-BOBへの情熱が紡ぐ-無数のデザインに繋がる、BASIC極みがここに降臨
カット ミディアム
2020.06.03

こんにちはSugaです。
気がつけば水無月を迎え、皆様にとって激動な5か月間であったと思います。
ようやく少し落ち着きを取り戻してきたこの6月・・・
この“時代”を生き抜くためにどうしたら良いのか。
そこのヒントが
HAIRCAMP
のコンテンツには沢山詰まっております。
今回は2020年6月2日に放送された
「PATINA 枝村 仁 – BASICを極めよう! “7パネルで切れる前下がりBOB”」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
“三度の飯よりボブが好き”
が座右の銘
枝村仁先生をお招きしてお送り致します。
ボブへの情熱が止まることはなく、理論を突き詰め、
そこの積み重ねが多様なデザインへと変換される・・・
“好きこそ物の上手なれ”
とは言ったものですが、
それこそが自分のアイデンティティとなり武器になっていきます。
枝村先生はメーカーやディーラーのインストラクターとして、
全国年間60本以上のセミナーを行っております。
また、先生のオンラインサロンには
全国から300名を超える美容師が集まり、日々高め合っております。
その理由は明確で、枝村先生の教える理論は超実践型。
明日からのサロンワークにリアルに落とし込む事ができ、結果もついてきます。
「100年続く未来の為に、
美容の教育という分野で、美容という価値を高めるお手伝いをしていきたい」
と、
先生は仰っております。
カッコイイ・・・
そんな熱い男
枝村先生のセミナーを一緒に覗いていきましょう。
セミナー後、
きっと貴方も貴女もボブがもっと好きになっていることでしょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは
こちら
をご覧ください。
1. このセミナーでは
・効果的なセニングの入れ方
・BASICをサロンワークに落とし込む時の意識
・骨格や髪質に対しての考え方
・質感調整でのこだわるべきポイント
・お客様に寄り添ったスタイル作りのポイント
2. ウィッグを使って、7パネルで切るボブの解説
まずはじめに、ウィッグを使ってのデモンストレーションです。
スタイルはワンレングスに近い、ローグラデーションの前下がりボブを
“7パネル”
で切っていきます。
資料も先生ご自身で作られておられますが、とても分かりやすいです。
1パネルずつにこだわりが詰まっております。
・1、2、3パネルはアンダーセクションでスタイルの土台になる場所
・4、5、パネルはミドルセクションでボリュームゾーンを整える場所
・6、7パネルはやフォルムコントロールをしていき、軽い印象を出す場所
等を、こと細かにウィッグを切りながら説明してくださいます。
枝村先生独自のBASIC理論は
今まで習ったことのないことが沢山詰まっております。
例えば、
“繋げないで切ることが大切”
とか。
私自身、今までは繋げて切ることが大切だと教わってきましたが
その真逆。
視点を変えるだけでこんなにも景色が違うのかと、目から鱗でした。
その他にも、
・指でパネルを引き出す意識
・コーミングの意識
・シザーの刃先の角度の意識
・身体の位置
そこまでこだわるんですか!
それはご飯より好きですよね!
と言ってしまうほどの情報量、、、、圧巻です。
3. ウィッグを使っての効果的なセニングの使い方
枝村先生は基本的に量感調整はドライの状態で切るそうです。
その理由は、お客様の癖を見極めて行いたいからとのこと。
セニングに関しても1〜7パネルの順で入れられていきます。
・お客様の癖に応じての切り方
・髪の毛を柔らかく曲げたい時のセニングの入れ方
・お客様の肌の透け感を意識してのセニングの入れ方
・根元、中間、毛先、どこに入れてどのような効果があるのか
など、丁寧に解説してくださっております。
セニングに関しても、本当に奥深い。
自分自身が普段何気なく行ってる技術を見直すことができ、
沢山の気づきを得られる内容です!
4. ウィッグで作ったスタイルを踏まえて、モデルをカット
今回のモデルのbeforeがこちら
モデルの状態は
・1年ぶりのカット
・多毛
・髪の内側に少し癖がある
ここから切りすすめます。
スタイルのウエイトの違いで、見える印象が変わってくるので、
お客様をどのようなイメージで切りたいのか?明確にしていきます。
今回は、可愛く若々しい印象に寄せるためIラインのボブに。
ボリュームゾーンをどこに作るか意識が必要です。
ここでは、素材の見極めを丁寧に行うのと同時に、
“お客様のライフスタイルにどのように寄り添えるのか”
を考えることがとても大事だと仰っております。
つまり、自宅での再現性がどれだけ高いかということです。
“乾かしただけで綺麗におしゃれにまとまる”
理想的なスタイルですよね!
5. モデルの髪質や骨格に合わせて量感調整
どこを柔らかく見せたいか、どこが必要ないか、どこを曲げたいか。
スタイルによって軽くする部分が変わってきます。
どのようにしたら動きが出てくるのかを意識するのかが必要になってきます。
ボブのラインを消さないよう活かして、綺麗なフォルムを保ったまま
適切な量感調整を行っていきます。
カットされる中で
“素材を壊さないボブ”
を意識されており、
その土台があるからこそのデザインの広がりがあると。
また、カットスピードにもこだわっているとの事で、
スタイルを構成する8割はベース、2割はデザインであるとのこと。
いかに8割を早く切るかが大事だと仰っております。
6. こだわりの質感調整を経ての仕上がり
スタイルのフロントとバックでは、つくる上で意識を変えていると仰っております。
・バックは、第三者から見られた時に、好印象になる意識で。
・フロントは、お客様本人を満足させる意識で。
これがお客様の
満足度+集客
にも繋がる秘密の一つです。
動画では、ここのデザインの作り方について
繊細な質感調整技術を巧みに駆使し、仕上げております。
ここのシザーの動きは一層なめらかで、まるで髪の中を泳いでいるようでした。
そして、仕上がりがこちら。
思いっきりバッサリと切り、大胆イメチェンとなりました。
7. さいごに
“デザイン”
をつくる時間をどれだけ確保できるのか、
それは“ベース”を切るスピードが必要で、
且つ安定感のある崩れないベースが必要です。
その後にようやく、デザインが乗ってくる。
ここの積み重ねは、スタイル構成する上では絶対に必要であり、
避けられない事です。
そしてこのように生まれたデザインは、単なる“ヘアデザイン”ではなく、
“人生をデザイン”
する事にも繋がっているのだと、
枝村先生は仰っております。
今回のセミナーも、とても内容の濃いものとなりました。
きっと、明日からのお客様へのアプローチが、変化している事と思います。
早くボブが切りたくなってきますね。
是非本編をご覧になって、レベルアップに繋げて頂けたらと思います!
枝村仁先生、ありがとうございました!
8. 動画の一部を公開
ヘアキャンプでは
ヘアキャンプはサロンの教育カリキュラムとしても多数導入いただいております。
美容業界に特化したスキルや知識を、自分にあった様々なスタイルで習得することができます。
自分のため、お客様のために、常に成長を求める皆様の欲しい学びが、ヘアキャンプにはあります。
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いつでも、どこでも好きな時間に繰り返し学習できます。
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オンラインサロンを見るここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!