2022年03月10日
nanuk流クリームパーマ&カット理論でボリュームコントロールを極める!
こんにちは!ライターの秋山です!最近3歳の三男とマリオカートをやるのですが、「パパはボクのこと抜いちゃダメだよ」と天使の笑顔で言われます。おかげで接待マリカーを極めつつあります。
その辺の極意を知りたい方はご連絡お待ちしております。
さて本題です!
本日は
nanuk 高橋 忍 ─ nanuk流「Functional hair(機能的な髪)」多彩なセルフスタイリング可能なカットパーマデザイン提案
のセミナーダイジェストをお送り致します!
nanuk流の″クリームパーマ″はパサつきが気にならずしっかりとしたカールを出すことができます。
お洒落なクセ毛風を演出しつつボリュームが出すぎないようにコントロールするカット&パーマ術は必見です!
更に高橋先生の作るパーマデザインはアレンジやスタイリングの仕方で様々な変化を魅せます。そんなnanuk流パーマを学んでいきましょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・アレンジ多彩なカットパーマデザイン
・ロッド構成によるボリュームコントロール
・カットによる毛量コントロール
・パーマスタイリング法
2. Before &ベースカット
まずはモデルさんのBeforeから。
日本人に多いハチ周りがはってしまう、そしてバングエリアはボリュームが出にくいようです。
高橋先生はカットに入る前に、どこにボリュームを与えてどこを抑えるのか、カールの動きをどこに持ってくるのかなどを確認するそう。
今回のスタイルは顔周りがデザインのポイントになるので、バングから切っていきます。
顔周りはアレンジする際にもデザインの主役になるので要チェックですよ!
バングを切る時は、バングの内側の処理がポイント。
パーマが崩れてしまっても、バングのデザインは崩さないための工夫です。
顔周りはしっかりとレイヤーをいれるのに対して、バックは割と重めに残します。
その理由はウルフのように軽くし過ぎないのがトレンドだから。
もう一つは顔型や髪質、骨格などに対してボリュームのコントロールを後から合わせて行くため。
バックを軽くしてもまとまる髪質なのか、バックを重めにした方が似合うのか、見極めながらカットプランを決めていきます。
ベースカットが終えたらあとはボリュームのコントロールを意識しながら量と質感を調整していきます。
セニング、チョップカット、ストロークカットをどう使い分けるか、解説して頂いています!
パーマを綺麗にかけるというのはもちろん、様々なレングスやヘアスタイルに対応でき、汎用性のある量感調整や毛先の質感作りは必ず覚えたいポイントです!
3. クリームパーマ1剤塗布
カットでボリュームコントロールした後は、クリームパーマで更にボリュームコントロールをしていきます。
クリームパーマはボリュームコントロールをするだけでなく、薬剤を髪に反応させることでパーマのカールが出やすい髪にするという効果もあります。
ボリュームを抑えたい場所、ボリュームを残したい場所、頭の型や髪質を理解し仕上がりをイメージして塗布します。
タイムになったら軟化チェックをして流してからワインディングです!
4. ウィッグでカット&パーマ解説
カットのポイントやカールの出方の解説もしていただきました!
バングからサイドバングにかけてのレイヤーの角度をなだらかにするのか、縦目に落差をつけるのか…
そう言った部分の似合わせ方やアレンジした時のポイント作りなどを更に細かく解説して頂きました。
そしてパーマの解説ではロッドの形や径数を変えた時のカールの出方の違いも教えて頂きました。
毛先のカールだけでなく、根本付近に出るカールの違いにも詳しく触れていただきました。
この解説をしっかりと咀嚼し、この後のワインディングを見るとより理解度が増しますよ!
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