2023年03月24日

UPDATE ─ 【密着取材】HAIRCAMP SCHOOLをフル活用-天ヶ瀬さんの成長に迫る!!vol.4

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HIARCAMP SCHOOLのサービスを活用して日々の成長に繋げている、フリーランス美容師の天ヶ瀬哲平(あまがせ てっぺい)さん。
弊社が運営する、美容師・美容学生向け定額制eラーニングシステムの“HIARCAMP SCHOOL”を日頃より活用され、今回“初めて”美容師向けに技術セミナーをする運びとなりました。受講生は株式会社iii(スリー)のスタッフの方々。
セミナー開始直後には指を切ってしまうハプニングもあり、、、果たして無事に乗り切ることはできたのか!?
当日に向けての意気込みや準備、どのように講師として立ち振る舞うのか、密着しました。
 
(この“UPDATE”は、日頃よりHIARCAMP SCHOOLを活用した自主練されている天ヶ瀬さんに、HAIRCAMPが密着取材のオファーをしたことで始まった連載企画です)
 
 

1. セミナー前インタビュー

セミナーをするにあたり準備や心構えから、見どころとなるポイントについて伺いました。
インタビューにも堂々と受け答えし、とても落ち着いている様子でした。
 
 

 
 

今日のセミナーのポイントを教えてください

参考にさせていただいたセミナーは、枝村仁先生の技術になります。
ボブを切っていくときに、グラデーションの積み重ねを「何度?」という角度で表現するのではなく、
“指何本分”といった表現をされるのでとても分かりやすく説明できます。
また、ハチ周りをタイトにしていきたいと思っているので、根元付近にセニングも入れていきます。
ここも、枝村先生の技術を使うことで難なく対応することができるので、楽しみにしていてください。
 

セミナーをするにあたり、どのくらい準備しましたか?

セミナー用の練習時間を毎日2時間は確保して取り組みました。
基本的にサロンワーク前と後に練習時間を多めに取ってやっていましたが、その他にも練習したいことがあるので練習内容と時間は別にして取り組んでいきました。そうした動きを今日まで2週間は続けました。
 

セミナー開催が決まった時はどんな気持ちでしたか?

今までは後輩に対してマンツーマンで教えたりとか、お客様に対して説明するということはあったけど、複数の美容師さんを目の前にして施術し説明まですることはなかったので、もちろん緊張しました。
正しい技術を披露するということは大前提なのですが、“伝え方”をどうすべきか難しいなと感じておりました。
 

受講生にはどんな想いを抱いてましたか?

今回、株式会社iiiのスタッフが受講生として参加してくれるのですが、普段から近くで技術を見ていただく機会は多くありました。
そんな中、実際にお越しになっている自分のお客様の多くは、ロングヘアの方が多かったり、ブリーチをしないカラーのオーダーが多かったりするんですよね。
そうした技術をセミナーで披露することも考えたのですが、僕がやりそうもない技術を敢えてセミナーで披露することで、新鮮な気持ちを持って、一つでも学んで帰ってくれたら良いなと思っておりました。
 
 

2. 参考にしたHAIRCAMP SCHOOLのセミナー

今回は枝村仁先生のセミナーを参考にしながら、ボブのカットを披露していただきました。
枝村先生のセミナーでは、リフト操作の方法やセニング理論がとてもわかりやすく、天ヶ瀬さんもしっかりと自身に落とし込み、技術の解説をしてくださいました。
 

今回のモデルさん

成人式を終えて、ロングからボブにバッサリ切りたいというお客様。初めてボブにされるとのことで緊張されている様子です。
癖毛もあり、広がらないようにしたいのと、お顔立ちが丸顔のため強調するデザインは避けていきたいとのこと。
天ヶ瀬さんはカウンセリングよりハチ周りはタイトにしながら、“Iラインになるボブ”を切る選択をしました。
 
 
beforeがこちら
 

 
 

7パネルでIラインのボブを表現

アンダーからトップまでを7パネルで分けて切っていきます。
Iラインを表現することは、ボブの中でも長さの設定や量感質感調整が重要。
各パネルの特徴を最大限に活かし、ボブを構築していきます。
 
 

 
 

セニングのコツ

全体的に緩やかな波状毛の癖があるモデルさん。量感は取らなければいけないけれど、誤った部分を取り除くと逆に広がる可能性も。
また、ハチ周りをタイトにするために“根元付近”にセニングを入れていきます。
 
 

 
 

仕上がり

ハチ周りをタイトにしたIラインのボブに仕上がりました。
とても似合っていますね!
 
 
afterはこちら
 

 
 

3. セミナーを終えての感想

切り始めて早々に指をきるアクシデントもあり、緊張していると改めて自覚しました。(笑)
全体的にもっとスムーズにできたとも思いますし、自分の事にも集中しすぎました。
気遣いや安心感の提供とか、普段大事にしていることを表現できなかったなと思います。
 
準備もしっかりやったつもりでしたが、場数も踏まなければ上達しないよな、、とも痛感しました。
 
今回の学びを活かして、次回以降のセミナー登壇につなげていきたいと思います!
 
 

 
 

4. まとめ

初めてのセミナー登壇とは思えない立ち振る舞いで、受講生の皆さんからも“分かりやすかった”という声が多くありました。
 
ロングからボブにバッサリ!ということ自体、緊張することなのに、初めてのセミナーで人前で説明しながら切っていくというシチュエーション、何よりも気構えが素晴らしかったです。
 
日々練習を繰り返し、お客様に還元し、スタッフにも情報を共有していく。
天ヶ瀬さんは着実に成長をし続け、まさに“UPDATE”をされているなと見ている側も実感します!
 
反省点もある中で、次回はより大人数の前でセミナーを予定しているとのこと。
引き続き、天ヶ瀬さんの様子を追ってまいります。
 
 
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▼動画を見る

 

 
 
今回天ヶ瀬さんが参考にされたセミナーはこちら
  
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【PATINA 枝村 仁 – BASICを極めよう! “7パネルで切れる前下がりBOB”】
 
  

▼出演者


 

 

天ヶ瀬哲平

@teppei_amagase

 

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