2022年02月16日
新ジャンル″韓国風デザイン″の作り方。カットから撮影まで完全網羅!
こんにちは!ライターの秋山です!
長男が昔からハマり続けている遊びはLEGOブロックです。
将来LEGOビルダーになって老後のマイホームを建ててもらうという夢を勝手に掲げている父親は僕です。
さて本題です。
美容業界だけで無くファッション、アーティスト、飲食と、幅広い世界で「韓国風」が席巻し続けております。
これはもはや“ブーム”なんてものではなく、“ジャンル”として確立しているのではないでしょうか。
そのジャンル、デザインの引き出しの1つにありますか?
新しいデザインでお客様の新たな魅力を引き出せるようになりましょう!
そして今回、その韓国風大人くびれデザインを教えてくれるのは、仙台で活動中の MAISON 菊池 洵先生。
菊池先生のインスタグラムを覗いてみると、上品で大人っぽい色気のあるくびれスタイルがずらり。
今回はそのカットからスタイリング、撮影まで、余すことなくご教示いただきます。
「上品で色気のある韓国風くびれスタイルの作り方」
菊池先生はセミナー中、「韓国風デザインの定義とは?」という質問にこう答えております。
「ツヤ感」と「まとまり感」があり、「上品」なデザインだと。また、「くびれ」をポイントとし、必要な所に必要なカールを作る「シンプル」なデザインだと。
これらの要素を含めて韓国風デザインの作り方を一緒に学んでいきましょう!
それでは開講です!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・くびれを再現するカット
・スタイリングのポイント
・くびれを作るコテの使い方
2. ベースカット
まずはベースカットから。全体の長さはそんなに変えずに2cmほど切って毛先に厚みを出していきます。
基本的には巻くことを想定したスタイルの為、巻きにくくならないような重さにします。
顔周りのベースカットは前髪を起点にし、そこからあまく繋げるように切ります。
ベースカットだけでなくこの後のスタイリングでもレイヤーのバランスを意識したデザイン作りが学べます。
菊池先生のこだわりポイントを是非お見逃しなく。
ベースの長さを切り終えたら毛量調節と質感調節をしていきます。
毛量調節は基本的にスライドカットやチョップカットで対応しているそうです。
それも菊池先生が思う韓国風スタイルの定義にある「ツヤ感」と「まとまり感」を失わない為。
美しいシザーワークも必見です。
3. 顔周りカット
「韓国風スタイルの似合わせはどうしていますか?」
という質問に、菊池先生の答えは
顔周りのレイヤー
お客様に合わせてデザインをはめていく中で「レイヤーのバランス」は韓国風デザインの要なんだとか。
顔周りのデザインが全体の印象を決定づけるため、菊池先生が1番慎重になるパートです。
サロンワークではお客様と細かく相談しながら長さや幅など決めて切っていくそうです。
バングの長さと幅の設定
顔周りのレイヤーの範囲
サイドバングのレイヤーの角度
こめかみ部分の厚さの調節
もみあげ部分の後毛の長さ設定…
韓国風デザインの外しちゃいけないポイントが炸裂します。
これらの組み合わせやバランスがお客様の似合わせに繋がっていくのですね。
顔周りのカットのパートではこの5つのポイントを意識してご覧下さい。
また、菊池先生は似合わせに関して注意している点でこんなことも仰っておりました。
トップの高さ(骨格)やお顔のパーツの配置に対して、どこにカールが来れば可愛く見えるのか?小顔に見えるのか?
韓国風デザインは基本的にコテ巻きとアイロンが必須のデザインです。
その為、カットもカールスタイリングを想定した長さやレイヤーの設定になるということですね。
4. 韓国風スタイリング
韓国風デザインの総仕上げです。
お顔が見える面積はひし形
菊池先生が絶対に意識するところです。
ボブやメンズスタイルなんかでも使われるひし形のバランスは、韓国風デザインにおいても重要なポイントなんですね。
くびれスタイルでは出す所と抑える所のメリハリが大切になってきます。
アンダーはストレートアイロンで、トップはコテ巻きと使い分けてスタイリング。
コテでもアイロンは使い分けた方がボリュームのバランスを設定しやすくなります。
バングのスタイリングもひし形要素を作るポイントになります。立ち上げる幅やカールの流し方でお顔の出す所出さない所を意識します。
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