2021年12月23日
メンズパーマスタイル徹底解説!佐藤拓弥先生から学ぶオーダー殺到を実現するパーマテクニック
こんにちは!ヘアキャンプです!
今回は
「GOALD 佐藤 拓弥 ─ 『パーマリピート驚異の95%』 この予約を実現させる 日本一のパーマ技術、全公開。」
をダイジェストでお届けします!
トレンドを取り入れたメンズスタイルの発信でお客様からも美容師さんたちからも支持を集める佐藤先生。
「メンズカテゴリを発展させるために教育に力をいれていく」ことを目標に、2022年は全国の美容師さんに向けてセミナーを敢行していく予定とセミナー開始早々に宣言されました。
今回のセミナーは、その教育行脚第一期生のつもりで受講できる、まさにメンズパーマの決定版。
あらゆる提案につながる3スタイルを解説していただける豪華なセミナーです。
それではセミナーの様子を早速のぞいていきましょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・仕上がりに合わせた巻きのテクニック
・新薬剤を使用した髪の状態に合わせる薬剤選定
・メンズに特化した塗布テクニック
2. カット×パーマで作る【Vマッシュ-ツイストスパイラル】
まずご紹介するのはこちらのツイストスパイラルで作るVマッシュ。
佐藤先生のお客様の4割がこのスタイルのオーダーをするという、まさにトレンドスタイルです。
その一方で統一したやり方では、お客様の骨格と親和性に欠けてしまうなんことも…
常に「かっこいい」を提供するためには、ポイントを押さえたスタイル作りが鍵となってきます。
それでは、どこがポイントとなるのかに注目してカットの様子から順に見ていきましょう。
スタイルを作る大きな構成としては、ボリュームダウンの刈り上げ部分と、シルエットを作るトップ部分の2つ。
パーマ施術において最も大切なことは骨格や毛量に合わせて完成形のボリュームを見極めることです。
巻き方でももちろんフォルムは変わりますが、ベースの分析をしてカットを正確に行うことで再現性の高い魅力的なスタイルをつくることにつながります。
例えばこちらのスタイルでは、長さを出したい部分はグラデーションを使いながらボリュームをコントロールしたい部分にはレイヤーを。
レイヤーとグラデーションの差を調整することで、全体的にまとまりのあるスタイルへの仕上げます。
その差の調整に必要になってくるのがセニング。
ウェーブがほしいのか?
それとも量を取りたいのか?
収まりを良くしたいのか?
ベースカットで作ったシルエットや、お客様が持つ素材に合わせてデザインをしていくことがポイントです。
カットが完了したら巻きに入っていきます。
基本は捻って巻きつける、の繰り返しで作られるのがツイストスパイラル。
言葉で表すと簡単ですが、完璧なシルエット作りのためには細部まで気を配る必要があります。
その細部にどこまでこだわれるかのポイントになるのが、カットからお伝えし続けている「骨格や毛量に合わせて完成形のボリュームを見極めること」。
捻り方は?
ロッドの位置は?
巻きつける方向は?
闇雲に進めるだけでは辿り着けない、計算を重ねたVマッシュのための仕上げの工程です。
巻き上がりはどうなっているのでしょうか?
完成スタイルは最後にお見せいたします!
3. カット×パーマで作る【マッシュウルフ-波巻き】
続いて解説いただくのはこちらのちょっと個性的なマッシュウルフスタイル!
フロントのデザインは一つ目のスタイルと同様のフォルムで構成されていますが、ポイントとなるのはバックスタイル。
長めに残した襟足が動きを感じさせるデザインは、先ほどより縦に長いシルエットになるため、カットの段階で髪のつながりを作り込んであげることが大切です。
こちらもカットの解説から確認していきましょう。
フロントはすでに仕上げた状態でスタートです。
現在のウィッグの様子は、完全にフロントとバックが別のスタイルとなってしまっています。
ここから繋がりをつけていくのが今回の技術習得ポイントです。
その時に活きてくるのはスライスの取り方。
フロントサイドはやや斜めで、バックに行くにつれて徐々に横スライスになるような形でとっていきます。
こうすることで耳後ろからの段差が解消されたベースカットに。
ここまで整えたらパーマをかけていきます。
繰り返しとなりますが、パーマの施術で一番重要なのが骨格や毛量に合わせた完成形のボリュームの見極め。
今回もそこを意識した対応として、襟足部分はピンパーマで作っていきます。
そうすることでボリュームを押さえつつもリッジ際立つカールを効かせることができます。
個性的なシルエットはどんな仕上がりになるのでしょうか?
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