美容師にとって本当に大切なこととは?技術・接客・心構えを5つの視点で解説
column
2025.07.07

「もっと指名を増やしたい」
「売上を安定させたい」
「長く美容師として活躍したい」——
そう思っているのに、なぜか思うように結果がついてこない。
技術を磨いているはずなのに、自信が持てない。
お客様は来てくれるけど、なかなかリピートにつながらない。
そんな“もやもや”を感じたことはありませんか?
実は、美容師として成果を出し続けるためには、技術だけでは足りません。
大切なのは、「どんな技術を持っているか」だけでなく、「どんな在り方で働いているか」。
本記事では、美容師にとって本当に大切なことを、5つの視点から解説します。
今、少しでも壁を感じているあなたにこそ読んでほしい、明日からの働き方が変わるヒントをお届けします。
1. 技術力だけじゃない!美容師に必要な「5つの力」
美容師という仕事は、カットやカラー、パーマなどの技術が中心に思われがちです。
しかし、指名を増やし、長く愛される美容師になるには、技術だけでは足りません。
ここでは、美容師にとって必要な「5つの力」を紹介します。
1.技術力:もちろん、カットやカラーのスキルは土台となる力です。お客様の「理想」をカタチにする技術が求められます。
2.接客力:技術が高くても、接客に違和感があるとリピートにはつながりません。「また会いたい」と思ってもらうための心配りが大切です。
3.コミュニケーション力:お客様の要望を引き出す力、悩みに共感する力。これがあると提案力も広がります。
4.自己管理力:体調管理、時間管理、メンタル管理。自分を整えることが、安定した仕事につながります。
5.継続力:SNS投稿、学び、習慣。地道な努力をコツコツ続けられる人が最終的に成果を出します。
これらの力をバランスよく育てていくことが、美容師としての成長と安定に直結します。
2. お客様がまた会いたくなる人柄とは?信頼を生む接客術
技術職でありながら、美容師は「人と人」の仕事です。お客様がリピートする理由は、技術だけではありません。
「またこの人にお願いしたい」と思われるには、信頼を築く接客が欠かせません。
まず大切なのは共感力。お客様の話に耳を傾け、「それ、分かります」と自然に寄り添えるかどうか。
次に提案力。お客様の言葉をただ受け取るのではなく、「このスタイル、似合いそうですよ」とプロとしての視点を伝えることが信頼につながります。
そして、安心感のある対応。「無理な提案をしない」「気持ちを汲む」「会話のトーンを合わせる」など、細やかな配慮が空間の心地よさを生みます。
逆に、こんな対応はNG:
・お客様の意見を否定する
・一方的に話す
・表情が乏しい
信頼される美容師は、常に“その人自身”に興味を持ち、丁寧に接しています。
3. 成長し続けるために必要な「自己投資」と「学びの姿勢」
美容師は一生学び続ける職業です。
流行や技術の進化が早い業界だからこそ、成長し続けるためには「自己投資」と「学びの姿勢」が不可欠です。
具体的には:
・月に1本はセミナーを受講する
・月に何体か課題スタイルをウィッグでカットする
・HAIRCAMPで最新の知識や技術を身につける
と、お金をかけて自己投資をすることもできますが
「学び」はお金をかけなくてもできます。
それに必要なのは「時間」と「意識」です。
お金をかけてセミナーを受講することや、ウィッグをカットするだけが学びではありません。
今ある環境でどれだけ学ぶことが可能か。
例えば:
・モデルさんを何人も施術し練習する(先輩のアドバイスを仰ぐ)
・自分の仕事を動画で撮って見直す
・先輩の技術や接客を学ぶ
・SNSで他の美容師の発信を観察する
・お客様との会話からヒントをもらう
・本を読む
日々の中に小さな学びを組み込むこと。それが、3年後・5年後に大きな差になります。
4. 売上が伸びる美容師は“見えない努力”をしている
結果を出している美容師には共通点があります。
それは、「表に出ない努力を惜しまない」ということ。
例えば:
・毎日、自分のお客様カルテを記録・更新している
・お客様に定期的にDMをしている
・自身の技術や接客の反省と改善を高速で繰り返している
・予約のスキマ時間に練習や学習をしている
・最新のトレンドをキャッチできるように雑誌をチェックしている
SNSでキラキラして見える人も、裏では地道な努力をしています。
売上が伸びる人の習慣:
・「自分のルール(習慣)」を作って実行している
・結果ではなく“行動”にフォーカスしている
・小さな成功体験を積み重ねて、自信をつけている
売れている美容師ほど「本番以外の時間」を丁寧に使っています。
5. 一生美容師でいたいなら「心」と「体」のケアは必須
長く続けることを考えると、「健康管理」は欠かせません。
腱鞘炎、腰痛、肩こり…職業病とも言える症状は早めのケアが必要です。
また、メンタルのケアも大切。
お客様対応に気を遣いすぎて疲弊する、自分の成長が感じられず焦る…そんな時期は誰にでもあります。
対策として:
・定期的にストレッチ、マッサージを受ける
・信頼できる仲間と話す時間を持つ
・オフの日は“仕事を忘れる時間”を意識的に作る
「自分を大切にできる人が、お客様も大切にできる」。
この考え方をベースに、自分自身を整えることが、結果的に美容師人生を豊かにしてくれます。
6. まとめ
美容師という仕事は、単なる“ヘアカットの技術者”ではなく、ひとりの“人間としての魅力”も問われる職業です。
本記事で紹介した5つの視点——技術力・接客力・学びの姿勢・見えない努力・心と体のケア——
は、どれも欠かせない要素です。
これらをバランスよく育てていくことで、単なる流行りの美容師ではなく、
「長くお客様に愛される美容師」へと成長できます。
そして何より大切なのは、“自分なりの在り方”を見つけること。
誰かの真似ではなく、自分がどう働きたいのか、どんな人になりたいのかを問い続けながら、
美容師としての人生をデザインしていきましょう。
日々のサロンワークの中に、大切なことのすべてが詰まっています。
今日から意識できることから、ぜひ一歩ずつ取り入れてみてください。
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最終更新日: 2025年07月07日