2022年10月13日
仕上げで誤魔化してませんか?艶髪にする本当のトリートメント術
“トリートメントをしても艶髪にならない…”
トリートメントを提案したのに艶髪にならず、仕上げのオイルで誤魔化した経験はありませんか?
そこで今回は10月9日に放送された、こちらのセミナーの様子をダイジェストでお送りいたします。
nex 宮本栄一 ─ 新時代トリートメントの教科書
宮本先生は、他店で断られたお客様を艶髪に変身させる髪質改善のエキスパート!
そんな宮本先生は「トリートメントは“技術”」と言われてます。
トリートメントは髪に塗るだけの作業と思っていたら大間違い!
宮本先生と一緒にトリートメントをアップデートさせましょう。
このセミナーを見終わった後は、私同様に「トリートメントを甘く見ていた…」と実感するはず。
今回の内容は、このような人におすすめ
✔️ハイダメージ毛のお客様が多い
✔️艶髪を作る方法が知りたい
✔️正直、トリートメントの知識がない
フリーランス美容師とウェブライターの2足のわらじで活動している宇井がお送りします。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・注目のトリートメント成分
・ベタつかない艶髪を作る方法
・アルカリ酸熱トリートメント
・架橋型トリートメント
・既存のトリートメント効果を上げる方法
2. 複雑履歴の髪が溢れている
数年前と比較して、来店されるお客様の髪のダメージレベルは高いです。
理由として以下の3つが考えられます。
・度重なるブリーチ
・縮毛矯正などの熱によるダメージ
・ホームカラー
人気のヘアスタイルも髪が傷んで見えたら魅力は半減です。
そこで必要になってくるのがトリートメント!
しかし、宮本先生は「話題で人気のトリートメントだけでは、艶髪が作りづらくなってきてる」と警鐘を鳴らします。
読者のあなたも“今話題のトリートメントを使ったのに艶髪にならなかった”経験はありませんか?
これからの時代に必要なのは、それぞれのお客様に合ったオリジナルのトリートメント術です。
このセミナーを見るだけで複雑な履歴の髪に対する、正しいトリートメント選びが身につきます。
3. 髪質改善トリートメント前の髪
髪質改善は“クセとダメージのどちらが原因で髪がまとまらないか?”を見極めなければいけません。
・クセなら縮毛矯正
・ダメージならトリートメント
このように使い分けながら、髪質改善をする必要があるからです。
髪質改善をする上での基本になるので覚えておきましょう。
今回のセミナーで髪質改善トリートメントをするモデルさんは2名。
1人目のモデルさんがこちら。
【髪の履歴】
・ブリーチなし
・縮毛矯正なし
・毎月カラーをしている
・クセは少ないが髪が広がる(ダメージによる髪の広がり)
アルカリ酸熱トリートメントとは、グリオキシル酸を使った施術です。
動画内で効果について説明しています。
2人目のモデルさんはこちら。
【髪の履歴】
・ブリーチあり
・縮毛矯正あり
・毛先がハイダメージ
かなり複雑な履歴のモデルさんです。
特に毛先には、ザラつきがあるハイダメージ毛。
縮毛矯正とブリーチという最もダメージが高い2つに対して、どのようなアプローチをするか楽しみです。
4. トリートメントが失客の原因になる?!
ハイダメージ毛のお客様が来店されたら、トリートメントを提案する美容師さんは多いです。
しかし、その提案が“失客の原因になるかもしれない”って知ってましたか?
なぜなら、ほとんどのトリートメントが美容室に来店した日しか持たないからです。
実際に私もお客様から「前回の美容室でトリートメントしたけど、すぐにパサつき出した」みたいな意見をよく聞きます。
効果の低いトリートメントの提案は、お客様からすると“押し売り”にしか感じません。
その結果、押し売りをされたお客様は失客をすることに…
この話を聞いて「それだったら、使ってるトリートメントを全て買い替えないとダメなの?」と思った読者はいませんか?
もちろん、宮本先生がおすすめするトリートメントもあります。
ただし、トリートメントの基本を知れば“既存のものにカスタマイズ”するだけで高い効果を発揮します。
このセミナーは商品紹介ではなく、トリートメント技術に関する内容です。
読者のあなたが使ってるトリートメントでも効果はあります。
> 次のページではトリートメント後の仕上がりや動画の一部を公開!
- 1
- 2