2023年04月28日

UPDATE ─ 【密着取材】HAIRCAMP SCHOOLをフル活用-天ヶ瀬さんの成長に迫る!!vol.5

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HIARCAMP SCHOOLのサービスを活用して日々の成長に繋げている、フリーランス美容師の天ヶ瀬哲平(あまがせ てっぺい)さん。
弊社が運営する、美容師・美容学生向け定額制eラーニングシステムの“HIARCAMP SCHOOL”を日頃より活用され、知識や技術の向上に努めてます。
今回は他社の美容師向けに技術セミナーをすることとなりました。
様々なキャリアを持つ同業者へのセミナーは緊張という一言では表せないでしょう。
 
当日の様子や、それまでの経緯に密着しました。
 
(この“UPDATE”は、日頃よりHIARCAMP SCHOOLを活用した自主練されている天ヶ瀬さんに、HAIRCAMPが密着取材のオファーをしたことで始まった連載企画です)
 
 

1. セミナー前インタビュー

前回のセミナーでは、初めての経験ということもあり、反省点が多くあったとのこと。
それらを乗り越えていくためにどう行動していったのか、お話を伺いました。

前回の反省点と改善に向けての具体的な行動を教えてください

 
前回のセミナーの反省点は主に2点です。
“事前の準備”と“オフラインのセミナー”ということへの意識です。
事前準備は、きっちりやったつもりでしたが、実際に現場に立つと足りないことばかりでした。
セミナー自体が初体験で、しかも目の前に人がいる中で言葉を発することが、想像以上に難しかったです。
 
改善していくために、技術の練習中に説明をしながら練習をしました。
また、動作一つ一つで“どんな質問が飛んでくるのだろう”と考えながらハサミを動かしていました。
 
セミナーに向けて、必要なものやモデルさへの依頼や仕込みなど、かなり前もってスケジュールを立てて臨みました。
 

2. セミナー当日の様子

前回のセミナーと比べても、事前準備を入念に行ったと天ヶ瀬さん。
時間ができれば全て“学びに投資”され、ギリギリまで自分を追い込んで全力で取り組まれていました。
 
そして迎えた本番……
果たしてどのような様子だったのでしょう。

参考にしたHAIRCAMP SCHOOLのセミナー

 
今回は、COAの小西先生の「年間個人売り上げ平均1億2000万の似合わせのトレンドレイヤー」を参考にしながら、講習をしてくださいました。
小西さんの場合、技術の速さは持ちろんのこと、伝える言葉の分かりやすさが圧倒的な印象とのこと。
それをどのように自身へ落とし込んだのか。
 
天ヶ瀬さんはセミナー内で“360度全方位から見て美しいレイヤーカット”ということをテーマを掲げました。
ポイントとして、
・繋げる部分と繋げない部分を作るレイヤー
・お客様が自分でも巻けるためのカット
・何もしなくてもカットで束ができる質感調整
これら3つを意識していきました。
 

カット

 
お客様自身で再現性があるかどうかを、特に意識していると天ヶ瀬さん。
つまり、コテアイロンで巻くことを意識したカットをします。
「どこにどのような髪があったら可愛いか?」
「その髪がどのように動いたら可愛いか」を具体的なロジックで解説してくださいました。
 
少し前のトレンドは、全体は重めだけど顔周りにレイヤーが入っているスタイルが人気でした。
 
しかし、最近ではレイヤーが多く入り“しっかり動く”スタイルが人気です。
そうしたトレンドを踏まえ、天ヶ瀬さんはキッチリとレイヤーを切り込んでいきました。
 
 

 
 
高めのレイヤーは勇気を持って切り込めない人が多い中、
天ヶ瀬さんは理論を理解しているからこそ、迷いなく堂々とカットをされていました。
 
お客様の骨格や髪質への理解も明確で、
カットの理由を事細かに説明してくださいました。
 
情報としても参考になることばかり。かなり勉強されている印象でした。
 

スタイリングと仕上がり

 
ここでもお客様の再現性を意識したスタイリングを提案。
難しい巻き方ではなく、単純な構成で巻き上げていきます。
レイヤーがきちんと入っているからこその動きがここで表れます。
 
360度全方位から見て美しいレイヤーカットの真骨頂が、スタイリングにて表現されていました。
 
 

 
 

 
 
レイヤーを多く入れると、パサついたり、まとまらない印象があります。
しかし、余計な場所で毛先が跳ねないことだったり、艶感も維持したデザインでした。
 
 

3. セミナーを終えての感想

“技術セミナーをすること”が大きな目的になっているように映ってしまったようで、
自分が何を伝えたいのか、自分がセミナーをやる意義といった部分にフォーカスした話が
セミナー内でより多くできたら良かったと思いました。
 
そうしたことを踏まえて具体的に二つ、
・伝えない部分、間をつくる
・人を巻き込むための方法
ということがもっとできたら良いと思いました。
 
オフラインのセミナーだと
話さない時間が少し不安に繋がっていたのですが
あえて喋らず「技術を魅せる時間」を作ったり
ゆったりと余裕を持って喋れるようにしていきたいと思っています。
 
技術の説明はもちろんなのですが、“セミナーをする本質”を伝えられる工夫をしていきたいです。
次回は構成と引き込み方を作り込みたいです!
 
 

4. サロンワークで活きていること

これまで、HAIRCAMP SCHOOLで勉強してきたことで、サロンワークでの提案の幅が増えました!
様々な技術を学んだからこそ、以前よりも季節ごとの提案や、一人ひとりの悩みに応じて提案ができるようになりました。
お客様に一層寄り添って施術ができていると実感がありますし、お客様の満足度も向上していると思います。
まだまだではありますが、たくさん練習したからこそ対応できていると思っています!
 
 

5. 今一番頑張っていること

変わらずに技術の部分は練習時間をしっかりとり、真剣に取り組んでいます!
だからこそ休みの日や空いた時間などで、とにかく色んなセミナーや講演の場に行くようにしています。
第一線で活躍する人の話し方、人の巻き込み方、話の構成などを研究し、
自分自身、セミナーに登壇できる人間になるための準備を頑張っています!
 
 

6. まとめ

今回のセミナーを通して、サロンワークで日常的に活かされている技術だろうと感じたのと同時に、
だからこそ一つ一つの動作に説得力がありました。
自信を持って言葉にできている理由は、その技術で結果にも繋がっているからこそなんだろうと思いました。
一太刀ごとの、迷いのないハサミ捌きはとても印象的です。
 
行動し続け、結果も出している天ヶ瀬さん。
 
次回、いよいよ大きな舞台で技術(想い)を表現することになります。
 
 
 
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今回天ヶ瀬さんが参考にされたセミナーはこちら
  
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【COA 小西 恭平 ─ 年間個人売り上げ平均1億2000万の似合わせのトレンドレイヤー
 
  

▼出演者


 

 

天ヶ瀬哲平

@teppei_amagase

 

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