2022年12月06日
【美容師教育の本質】ー取り入れるべき“理論と仕組み”の全てー
サロンの未来を考えていく時、最重要項目として挙げられるのが“教育”。
教育に関しての悩みは多々あるかと思いますが、その解決策の全てをここで紐解きます。
今回は2022年11月28日に放送された
サクラテッセン 能勢 秀昭 ─ 美容師教育に必要な理論と仕組み
の様子をダイジェストでお届けします。
教える側も教わる側も、カリキュラムはあるにせよ
“何となく”の関わりで日々を過ごされておりませんか?
技術を学べればOK?
デビューできればOK?
それでは、サロンも自身の未来も“豊か”になりません。
やはり人間同士の関わりですから、丁寧に構築する必要があります。
そして、変えてはならない本質の部分と
時代と共に変化させる柔軟性が求められるでしょう。
・教育に悩みを抱いてる方
・教育をよくしていきたい方
・離職率を下げたい方
そんな方々にオススメのセミナーです。
また今回のセミナーでは能勢先生と共に、
サクラテッセンのサロン教育を第一線で15年間支えている中平先生にもご登壇いただきました。
綺麗事やうまくいっている事ばかりではなく、色んな失敗を重ねてきたからこその仕組み。
その血と汗と涙と感動で構築された、教育の本質を学んでいきましょう。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・売り上げを作れる人財育成
・辞めない人財教育
・モチベーションの上げ方
・早期育成の仕組み
・Z世代の教育
2. 教育の本質
サロン教育に限らず、学校教育も然り、それらの“目的”は何なのか?
それは「自立」させる所にあります。
能勢先生は大前提として、そもそも教育者はこれを見誤らないよう注意喚起しておりました。
→アシスタントだと生産性がないから教育しよう
→売れるスタイリストになってもらおう
→店舗拡大のためにも有能な人材にを育てよう
これらは、もちろんサロン経営では大事な要素ではありますが、
もっと教える子の立場になる必要があります。
より主体性を持って接しないと、会社に依存してしまう。
それは自立とは真逆の結果を生み出していきます。
つまり、教育する側の意識変革が必要になってきます。
3. 教育の前の教育
教育には、技術的な部分はもちろんのこと“マインド面”も育成する必要があります。
数字の話になりますが、技術力と人間性が掛け合わさることで、売上が変動していきます。
つまり技術だけを学んでも、満足な売上は得られない結果に、、、。
ここで能勢先生は教育の前の教育として
・マインド教育
・可能思考
・ビジョン設定
・心理的安全性
これらに関して解説してくださいました。
教育とは、どちらか一方通行では成り立ちません。
教育側とスタッフの二人三脚でゴールに向かう必要があります。
時にノートを使ったやりとり、定期的な面談だったりを組み込むことで
信頼関係も構築されていきます。
“支持される美容師を育てる教育”をするのが使命だとするならば
その結果にたどりくためには、とても大事な要素と言えるでしょう。
4. 早期育成で売れるために
早期デビューしたとしても、支持される美容師でなければ意味を成しません。
そもそもデビューしない方が良いケースもありでしょう。
では、早期デビューで売れるにはどうしたら良いか。
能勢先生より、
1.カリキュラム化
2.実践化
3.マインド教育
4.スキル6割、仕組み化4割
5.モデルカルテの仕組み
これらが必要であるとご教授していただきました。
サクラテッセンさんでは、入社して一年半〜二年でデビューとのこと。
年齢の若い人ですと、22歳でデビューとなるでしょう。
その年齢だとしても、しっかり売れている仕組みが成されています。
さらにここでは、中平先生の技術教育のシステム化も目から鱗。
DX化とアナログを掛け合わせたハイブリット教育法に要注目です。
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