2022年04月08日
矯正毛にこそかけたい?!南式ニュアンスデジタルパーマ!
こんにちは詩歌です。
4月になりました。
今年がもう1/4終わったと思うと光陰矢のごとしです。
さて今回は、2022年04月05日に放送された
「Doll hair 南 佳太 ─ 2022年度版 絶対失敗しない酸性ストレート後の 南式酸性デジタルパーマ術」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
従来の加熱処理をするデジタルパーマや縮毛矯正といえば”乾燥”と”ダメージ”がキーワード。
施術するだけでもダメージしてしまうから、矯正やデジパをかけたらもう他の施術は控える!というのがこれまでの定石でした。
しかし時は2022年。
むしろデジパをかけるなら矯正をかけてから。
というプランが常識化するかもしれません…!
大きく癖でうねるロングヘアにこのままデジパをかけるのではなく、一度酸性矯正をして髪全体の質感、シルエットを整えます。
この美しい状態から、毛先にニュアンスを足すことができれば、あたかも元々綺麗な毛先だけ癖毛風が完成です。
誰もが想う夢のような美髪にするなら南式デジパ!
絶対に失敗しない薬剤の選定の方法から、シンプルかつ簡単なデジパのテクニックについて理解を深めたいと思います。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・縮毛矯正にデジパをかける方法
・毛先癖毛風パーマ
2. デジパをかけるメリット
ストンとまっすぐなストレートヘアもサラサラの髪が美しさを際立たせます。
でも無い物ねだりの私たちは、ナチュラル系がブームの今、美髪と同時に自然な毛先の動きにも憧れてしまいます。
根元の広がりや大きくうねる癖は気になるけど、癖毛風のクシュっとした動きのあるデザインにしたい!
それを両立できるのが、酸性ストレート毛にかけられる南式デジパです。
今までではアイロンを通して毛先をコテで巻き足して、特別な日の朝2時間かけてセットしていたスタイルを、毎日乾かしただけで作れるようになるようになるなんて、誰が想像していたでしょうか。
技術も薬も進歩して、我慢しないオーダーができるようになる。
その一端を担うのが縮毛×デジパです。
3. なぜ先に縮毛をかけるのか?矯正のスペックは?
そもそもなぜ縮毛をかけてデジパをかけるべきなのか。
先ほどお見せしたBeforeの写真に戻りますが、
スタイリングで作ったニュアンスとは違う大きなうねるような癖、そして根本からの細かいウェーブによる広がり、これらは毛をカールさせることでは解消できない悩みです。
あくまで根元はストンと落ち着いていて、動いて欲しいのは中間〜毛先。
ではどんなスペックで矯正をかければその後パーマに移行できるのでしょうか。
矯正から1週間足らずでパーマを当てられるくらい体力は削らず、でも癖は取り除く。
毛髪のダメージレベルに合わせて複数種類の薬を塗り分けて矯正しています。
4. 薬剤選定、テクニック
毛髪強度を見て、パーマの方向性が決まったら、早速薬を塗っていきます。
スピーディな塗布、また毛が物理的にダメージを負わないように、熟練のテクニックを駆使して、優しく還元します。
とにかく毛を不要に傷つけないこと。
シンプルな工程の中にも
・ステム
・刷毛の扱い
・軟化チェックの目安
・2液の塗布方法
など、南式ならではのパーマテクニックが盛りだくさんです。
最近私もサロンでデジパをする機会が増えてきたのですが、なかなか南先生のように思った通りの仕上がりになりません。
何が悪いんだろうな〜〜〜〜といつも薬のスペックばかり気にしてしまいがちですが、今回のセミナーを受講して大改善ポイントを見つけてしまいました。
・デジパロットに巻くときのスライスの厚さ
・加温後の処理
・2液の付け方
つい”知っていること”としてアップデートを怠ってしまいがちなこれらの基礎テクニックですが、ここに成功の極意が隠されていたか〜!という感じ。
難しい毛にデジパをかけるならこれらも忘れずアップデートしなければいけません。
加温時間や、どんな仕上がりにしたいのかゴールから逆算すること。(これがとっても難しい!)
そして、1剤の塗布に限らず、毛の状態に合わせた薬剤塗布ができているかどうか。
デジパ始めたけどイマイチ満足の仕上がりにならない…そんな方にも是非ご視聴いただきたい本編となっています。
- 1
- 2