2023年01月27日

UPDATE ─ 【密着取材】HAIRCAMP SCHOOLをフル活用-天ヶ瀬さんの成長に迫る!!vol.2

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弊社が運営する、美容師・美容学生向け定額制eラーニングシステムの“HIARCAMP SCHOOL”。
こちらのサービスを日頃からフル活用し、自身のレベルアップに繋げている、フリーランス美容師の天ヶ瀬哲平(あまがせ てっぺい)さんを初めて直撃したのは昨年末。
そこから約1ヶ月が経つ中でどのような変化があったのでしょうか。今回は実際にお客様への施術の様子を見させていただきました。
 
この“UPDATE”は、日頃よりHIARCAMP SCHOOLを活用した自主練されている天ヶ瀬さんに、HAIRCAMPが密着取材のオファーをしたことで始まった連載企画です。
 
 

1. お客様の状態

今回のお客様は鎖骨下のセミロングの状態
 
 

 
 
ここから、レイヤーを入れて動きを出すようなスタイルにしたいとのこと。
また、ヘアカラーは赤みが気になるとのことで、それを打ち消すお色を希望。
 
天ヶ瀬さんの丁寧なカウンセリングでは、お客様の要望をしっかりとお聞きし
・何をしたいのか
・どうなりたいのか
・そのためには何が必要なのか
・この時の施術のベストは何なのか

上記のことをきちんと汲み取り、意思疎通されていました。
 
カウンセリング一つとっても、お客様の潜在ニーズの引き出し方など、しっかりと学ばれている様子が伺えました。
 
 
 

2. 実際の施術の様子

今回は、特に顔まわりに多くレイヤー入れて動きのあるスタイルを表現し、赤みを消すためにグレー系のお色にしていく方向性に。
お客様の要望に応えるために具体的にどのような技術を施したのでしょう。
参考にしたセミナーの内容も深掘りしながら、施術していただきました。
 

ヘアカラー

まずはカラーの施術から。
お客様の髪の履歴が、中間から毛先が縮毛矯正毛とのことで、配合に注意が必要。
お客様は「赤みは抑えたいけど、くすませたくない」と言われていました。
 
アッシュ単品で青みに振りすぎると、くすみ過ぎたり、色が入りすぎて濁って見えてしまう可能性があります。
根本には赤みを消すためグレーとヴァイオレットを混ぜて、
毛先にはブラウンとクリアを混ぜて染めていました。
 
 

 
 
ここで注目したテクニックが【加減法】を使って染められたこと。
 
8トーン狙いのグレーに対し、8トーンの薬剤をそのまま使用するのではなく
6トーンと10トーンを混ぜ合わせて使用されていました。
 
グレーを表現していく際の多くの場合でブリーチが必要になるのですが、ここではワンカラーでの施術で表現したい。
→となった時、髪を明るくする薬と色味の濃い色を配合してアタックすることで、
“ワンカラーだけどダブルカラーの要素”を取り入れて染められるのです。
 
こちらのテクニックは、
スガシュンスケ先生のセミナーを参考にされていました。
 
▽▽▽▽
【スガシュンスケ ─”透明感カラーの究極” バージン毛のファーストカラー ブリーチ無しダブルカラー編】
 
 

ヘアカット

続いてカットに関して。
お客様は「レイヤーは入れすぎるのは抵抗もある。でもレイヤーを入れて動きをつけてみたい」と言われていました。
 
ここでは、顔まわりに多くレイヤーを入れることで動きを表現。
全体にもレイヤーは入れるが、毛先が薄くなりすぎないように注意してカットをされていました。
 
 

 
 
その中で「角」が残らないようにしっかりと繋がるようにカットをしていくとのこと。
天ヶ瀬さんは「女性のヘアは固くならないこと」「風に靡く柔らかいスタイル」を意識されてました。
 
そのための“髪を逃しながらレイヤーを入れていく様子”は、骨格や髪質をよく考えて細かいパネルで丁寧なカットされていました。
 
こうしたカットテクニックは、
air金丸 佳右先生のセミナーを参考にしていました。
 
▽▽▽▽
【金丸 佳右 ─ air金丸流 圧倒的にリターン率UPさせるスキル&理論】
 
 
 

3. 仕上がり

全体的に内巻き中心に巻いて仕上げ。
 
簡単な巻き方で、レイヤーがしっかり入っていることでしっかり浮遊感が出てます。
 
お色も赤みが消えた綺麗なグレー系ので透明感もあります。
 
 

 
 

4. 1ヶ月経った天ヶ瀬さんの気持ち

実際にお客様が抱いている悩みに対して、自分が学んだ技術の中からどのように解決していけば良いか。
どのように取捨選択していけば良いのかが、1ヶ月経った中での次の課題なのかなと思っています。
 
学んだ技術を施すことで、お客様がリアルに喜んでいただけていると実感しているので
引き続きもっと勉強して、いろんな技術を身につけていきたいと思います。
 
 

5. まとめ

HAIRCAMPの数あるコンテンツの中で自分自身に落とし込み、しっかりアウトプットしていくこと。
頭では理解していても、実際に手を動かすことは難しかったりします。
 
実際にお客様に施術するまでにも段階があり、
ウィッグ練習やモデル練習を行って“きちんと”自分にインストールさせてから、初めて提供できる技術になるのかなと。
 
天ヶ瀬さんはその階段を、着実に登られてました。
そしてお客様の感動の数が増えることで、必然と数字にも表れてくることと思います!
また1ヶ月後にお会いするのが楽しみです。
 
HAIRCAMP SCHOOLでは、
基礎学習から過去に行われたセミナーが見放題という、“成長したい・学びたい”人には
嬉しい充実した内容のサービスとなってます。
ご興味のある方は、下記のリンクより詳細をご覧ください。
 
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今回天ヶ瀬さんが参考にされたセミナーはこちら
 
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【スガシュンスケ ─”透明感カラーの究極” バージン毛のファーストカラー ブリーチ無しダブルカラー編】
 
 
 

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▼出演者


 

 

天ヶ瀬哲平

@teppei_amagase

 

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