2021年07月28日
新時代到来!可愛いが作れる”solidパーマ”大公開!
こんにちは、ユーガです!
皆さん、パーマにはどのような印象がありますか?
デザインを楽しむ、髪にボリュームを出す、スタイリングを簡単にする…
などなど人によって、そして世代によってもイメージが違うのがパーマではないでしょうか?
失敗したらどうしようと思ってしまい、ついついいつものやり方でパーマをかけてしまう。
昔先輩が言ってたから、理由はわからないけどこうしておこう。
というように、まだまだ挑戦し切れていない美容師さんも多いはずです。
今回のセミナーは、そんなパーマの考え方に革命を起こしてくれる先生の登場です!
題して、
hodos YAMASHITA ─ ”Solid Perm” 今のニーズは #solidかわいい
の様子をダイジェストでお送り致します。
今までのパーマの概念を覆す、新たな技術をしっかり学んでいきましょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・骨格、髪質に合わせたウエットカット
・「かけすぎない」パーマの巻き方
・仕上がりに合わせたドライカット
・お客様に合わせたスタイリング方法
まず、solidパーマとは?
削ぎ落とした、という意味が込められていて、
今回はできるだけ工程も手早くやっていく、とYAMASITA先生も仰っていました。
パーマは特に、昔から伝わる”当たり前”が強く残っている技術です。
それをYAMASITA先生が研究を重ね、いい意味で崩せるところは崩して完成したのが【solidパーマ】です。
確かに、今の若い世代の人たちは髪質や髪の生え方なども、従来のアジア人の硬くて真っ直ぐな、いわゆるパーマがかかりづらい髪質よりは、少し外国人寄りの柔らかい髪質になっています。
また、ほとんどの方がカラーをされていたりとパーマがかかりやすくなる条件もかなり多いのではないでしょうか?
まさに、今の時代に一番必要なパーマ技術ではないでしょうか?
今回のモデルさんのBeforeも、癖はほとんどなくハリがあり、ハチの部分に毛量があります。
襟足に位置も高く、まさに今時なモデルさんですよね。
一見パーマがかかりにくそうなこの髪にどうアプローチされるのか楽しみです!
2.ウエットカット
今回は肩上くらいのレングスということで、ショートやボブから伸ばしているお客様が一番変化を求める長さです。
しかしながら、バッサリ切らずにどう変化をつけるか、美容師の腕の見せ所でもあります!
まずはブラントカットから。
「パーマをかけるのに、ブラントカットで大丈夫か?」
という声が聞こえて来そうですが、もちろん大丈夫です!
YAMASITA先生はしっかりと髪質や毛量、骨格を診断してからカットに臨まれていました。
パーマだから、動きを出したいから軽く、という固定概念は今回全く当てになりません!
そして一番の見所は顔まわりです。
ここもモデルさんの骨格に合わせて一番良い範囲で前髪を切っていきます。
耳にかけた時に出る細い毛や、産毛もしっかりとデザインしていきます。
レングスをあまり変えずとも、お客様から満足していただける秘訣が満載です!
見逃し厳禁ですよ!
3.ワインデイング
お待ちかねのワインデイングに入っていきます。
今回は、コスメパーマ、付け巻きです。
もちろん、今回はsolidパーマということで、
よくあるパーマのように、ステムを上げたり、強くテンションをかけて巻く、ということはしません。
全く痛くないのでお客様も不快になりにくいパーマではないでしょうか?
お客様目線でも考えられているところが、YAMASHITA先生がたくさんの方から支持されている理由の一つなのかもしれませんね!
時にはロングロッドや円錐ロッドも使用して巻き進めます。
スライスもしっかり取るというよりは、毛量に合わせてとっていくので、真っ直ぐではありません。
あくまでしっかりしたパーマスタイルではなく、可愛いスタイルを作るためのパーマ、ということですね!
目からウロコになること間違いなしです!
4.チェック&中和
チェックした毛束がこちら、
比較的太めなロッドで巻いていましたが、ここまでリッジが出ています。
美容師さんなら、この時点で良い感じなのが分かりますよね!
YAMASITA先生は、パーマがかかることが最優先と仰っていました。
中間処理をしたり、シャンプー台で水洗したりと、もしかしたら決まりがあるサロンも少なくないかもしれません。
ですがやはり、どんなに髪がダメージしなくても、綺麗にパーマが出ていないと元も子もありませんよね!
中和したら、必ずチェックしていきます。
しっかりかけたいところと、そうでないところをしっかりと見極め、全部同じ時間おくのではなく、
大丈夫と思ったら先にロッドアウトしていきます。
YAMASHITA先生が最初にかかり易いと仰った箇所は確かにかかりが良く、
この見極めとこだわりが、良いデザインを作る為には必要不可欠ではないでしょうか?
もちろん、一度見ただけで習得はできません。
しっかり練習して自分の物にしていきましょう。
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