【美容師向け】ヘアカラーの基礎知識 | カウンセリングのポイントや美容師としての心得を徹底解説

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2025.07.14

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ヘアカラーは美容室メニューの中でも人気が高く、お客様の印象を大きく左右する重要な施術です。
でも、カラーが上手くいくかどうかは「塗り方」だけで決まるわけではありません。

髪の状態・薬剤選定・色の理論・カウンセリング力…このすべてがそろって、はじめて「満足されるカラー」が完成します。
この記事では、美容師として最低限知っておきたいヘアカラーの基礎知識を分かりやすくまとめました。

これからカラーの技術を伸ばしたい方や、今一度基本に立ち返りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1. ヘアカラーの種類と特徴

まずは、カラー剤の種類を理解することから始めましょう。施術ごとに特徴や目的が異なります。

・ 酸化染毛剤(アルカリカラー)
もっとも一般的なカラー剤。1剤と2剤を混ぜて使用し、髪を明るくしながら内部に色味を入れることができます。
→ ファッションカラー、白髪染め両方に対応可

・酸性染毛料(ヘアマニキュア)
髪の表面に色素をコーティングするタイプ。アルカリ剤を含まないため、ダメージが少なくツヤ感が出ます。
→ ハリコシが欲しい方やダメージ毛におすすめ

・ 塩基性カラー、HC染料カラー
髪に優しく発色も良い“ノンダメージカラー”として注目されています。
→ ブリーチ毛やビビッドカラーに多く使われる

・ ブリーチ/ライトナー
髪の色素を抜く脱色剤。単体で使うよりも、オンカラー前のベース作りとして使用することが多いです。

 

[ ※画像:HIARCAMP SCHOOLカリキュラム(ヘアカラー大全 BY 久保 慎悟)より引用 ]

2. 毛髪とカラーの関係

・ 髪の構造を知ることがカラー上達の第一歩
髪の毛は、キューティクル・コルテックス・メデュラの3層構造でできています。

1) キューティクル…髪の表面を守るうろこ状の層。カラー剤が浸透するためにはこの層が開く必要があります。

2) コルテックス…色素や水分を多く含む層。カラーが発色する主な場所です。

3) メデュラ…中心部。太い毛に存在することが多く、カラーにはほとんど関係ありません。

 

 

[ ※画像:https://ikumou-matome.com/sikumi.htmlより引用 ]

 

・ ダメージの原因と防ぐポイント
アルカリ剤や高濃度オキシによる過膨潤や、ブリーチの繰り返しによるタンパク質の流出がダメージの主な原因です。
放置時間・薬剤選定・後処理でしっかりケアしましょう。

 

3. 色味と理論の基礎

・ 色の三要素とは?

色には「色相」「明度」「彩度」の3つの要素があります。

 

[ ※画像:HIARCAMP SCHOOLカリキュラム(ヘアカラー大全 BY 久保 慎悟)より引用 ] 

色相:赤・黄・青などの色味

明度:明るさ

彩度:色の鮮やかさ

・ 補色の理解は超重要!
オレンジ味が強い髪には青系、黄ばみが気になるときは紫系…というように、補色(反対色)を使うことで不要な色を打ち消すことができます。

・ トーンコントロールの考え方
同じ色味でも、明度が違えば仕上がりの印象もガラッと変わります。
お客様の希望や似合う雰囲気に合わせて、トーンと色味の両方を提案できるようにしましょう。

 

4. カウンセリング時のチェックポイント

カラー施術の成功は、カウンセリングでほぼ決まるといっても過言ではありません。

・ 既染部の状態チェック
過去のカラー履歴や、セルフカラーの有無はとても重要な情報です。
色が入りにくい部分やムラになりそうな箇所を事前に把握しましょう。

・ お客様の言葉の“裏”を読み取る
「明るくしたいけど、傷ませたくない」
「赤っぽくしたくないけど、柔らかさはほしい」
…など、曖昧な表現の背景にある本音を汲み取り、プロとしての提案をしましょう。

・ 肌色、顔立ちに合うカラー提案
パーソナルカラーの知識もあると、お客様に似合うカラーを自信をもって伝えられます。

 

 

5. ヘアカラー薬剤の選定と調合の基本

・ 1剤と2剤の基本

1剤=色味、2剤=過酸化水素(オキシ)。
オキシの濃度によってリフト力やダメージが変わります。

6%:明るさ重視

3%:ダメージ軽減・色味定着

 

[ ※画像:HIARCAMP SCHOOLカリキュラム(ヘアカラー大全 BY 久保 慎悟)より引用 ]

 

・ 白髪染めとファッションカラーの違い

白髪を染めるアプローチとしてはブラウン系の染料の濃度が高い(多い)+高アルカリで作られているため、しっかり染めつつ色味を表現します。

6. 美容師としての心得とアップデートの大切さ

・ カラー剤は日々進化している
メーカーごとに発色や退色の傾向が異なります。資料を見比べたり、実際に試すことが上達への近道です。

・ トレンドを追う=提案力が高まる
季節ごとに人気の色味が変わるので、SNSや業界メディアで旬のカラーをキャッチしておきましょう。

・ 技術と接客のバランスを意識
どれだけ上手く染めても、お客様が「なんか怖かった」と感じてしまえばリピートはされません。
安心感とプロの知識の両立を目指しましょう。

 

7. まとめ

ヘアカラーは、感覚だけでなく理論と技術の掛け合わせで仕上がりが決まります。
この記事でご紹介したような基礎をしっかり身につけておくことで、
「提案の幅が広がる」、「ミスやクレームが減る」、「お客様との信頼が深まる」
といった良い循環が生まれます。

日々のサロンワークの中でも、「なぜこの選定をしたのか?」を自分で言語化する練習をしてみてください。

基礎を深めることが、将来の強みになります。

 

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最終更新日: 2025年08月20日

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