2022年05月04日

業界初!メンズパーマ専用カットの教科書&綺麗なパーマデザインを学ぶ

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数学で見たことのある因数分解の公式。
 
これらはスタイルデザインの表現にも当てはまってきます。
 
『足し算、引き算の算数が出来れば日常生活に支障はない』
そう思って学生時代を過ごしてきた人にとっては、
美容の世界での“デザインの本質”について、触れにくい位置にいるかもしれません。
 
本日は5月2日に放送された
 
GOALD 佐藤 拓弥 ─ 『仕上がりはカットで決まる。』 業界初。メンズパーマ専用カットの教科書& 綺麗なパーマデザインの作り方、魅せ方。
 
の様子をダイジェストでお届けします。
 
 

 
 
“ド”が付く文系は私のことです、どうも綴りストのSugaです。
 
今回で3回目となる佐藤先生のセミナー、
 
1、2回目はパーマに関して主に重点を置いたセミナーでしたが、
今回は最も重要と言われる“カット”にフォーカスしております。
 
“メンズパーマ専用のカットの教科書”ということで、業界初のメソッド。
 
よりパーマデザインを際立たせるには、欠かせない技術になります。
 
デザインを構築していく時に何が大事なのか?
 
それは一重(ひとえ)では成り立たず、いくつもの積み重なりで浮き上がってきます。
 
つまり、この公式のように_ _ _
 
カット(ドライ×ウェット)+パーマ(ワインディング×ロッドの径や配置×薬剤)=パーマデザイン(Lifeハック)
 
カットもパーマも細部に渡って実装することで、お客様の“なりたい”を叶えることができます。
 
デザインとは、知れば知るほどに奥深いもの。
それを見定めていくためにも、今日の学びの教科書は
 
確実に!
 
アナタにとって“未来を創造するための処方箋”となる事でしょう。
 
 



 
《佐藤 拓弥先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

 

☑こんなことが学べます
・綺麗なパーマ、カッコいいパーマの定義とは。
・パーマヘアをデザインする為のカット技術の基礎&毛量調整と質感調整の応用。
・一人一人に似合わせるパーマデザインの実践、解説。
・パーマの薬剤について
・スタイリングの質を上げるポイント
・スマホで簡単に撮影する際のポイント
 
 
 

2. 綺麗なパーマとは?

佐藤先生が定義される、綺麗なパーマとは
 
 ①立体感、まとまりor 無造作感 
 ②持ちが良い
 ③ダメージが少ない

 
以上の3つ。
 
特に重要視したいのが、①に関して→ちゃんと狙えているか?ということ。
 
デザインとして、自分の狙い通りに表現ができるかどうか。
 
 

 
 
なんとなくパーマを巻いて
なんとなくウェーブがかって
なんとなくスタイリングで誤魔化せばいい
 
そうお思いの方も少なくないかなと。
 
何をどうしたから“かっこいい”のか。
 
その言語化こそがアナタの技術の価値となります。
 
そして、そこを構築するためのカットを学んでいきましょう。
 
 

3. ベースカット(ウェットカット)

モデルさんのbeforeがこちら
 
 

 
 
今回は後頭部は刈り上げず、全体はマッシュベースではあるが襟足はやや長めに設定するとのこと。
 
“パーマがかかる”部分は必然的に“長さ”がある部分になります。
 
ということは、どこにパーマで表現していきたいか?から逆算していき
 
“カッコイイ”スタイルに当てはめていきます。
 
 

 
 
今回の場合、前頭部と後頭部をメインにデザインを考えていきます。
 
つまり、その部分に長さ(グラデーションカット)を残し気味にベースを作ります。
 
その上で注目していきたいのがブロッキングに関して。
 
髪がどこに落ちていくのか?
サイド、前髪、バックとそれぞれ生えている方向を見極め、切り進めます。
 
自分がイマどの部分を切っているのか?
今触っている部分はこの後のパーマでどう生きるか?
曖昧にしないことがとても重要。
 
佐藤先生の説明には全て明確な理由があり、ハッキリと示してくださいます!
 
 

4. ドライカット

ここでパーマの表現に繋がるのが
 
“立体感と無造作感”
 
自分がデザインしたいパーマ感はどんな質感?
 
その鍵がここのドライカットに込められております。
 
 

 
 
ウィッグを使いながら、丁寧に紐解いてくださいました。
 
 

 
 
簡単に言いますと、セニングとスライドの使い分けになります。
 
(もちろん、シザーの入れる角度や開閉の仕方によって変化します。大まかな目安としてご参考にしてください。)
 
その使いわけで、散らす無造作感を出すのか?
まとまりのあるリッジを出すのか?
 
各セクションでの使い分けも解説してくださっております。
 
佐藤先生のスタイルを見たことがある方は、
 
「だからこの質感が表現できるのか!」と目から鱗でしょう。
 
ぜひ本編にてご確認ください。
 
 

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!

 
 

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