2021年10月21日
今だからこそのパーマ提案!ハイライト履歴でもかけられる外国人風パーマセミナー。
こんにちは!ライターの秋山です!一気に気温も下がり本格的に季節の変動を感じます。そろそろ各地域で紅葉も色付く頃合いでしょうか。一足先に自分の髪をオレンジベースの紅葉カラーにしました。
それでは本題。本日は「LOAVE AOYAMA 佐脇 正徳 ─ レイヤー×パーマ 柔らかい質感のクセ毛風パーマ」のセミナーダイジェストをお送り致します!
いきなりですが全国のパーマ比率の平均をご存知でしょうか?僕もパッとは出て来ずGoogleで調べてみました。平均でいうと10%前後なんだそうです。
更に言えばパーマは年々減少傾向にあるというデータまであります。
大体どこのサロンに行ってもパーマというメニューはあるのにも関わらずこの数字なんです。もしかしてこれって灯台下暗しなだけでめちゃくちゃブルーオーシャンなんじゃないでしょうか?
新しく何かを導入するでもなく、すでにあるメニューを活性化させて他と差別化を図れるのがパーマなのかもしれません。
本日のセミナーでは外国人風クセ毛パーマのデザインを佐脇先生に学びたいと思います!
これからパーマを推していきたい方やパーマが苦手な方、パーマのレパートリーを増やしたい方は必見のセミナーとなっております!
最後までお付き合い下さい!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・薬剤選定
・失敗しない傷ませないポイント
・柔らかい質感のポイント
・ボリュームのメリハリ
・わずかなカットでもパーマでイメージチェンジ
・根本の立ち上がり
2. ベースカット
こちらが今回のモデルのBeforeです。全体的にハイライトが入っていて、半年前に佐脇先生がかけたパーマの履歴も毛先に残っています。
今回はレイヤーを入れたベースにパーマでデザインしていきます。最初に前髪と顔周りはしっかり切り込みます。佐脇先生はデザインのポイントになる場所を最初に切っていくと仰っていました。
顔周りにレイヤーを入れたらバックに。カットとパーマは連動している為最終的なデザインをイメージして切ることはもちろんのこと、パーマが取れて緩くなってもキマるカットを心掛けているそうです。
佐脇先生の丁寧なカットと優しいコーミングは必見です。コーミングによる過度なテンションを避ける為にかなり荒めのコームを使用しているのもその為なんだとか。
そしてどこにレイヤーを入れるのか?というのもしっかり見逃さないようにしましょう!レイヤーを入れた場所にパーマがかかることで動きが出るポイントになります。
3.ワインディング
ベースカットの後はワインディングに入ります。ワインディングで大事なのはテンション。テンションを緩く巻き込めばふんわりとした動きが出て、ギュッとしっかり巻き込めば強くかかります。
必要な場所に応じて、テンションを変えていく。そうすることで最終的なシルエットをイメージするのです。
ワインディングをしていく順番もかかりにくい場所や根元からしっかりと立ち上げたい場所から巻いていくこだわりよう。
付け巻きしていくのも全部ではなく緩くなりやすい所などを判断して付け巻きしていきます。
レイヤーが入っているとは言えボブの長さはボリュームが重なってしまいやすいので薬剤や巻き方でコントロールしていきます。
更にもう一つワインディングの際に気をつけることは、スピードです。お客様がパーマを巻かれている状態は気持ちの良いものではない為、常に素早く巻いていきます。
仕上がりだけでなくお客様への配慮も欠かさない佐脇先生の姿勢も見習うポイントですね。
放置タイムを終えチェックをしたらアプリケーターで水洗をしてその後クリープに入ります。
クリープ時間の方が1液より長く置きます。
そうすることでハイライトが入っていても過度なダメージを防ぐことができ、尚且つ優しいふんわりしたパーマになるのです。
この後2液の放置時間にパーマの解説もして頂きました。
その中でも佐脇先生が定義する「外国人風パーマ」の解説を聞いてから、改めてカットやパーマのセクションを見るとより明確になります。
ポイントは「ロッドの選定・テンション・角度」の3つ。この3つが外国人風パーマを作る上で佐脇先生が大事にしているポイントなんだそうです。
この3つのバランスがナチュラルな外国人風のクセのような質感を生んでいます。セミナーの中で最も重要なポイントです。是非この項目に注目してご覧下さい!
ロッドアウトをして流したらいよいよ仕上げです。
4.ドライカット
流した状態で既にお洒落な雰囲気にかかってます!根元の立ち上がりもしっかり出ているし、しっかりかかっているけどボリュームも出過ぎていない。
この後しっかり乾かしてドライカットをしていきます。
ドライをお客様に説明する時は、根元から乾かしてあとはバァーっと乾かすだけと伝えているそうです。
ドライが簡単にできるのはお客様にとっても嬉しいですよね。
ドライカットは基本的にセニングは使わずにスライドカットとストロークカットで毛量と質感を作っていきます。
この時に毛先が先細りになるように意識してカットしていくとよりパーマの動きが出しやすくなります。バックも同様にボリュームと毛先の質感をコントロールします。
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