喜ぶ提案サクサク決まる!日本一わかりやすい失敗知らずのカウンセリング術【保存版】
カウンセリング 接客
2023.02.27

突然ですが、お客さまへのカウンセリングの第一声は何と問いかけていますか?
「今日はカットどうしますか?」
「カラーはどうしますか?」
「髪の悩みはなんですか?」
そしてお客様が「えーっとー…」なんて悩んでしまったとき、次の一手は?
ヘアカタを一緒に見たり、チャートを出してみたり、いろいろと細かく聞いてみたり…
それでも、時間をかけた割には、あまりお客様のことがよくわからなかったり…
お客様が煮え切らない表情でも、次が詰まるからとりあえず施術に進み…
結果的に、なんだかお互いイマイチな感じで終わる…
そんな経験はありませんか?
カウンセリングに迷い、この記事のタイトルに惹かれていらっしゃった方は必見です!
たった1時間でマスターできる、お客様も美容師も迷わずサクサク提案できるカウンセリング方法!
悩めるカウンセリング難民さん、お待たせいたしました。
これぞ日本一わかりやすいカウンセリングのパーフェクトガイド!
CANAAN 立石純也先生
perfect counseling【季節に合わせた提案術】
オンラインで誰でもどこでも学べるこの時代、技術の差が狭くなりつつある中で、満足度を大きく左右するカウンセリング。
とはいえ、難しい心理学や新たなスキルを覚える必要はございません!
昔からの 普遍的なことを軸とし、複雑で固着した思考をこれでもかと要素分解して法則化。
だから新人さんからベテランさん、チームサロンからマンツーマン、全てのカウンセリングが苦手な美容師さんでも再現が高く、結果につながる完全型!!
セミナーダイジェストは、ママ美容師ライターの 盛(サカリ) がお送りいたします!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは こちら をご覧ください。
1. セミナーチャート
・季節に合わせた提案術
・お客様心理
2.立石流カウンセリングとは
ファッションや価値観の多様化に合わせ、カラーデザインが進化しているこの時代。
カウンセリングの中で、提案や聞くこともとても多く、複雑化しています。
カット一つにせよ、決めなければけないことがたくさんありますよね。
カットだっだら、長さは?
前髪の有無は?量は?…
プラス、カラーもとなると、今は履歴も踏まえて聞くことがもっと複雑になります。
1〜100までお客様のご要望やお悩みを全て聞いていたら、時間はいくらあっても足りません。
限られた時間内で最小限のカウンセリングをし、最大限の満足度を与えられるようにするのがサロンワークの理想系です。
お客様に聞くだけではなく、お客様が何を考えてるかを先読みし、美容師主導の提案型であること。
さらにトレンドと季節に合わせた提案を効率的に進めるのが、立石流カウンセリングです。
3. カウンセリングにおいて大事なこと
カウンセリングの流れは、
①イメージを聞く
②選択肢を絞る
③最後に改めて、悩みや聞いておきたいことを確認
やりがちなのが、
「カット(カラー)どうしますか?」
と、美容師側が物事を決めてしまうこと。
そうではなくて、「今日はどういうイメージにしますか?」と、ざっくりとイメージだけを初めお伺いします。
実はこの第一声で、お客様が何をしに美容室に来たのかがわかるのです。
気になるところから先に口にするという心理が働き、最初の一言に表れます。
今日絶対に美容室で解決したい、外してはならないポイントなので聞きそびれないようにしましょう。
美容師側で物事を断定してしまうと、お客様の本当に解決したいことが伝えられない可能性が高まります。
極端な話、他はさておき、まずはソレさえ解決すれば、一定の満足度は得られるということです。
イメージを先に把握した上で、わかりやすい選択肢を絞りながら、少しずつ与えていきます。
10個だったら「どれにしよう?」と悩んでしまいますが、2.3個だったら選びやすいですね。
美容師が提案したのをするではなく、一緒に選んだものをする形です。
お客様と一緒に目標の形を絞っていくと、後から「こうしたかったのに」というクレームを受けるリスクも抑えられますし、スムーズです。
最後に、①で聞いた悩みを優先的に解決してあげる前提で、他の気になることを一応聞きます。
しかしここで発言されるのは、大概ちょっと気になることです。
もしくは、今日だけでは解決できないとお客様もわかっている、大きすぎる悩みの場合も多々。
吐き出したことで安心感を与えるのが重要なため、長期的にどうすれば解決できるかを伝えるだけで良いです。
その後のプランニングで、リピートにつなげることもできるので、必ず確認しておきましょう。
カウンセリングにおいて大事なことは、全部聞かないことです。
施術中にも聞けますからね。
4. どうやってカウンセリングしていくか
さて、「選択肢は何を与えたら良いのか?」と思いますよね。
カットなら、
短くするか、伸ばすかのふたつです。
前髪は、有?無?
量は、軽い?重い?
というように、今の状態を基準に「どうしますか?」ではなく、 両極端な選択肢をまず二つ与えます。
心理テストの「YES/NO」チャートをでカウンセリングで進めるイメージです。
質問してる側もお客様もわかりやすいですし、目的も明確になります。
しかし二択で悩んだ時に出すのが、第三の選択肢「その間」です!
この三択で聞いていくと、可能なスタイルはけっこう絞られていきますね。
どんな形態の美容師も選択肢を絞らないと、カウンセリングでとても時間がかかってしまいます。
既存客は5〜10分、新規はかかっても15分を目安にしましょう。
カラーも同様の流れですが、色の持つイメージとお客様の気分を掛け合わせれば、よりオリジナルなものになっていきます。
5. 季節に合わせた提案
髪の毛は身体の一部であり、ファッションの一部です。
ファッションが変化するのは、日本に四季があるから。
四季という変わらないモノ通して、生活や気分は変化します。
生活の中での提案ができ、さらにスムーズなカウンセリングになります。
カラーの色味で決めてしまうと、見え方の特徴で迷います。
例えば、ブリーチ毛以外で「明るめのネイビーブルー」など、物理的に不可能になってしまうため、自ずと選択肢から除外できます。
また、「春の淡い色の服の季節に黒髪は就活したばかりなのかな?」と違和感もあります。
お客様のしたいこと(お客様の気分)二択で選んでから、季節の普遍的なイメージを擦り合わせつつ当てはめていく。
となると、案外条件に合うカラーは少ないのです。
お客様が感じる季節感に合わせるからこそ、提案の説得力が増し、「じゃあそれで」と必ず仰っていただけます。コレこそ美容師主導のカウンセリング。
セミナーでは、普遍的な季節感の考え方と、シーン別の鉄板カラーも教えていただきました。
ぜひマスターしてくださいね!
6. さいごに
美容師主導のカウンセリングと聞くと、グイグイと押し付けるワンマンなイメージがありませんでしたか?
しかし、立石先生のカウンセリングは、全くそんなことはありません。
お客様も、美容師も、双方の理想が叶う形 は、まさにパーフェクトカウンセリングというタイトルが相応しい。
明日からすぐ使える内容で、普遍的な心理と季節に合わせる提案方法は、 天変地異で季節が変わらない限り一生使えます。
今は、できないと悪い口コミやSNSに晒されてしまい、お客様が優位になってしまっています。
だからと言ってお客様の言いなりになったり、不安でアレコレ聞いてしまうのは、どちらも『失敗したくないから』。
努力して得た知識や技術を、コミュニケーション不足で実力発揮できないのは悲しいですよね。
できること、できないこと、気分をお互いが把握し、一歩先ゆく提案がその通りになったら、お客様はきっとあなたを信頼してくれるはずです。
変わりゆく時代に、変わらぬもの。
移ろぐ価値の中で、誠実な情報を積み重ねることが、生涯共に歩む信頼への道へとつながるのでしょう。
立石先生、ありがとうございました!
ヘアキャンプでは
ヘアキャンプはサロンの教育カリキュラムとしても多数導入いただいております。
美容業界に特化したスキルや知識を、自分にあった様々なスタイルで習得することができます。
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オンラインサロンを見るここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
最終更新日: 2025年01月24日