの精度が仕上がりを決めていきます。

ポイントは、根元の黒い部分をなるべく残さないこと。ただし塗布量を増やしすぎてホワイトラインや切れ毛につながるくらいなら、黒い点が残る方がまだいいと言います。髪が残る状態を優先する、という判断基準です。
さらに mizuki先生は、仮塗りの段階でスライスの取り方を変え、二段階で確認していく方法を取っています。手数は増えますが放置時間が短くなり、全体の所要時間はむしろ縮まるのだそう。丁寧さと速さが対立しないという発想が、セミナー全体を貫いています。
3. 薬剤を強める前に、塗り方を振り返る
ブリーチが思うように抜けなかったとき、多くの人はまず薬剤選定を疑います。しかし mizuki先生は、優しいブリーチでも、しっかり塗れていて時間を置けていれば、髪質によっては十分なレベルまで抜けてくれると話します。

だからこそ選定を見直す前に、塗布量と塗り方、工程ができていたかを振り返るべきだ、と。優しい薬剤で確実に塗れるようになり、手が速くなってきたら少しずつ強めていく。段階を踏むことが上達の近道になると語られます。
まず自分の手の内を疑うという順番は、美容の技術に限らずどんな仕事にも通じる話だと感じました。
4. 色落ちの美しさは、ベースづくりの段階で決まっている
「色落ちを綺麗にしたいので、オンカラーの選定を教えてください」。そんな質問をよく受けると mizuki先生は言います。
けれど、色落ちの美しさを左右しているのは、その手前にあるブリーチベース。デザインカラーが数多く生まれている今だからこそ、リタッチの技術と均一なワンカラーのベースが土台になります。

オンカラーは、シャンプー台でのトナーを軸にした方法が実演されます。席で塗るよりムラなく仕上げられること、ダメージを抑えられること、放置時間を有効に使えること。ここにもマンツーマンならではの時間設計があります。

似合わせの視点として印象的だったのが、「肌が白く見えるか」という基準です。パーソナルカラーの知識が「やりたい」を邪魔してしまうのは違う、という言葉も語られました。
5. 技術の外側にある、マンツーマン美容師の武器
セミナーの後半で語られるのは、自己ブランディングについて。技術を磨くのは当たり前。そのうえで、自分という美容師にファンがついてくれるかどうか。mizuki先生はSNSを活用しないのはもったいないと語り、自身が発信を伸ばしてきた過程を共有します。

なかでも印象的だったのが、ベンチマークする人を見つけたら、まずはアレンジを加えずそのまま真似るという話。間の取り方も、文字の構成も、喋り方も。そこから少しずつ自分の味を出していきます。
さらに、カウンセリングで信頼を得ること、仕上がりの写真を送ること、次回の提案まで届けること。予約がつながる流れを技術と切り離さず設計している点が印象に残りました。

6. さいごに
今回のセミナーは、リタッチブリーチという技術を通して、丁寧さと速さの両立、そして技術の外側にある付加価値までが語られる内容でした。マンツーマンという働き方を選んだからこそ磨かれた判断基準が、随所に散りばめられていました。
mizuki先生は、サロンの代表を務めながら、ブリーチカラーに特化したマンツーマン施術を続ける美容師です。SNSでの発信やセミナー講師としても活動されています。

実演は3時間を超えるボリューム。手元の動きや刷毛の角度、コットンやペーパーの使いどころなど、映像でこそ伝わる情報が詰まっています。
mizuki先生、ありがとうございました!
7. 動画の一部を公開
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オンラインサロンを見るここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
最終更新日: 2026年09月02日
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