2021年09月01日
今だらこそ一眼レフをその手に!ヘアの作り込みからレタッチまで!簡単撮影テクニッAtoZ
こんにちは!ライターの秋山です!パラリンピックでも選手たちの活躍を目にすることができとても刺激になります!
今回のセミナーは
「sCene 下防タツヤ ─ もう迷わない!一眼レフでフォトのクオリティーをあげるサロンスタイル!」 です!
近年スマホのカメラ性能は劇的に向上しています。そしてその手軽さからスタイル撮影やモデル撮影まで全部スマホで完結している美容師も多いのではないでしょうか。
実は僕もその1人です。
しかし下防先生はそういう時代だからこそ、あえて一眼レフで撮影をして差別化を計るチャンスだとおっしゃっております。
でもカメラは詳しくないしなんだか難しそう・・・そう思う方には必見のセミナーになっております。
カメラのこと、撮影の仕方はもちろんレタッチまで!
このセミナーさえ見れば明日から一眼レフでの撮影に臨めるくらい、初心者でもわかりやすい内容となっております!
それでは早速セミナーダイジェストをお送り致します!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・モノブロックとヘアの関係性
・サロンスタイルを撮る上でのスムーズな段取り
・ヘアの触り方、作り方
・モデルさんへのポージングアプローチの仕方
2. スタイリング
まずはモデルさんのヘア作りから。
早速下防先生のこだわりが見えてきます。まずはドライヤーを当てて動きを見たり、どんな雰囲気が似合うのか、耳にかけた方がいいのか・・・などを探っていきます。
イメージができたら実際に作り込んでいきます。今回はコテを使用して巻き過ぎないスタイルを作っていきます。
ここでは巻き方のバリエーションが見れるのはもちろん、ポイントの作り方や髪の毛のほぐし方なども細かく知ることができます。
撮影したことがある方は経験があると思いますが、肉眼で見ると良い感じなのに写真になるとなんかイマイチ・・・なんてことありませんか?
綺麗に巻けることがスタイル作りではなく、アウトラインの細かな毛束の引き出しやほぐれ感が写真になったときにヌケ感につながります。
そんなヌケ感を大事にしている下防先生だからこそ作れる質感は、撮影だけでなく普段のサロンワークにも活きる技術だと思います!
3.カメラ設定の解説
続いてはカメラの設定について解説して頂きました。一眼レフを避けがちな方はこのカメラの設定にハードルを感じでしまうのではないでしょうか?
F値?ISO感度??専門用語が一気に出てきて頭に入ってこなくてドロップアウトした・・・なんて方も多いはず。
しかし下防先生の解説は機械音痴の僕でも非常に分かりやすいです!
下防先生の丁寧な解説は、カメラ素人の僕でも簡単についていける優しい解説でした。
セミナーの後半でオススメのカメラについてもお話し頂いています!
4. モデル撮影
ここからモデルの撮影です。
今回のモデル、ライティング、イメージに合わせてまずはカメラの設定から。
先ほど解説に基づいて設定していきます。
そして早速撮っていきます! と言いたいところですが、撮る直前にもスタイリングの調整を。
質感やシルエットの細部にこだわります。
スタイリングを調整しながら良い角度を見極めたり、モデルとコミュニケーションを取りながら作り込んでいきます。
また、どこにピントを合わせるのか決めていくことで、顔周りの質感の作り方も変えているとのこと。
いよいよ撮影です!撮影のテクニックもそうですが、僕が特に勉強になったのはモデルさんへのポージングや指示の出し方です。
慣れないと指示に迷ったり照れ臭く感じたりするのでしっかりとメモして覚えておくことをオススメします!
また、ポージングの意図も解説してくださっています。
なぜ手をそこに置くのか、顔を傾けるのか、全てに理由があります。
細かいところまでわかりやすく解説していただいたので、撮影に対してのハードルがグッと下がった気がしました!
下防先生がモデル撮影で大事にしているのは美容師が撮るということ。髪を良く知っている美容師が髪を主役に撮るということへのこだわりです。
確かにカメラの腕だけ見ればプロのカメラマンに頼んだ方がいいですからね。
でも美容師にしかわからない感覚があるのです。
どんどん撮りたい気持ちが湧いてきます!!
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