ライターのくらたです！
今回はTrueCreation 吉田先生の 『【採用・教育を全網羅！】若手が集まり活躍するロードマップの作り方』 のセミナーダイジェストをお送りしていきます！


美容室経営の課題といえば 『集客』『教育』『求人』 ですよね。
埼玉県を中心に店舗展開を行うTrueCreation(以下『True』)。
勤務時間内の練習や8時間勤務のシフト制など、労働条件や福利厚生の面でスタッフに寄り添っていることに加え、
生え抜きのスタッフをゼロから教育をしてスターを育てることをモットーにしています。


これらを称して 【ジャンプ経営 】
→少年漫画の雰囲気の如く若手でも早い段階でしっかりと活躍していける環境と風土のこと。
若手の即戦力化はどこのサロンも気になるところ！


地方エリアならではの経営に関してのお悩みをお抱えの皆様、一歩踏み出すチャンスをぜひ今日のセミナーでつかんでみてください！
それではよろしくお願いします！

《吉田直史先生とは？》

購入は2022年10月30日23:59まで！

※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは こちら をご覧ください。

1. セミナーチャート

2. 商品は一緒、ビジネスモデルは無限

美容業界において、商品は 【人】 そして 【感動】 そのものです。
「 この業界におけるビジネスモデルは同じではなく、サロンごとに異なる 」と吉田先生。
その理由は商品が 【人】 であり、同じ商品が並ぶことは決してないからと解説をしてくださってます。

これに関連して、吉田先生がサロンにおいて重要視している5つの指標があるといいます。
それがこちら。





吉田先生は、それぞれのサロンがこれらの指標において異なるレベルを持っており、地方サロンとブランドサロンでは異なる悩みや課題を生み出していると指摘しています。





吉田先生が目指すのは、これらの指標が全て高い水準にある状態にあること。
地方サロンとブランドサロンのそれぞれが持っている強みを組み合わせ、全ての指標の高水準を目指すこと が、サロンの成功と成長に向けた努力の方向性と説いています。

3. 風土と理念は一緒じゃない！？

【風土】 は、自社の象徴や文化、独自の価値観のことですよね。


これはビジネスモデルとしての 【人】 つまりスタッフや従業員がその会社の性格に影響を与える要素となるんです。(さっきやりましたね)
会社の風土を理解し、スタッフに落とし込むことは重要です。
さて、皆さんのサロンの風土はどんなでしょう？

Trueさんでは、風土をスタッフに伝えるために 【鉄の掟】 と 【在り方掟】 というものが存在しています。





これらの要素は、風土を分かりやすく伝える共通言語を提供するものです。
Trueさんでは、わかりやすく、誰でも理解できる言葉を使用して、組織の風土をスタッフに共有することをポイントとしています。

一方で 【理念】 は組織の目標や方向性を指します。
経営者は、どこに向かって進むべきかを設定しなければならず、ここが設定されていなければ、行動として落とし込むことは不可能です。

つまり 【理念】は会社が追求する価値観やゴールを示し、それが結果として【風土】を形成 するわけです。
逆に風土は、理念に向かって進むための姿勢や行動そのものと言えるのではないでしょうか。

4. Z世代を最大限に活かす無敵教育理論

Trueさんでの教育における大前提は 【柔軟になること】 で、時代に合わせて変化し続けることを重要視しています。
この柔軟性を保つために、Trueさんでは時代に合わせたカリキュラムやアカデミーを提供しており、その内容はぜひご視聴いただきたいところ。


また、スタッフに対するサポートも重要で、定期的な面談が行われています。
面談の目的は、スタッフが「どうなりたいか」を把握し、一緒にその目標に向かって進むサポートを行うこと。
「やりたいこと」→「できること」→「すべきこと」のフレームワーク を中心に、スタッフの目標や進むべき方向を明確にするために活用されています。





また、これらの面談はTrue内の 『サポート部』 が行っているのですが、実施する人によってムラが生じないよう面談方法を習得するために部署内で勉強を行っているそう。
店長が行うのではなく、専用の事業部がスタッフのフォローを行うというのは非常に魅力的ですね。


先生が徹底しているのは「 上手く行ってるサロンのやり方はすぐに真似をすること 」これが時代に合わせて変化をし、スピード感を持ってアップデートしていくために大切なマインドなんですね。
でも、経営者の皆さんも同様に真似をしてみようと、取り入れようとしたけど上手くいかなかった、なんて経験もあるはず。
その原因は先にも挙がりましたね 【風土】 にあるそう。
「 風土が落とし込まれていないと伝えても浸透しないんですね 」と吉田先生はおっしゃていました。

5. 幹部を輩出輩出し続けられる理由

Trueさんの幹部の平均年齢は驚異の23歳！！！
すごすぎる！
社内の役職ポジションはこのような感じ。





それぞれ幹部になるための条件は 『代表の推薦』 のみ、その中で重要なのは「やりたいか・やりたくないか」だけ。
売上の高い、低いは関係なくやる気さえあればチャンスがあるというのは素敵ですね。
推薦されたスタッフは総会で投票を行い、8割以上の可決があればなることができるそうで、なんと今まで落選したスタッフはいないとのこと。

リーダーに求められるスタンスは、「 スタッフと同じ領域で悩まないこと 」
リーダーがスタッフと同じ視点で問題に直面してしまうと「 あ、この人から学べることがないな… 」という感情を持たせてしまうことで、離職の原因になる可能性があるため、常に一歩先を見越し、提案できる準備をしておくことが大切です。





また、Trueさんは事業部を設立し、店舗から分ける所属を作り、それぞれに決裁権を持たせています。
この仕組みにより、スタッフに責任感を持たせつつ、店舗以外の部門とのつながりを強化し、結束力を高めているようです。

6. 離職の原因は一つずつしらみ潰しに

離職する理由は大きく3つ 【お金】【時間】【人間関係】 です。
風土とは関係なく、どこのサロンにも当てはまるものですが「 美容業界は離職が多いから仕方ない 」とこれらの要因にアプローチをしない限り、離職率は減少しないでしょう。





Trueさんはそれぞれの要因に対して先回りして制度や仕組みを整えていますが、特に 【人間関係】 に焦点を当てて、離職の原因の60%は【人間関係】といわれている部分を 『ガチャじゃない人間関係を作ること』 に注力しています。


人間関係の健全さは何度も出てきていますからもうお分かりかと思います。
そう、風土に大きく依存するため、風土づくりが重要な要素。
加藤先生は在籍年数に応じてスタッフとのコミュニケーションの場を提供し、意識の共有を促進しています。
これは先生が「 誰も辞めさせたくない 」と本気で考え、幹部間で共有しているからこそ可能なことです。


「【お金】や【時間】は制度や仕組みで解消できるものが多いですが、 【人間関係】に関しては風土と幹部を抑えること 」
と吉田先生はおっしゃっていました！

7. 若手が集まる新卒採用完全マニュアル

新卒の求人採用戦は吉田先生曰く 、地上戦（ガイダンス） と 空中戦（SNS） の2つのフェーズで構成されています。





ここでもTrueさんの『鉄の掟』が用意されており、その中でも重要とされているのは
『 ①求人はエリアの戦い 』
求職者はエリアで比較検討を行いますよね？そのため、エリアの中で尖る、つまり待遇で優位に立つことが選ばれるための最低条件であるとお話をされていました。

それぞれの内容を要約すると地上戦では自社の魅力を伝えるとしても、他社と同じような話はせずにアプローチの角度を変えることを意識しており、こちらから一辺倒に話すのではなく「聞く」姿勢を意識すること。
直感的に「いいな」と思う学生にはスカウトに行くつもりで積極的にアピールをしていくことを意識されているそう。

ちなみに、Trueさんのガイダンスはこんな感じ





だいぶ尖ってますね…！


一方空中戦はアカウントの用意は大前提ですが、コンセプトが大事。
大きく分けると 『①カリスマ美容師インスタアカウント』『②仲良さそう！楽しそうな店舗アカウント』 このどちらかを必ず用意するようにしましょう。
どちらがいいかはサロンのブランドによって異なってきますが、難易度でいえば②の方が始めやすいと吉田先生。

SNSの使い方に関しては、まずここでいう地上戦、つまりガイダンスに参加することから始まります。
ガイダンス中に学生とアカウントの交換をするシーンがあるかとは思いますが、その後学生たちの記憶に残るように発信をしたり募集のお知らせをするのに使われているよう。
地上戦で戦った第2ステージに空中戦があるようなイメージですね！！！

最終的に、新卒採用と中途採用のアプローチは異なります。新卒採用では「ロマン」、つまり企業での働く魅力をアピールします。一方、中途採用では「条件」が重要であり、どのような条件で働きたいかを明確にイメージすることが求められます。
「 誰でもいいから来てほしい…！ 」の気持ちはわかりますが、まずはペルソナを決定し、行動を起こすことで適切なアプローチを行うことができるはずです。

8. さいごに

いかがでしたでしょうか？
教育から経営、求人まで今の時代に柔軟に変化をするTrueさんの中身を紹介させていただきました。
ボリュームが多く、内容が非常に濃いセミナーでしたが、一貫して言えることは 【風土づくり】 これに尽きるのではないでしょうか。

他店舗展開を目指すオーナーさんがぶつかるであろう壁を突破している吉田先生の経営術は
トレンドを取り入れた要素も多いですが、元をただしてみると人と人とのつながりをとても大切にしており、
地に足のついた印象を非常に感じました。


効率化や仕組み化はスマートな経営を目指す上で非常に魅力的なことではありますが、吉田先生の口からも多く出ていたように、前提として風土を浸透させることが会社の強みを作る上で
何よりもポイントになってくることが今セミナーで深く学びを得られるはずです！





吉田先生ありがとうございました！

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購入は2022年10月30日23:59まで！

9. 動画の一部を公開