ヘアスタイル×ファッションで似合わせるトータルコーディネート術!イッシキ的世界観の作り方。
カラー ハイトーン フォト スマートフォン その他 ブランディング
2021.07.23

こんにちは!ライターの秋山です!いよいよオリンピックが開催されますね!出場される選手には頑張っていただきたいです!
本日は「La familia イッシキ ケンタ ─ カラー×撮影。お客様バックショットを作品撮りクオリティに。」のセミナーのダイジェストをお送り致します!
イッシキ先生はインスタグラムでファッションやお客様の雰囲気にフィットしたヘアカラーをテーマに投稿されており、そのイッシキ先生の世界観に多くのフォロワーが支持しております。
そんなイッシキ先生ならではのハイトーンカラー×ファッション×撮影を学べるセミナーになっております。
それでは最後までお付き合い下さい。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは
こちら
をご覧ください。
1. セミナーチャート
・作品撮りの考え方
・お客様のバックショットをiPhoneでオシャレに撮る方法
・iPhoneでの編集方法
2. モデルBefore &ブリーチベース解説
今回のブリーチ処置前の状態がこちら。涼しげでとても綺麗です。
そしてこちらがカラー前のBeforeです。根元の新生部はブリーチでリタッチをしました。毛先には切れ毛も出てきている為、ブリーチは使用せずカラーリムーバーで脱染しました。
それでもまだ少し残留を感じますが、あとはオンカラーで調整していくということです。
オンカラー選定のレシピや考え方もわかりやすく解説して頂きました。
レシピの組み合わせよりも考え方がとても勉強になりました。
イッシキ先生御用達のクリア剤じゃない薄め剤使ってみます!!
3. カラー塗布
イッシキ先生は基本的にウェット状態で塗布します。理由としてはムラになりにくく、塗りやすくスピーディーに塗布ができるから。
そして塗布前のこだわりがもう一つ。頭皮に保護スプレーをしてお客様が不快感や痛みを感じないように必ずしているそうです。気遣いが素晴らしいですね!
塗布手順は毛先から塗布していき、チェックをしてから根元は別の薬剤で塗布します。
それも仕上がりや色持ちを加味して。こういった手順もどんな色にしたいかで変えているそうです。
薬剤の色の特性や性質を知っているからこそそういった選択肢が出てきます。
ハイトーン系のカラーを武器にするには、色々な知識を持っていないとクオリティーは維持できません。
そしてイッシキ先生も仰っていましたが、ハイトーン系カラーで大事なのはあくまでブリーチベースを綺麗に作れるかという事。
今回は予めベースを整えた状態でしたが、また次回ブリーチワーク部分も是非見てみたいです!
そして、イッシキ先生の塗布を見ていて感じたのは、ハケの使い方がとても優しく丁寧だなと思いました。
ダメージがあり切れ毛が出てきている髪に対してガシガシコーミングしてしまうと、髪は更にダメージをしてしまいます。
なるべくコーミングをしなくても薬剤が浸透しやすい様なハケの使い方や、コーミングする際も髪に負担がかかりにくハケの使い方と左手の使い方に注目して下さい!
4. 考え方解説&ドライ
この項では似合わせや撮影時の考え方を解説して頂きます。
イッシキ先生は普段からハイトーンを希望するお客様が沢山いらっしゃいます。
そういったお客様にでも派手髪であればOKということではなく、似合わせやライフスタイルに合わせるということを深く考えていらっしゃいます。
お客様撮影のポイントに関しても沢山お話しして頂きました。その中でも大事なポイントを3つお伝えします。
①美容師が指示を出す。
②リラックスして頂き自然体になった瞬間を収める。
③美容師側に迷いが無いように準備をしておくという3つ。
①の指示というのはポージングや動きの事。②はカメラを向けられる事に慣れていないお客様は固くなってしまいます。③は予めこんな感じで撮りたいという画像を見せられるようにしておく。
お客様への指示の声掛けのポイントや自然体を収めるポイント等をより詳しく解説して頂きました!
イッシキ先生はお客様の撮影をする様になって、お客様がよりファッションを楽しむようになったり、ご来店を楽しみにしてくれるようになったりと良い関係性を維持出来る様になったそうです。
そしてドライをして仕上げに向かっていきます!すでに色味がかわいい!
仕上がりが楽しみです!!髪も染める前よりも艶やかでダメージは感じません。
こんな仕上がりなら写真に収めたくなりますよね!
5. 衣装合わせ&スタイリング
衣装は基本的にリースをしているそうです。同じサロンで働くスタッフがお洋服のリースサービスをしており、それを利用しているとのことです。
そんなサービスがあることを全然知りませんでした。
モデルさんにお願いして撮影をする場合は、作りたいヘアスタイルや女性像に合わせて衣装を選びます。
お客様の場合はその逆で、お客様のライフスタイルやファッションに合わせてヘアスタイルを似合わせてスタイリングもしていくとイッシキ先生は仰っていました。
ヘアカラーやスタイリングが上手な方は沢山いますが、雰囲気やファッションに合わせた提案、そして自分の世界観をしっかり持っている美容師は少ないのかなと思います。
その提案や世界観も自己満足ではなくお客様にフィットしたものであり、感覚ではなく可愛いポイントはしっかりと解説して頂きとてもわかりやすかったです!
6. 撮影&編集
撮影スポットは店内に2箇所。どちらも光が綺麗に入る場所を選びます。
今回撮影した場所のバックの壁は自分で白く塗装したそうです。
それだけ撮影に対してこだわりを持む、イッシキ先生。
先ほど教えて頂いた3つのポイントを踏まえながら撮影をしていきます!
前半はモデルさんを活かした撮影を、後半はお客様を想定した撮影をして下さいました。
特にお客様撮影のコツは必見です!プロじゃないお客様を如何に自然体でリラックスした状態を写真に収められるかがポイントです。
難しく感じさせないポージングの指示の出し方や言葉選びに注目して下さい!
編集は無料アプリを使っています。編集の際に1番重要なのは光の調整だそうです。例えば、暗くなっていればシャドウを、明る過ぎればハイライトを調整します。
他にもフィードや露出、ホワイトバランス等も光の調整の為に使うそうです。
イッシキ先生が編集をするのは、あくまで仕上がりを実際よりもよく見せる誤魔化しの為ではなく、肉眼で見た現実の雰囲気を写真でも再現することだと仰っていました。
7.終わりに
如何でしたか?ヘアスタイル×ファッションからなる似合わせというあまり無い角度のセミナーだったと思います。
雰囲気が可愛いくてオシャレ。だけどその作り方は何となくの感覚ではなく、しっかりとした技術や知識と日頃からのトレンドやファッションの勉強の積み重ねです。
自分の世界観を認知してもらうには、まず基礎的な土台作りが必須で、その土台がしっかりしているから高いクオリティーで発信し続けられるのです。
ヘアスタイルだけ作れたらOKではなく、ライフスタイルやファッションにフィットする提案ができる美容師。今より可愛くオシャレになりたいという思いを引き上げる美容師。
そんなイッシキ先生のような美容師が街中の人達を華やかにしていくのだなと感じました。
2時間あっという間で、まだまだ見足りませんが何度も見て勉強したいと思います!
イッシキ先生!アシスタントの伊藤さん!ありがとうございました!
そして最後までお付き合い頂きありがとうございました!
9. 動画の一部を公開
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オンラインサロンを見るここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
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