2020年11月25日

今必要な新常識。これで全てが理解できる南式『パーマの教科書』

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23日都内某所…てっきり大阪で収録だと思っていた南先生と都内で偶然にも遭遇して、驚きのあまり突然芸能人に遭遇した一般人のような訳の分からない挨拶をした美容師は私です。
こんにちは詩歌です。
 
 
さて今回は2020年11月23日に放送された
 

「Doll hair 南 佳太 – 【南式・ニューベーシック理論】 酸性パーマ & 酸性ストレートパーマ」

 
の様子をダイジェストでお届けいたします。
 
 

 
 
パーマに限ったことではありませんが、わかっているようでわかっていない基礎理論。
そこにどんどん日進月歩で新しい薬が出てきて、技術もどんどんアップデートされます。
 
薬剤の効果はわかるけど(毛が軟化する!!とか)、どのような原理で毛髪に働きかけているかわかっていない。
説明書通りには使えるけど、応用ができない。
 
それらの悩みは基礎理論を見直すことでかなり解消できます。
 
そこで今回はパーマの寵児、南先生をお呼びして、教科書では理解できなかった毛髪の基礎知識、有効成分のこと、そして最新の薬剤の使い方まで教えていただきました。
 
今はこの内容がニューベーシック理論となりますが、きっと数年後にはこの知識がスタンダードなベーシック理論になってくることでしょう。
 
誰よりも早く正確な知識を身につけて、一人でも多くの悩めるお客様をパーマで救ってあげられるように!
永久保存版の今回のセミナーを見て、1サロン1南先生が爆誕することを祈っています!
 
 



 
《南佳太先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑️こんなことが学べます
・パーマについて
・何でできているか
・どういう効果があるか
・どんなものが含まれているのか
・何がダメージの原因になるのか
・ダメージさせないパーマとはなんなのか
・薬のスペックを読み解く鍵
・毛髪の形状を変えるにあたって重要なこと
 
 
 

2. 毛髪内にある結合とパーマ剤に含まれる成分の関係

薬剤のことを知る前に、まずは毛髪について復習していきます。
専門学校ではまさに上澄みだけを撫でるように習う美容化学の基礎の部分ですが、今回はパーマをかけるにあたって知っておくべき部分だけをピックアップして教えていただいています。
 
毛髪内には数種類の結合があります。
その各々の結合がどのような目的を持っているのか、結合を切る時にはどうしたらいいのかを復習します。
 
 

 
 
教科書では化学的に浅く広い説明がされているために個人的にはとても分かりにくいと思っていた毛髪内の結合の話ですが、南先生のお話ではパーマを当てる観点から結合について説明をしていただいたため、ある1つの側面から見た毛髪内の結合の意味を理解することができて、とてもスッキリしました。
 
毛髪内のことを思い出したら、今度はパーマ剤について理解を深めます。
 
パーマ剤に必ず含まれているものは何なのか。
そしてそれらが毛髪にどのような働きかけをするのかを学びます。
 
 

 
 
わかっているようでわかっていなかった「TG」やたくさん種類があってどれが何やらわからなかった「還元剤」の話がここで出てきます。
各々の目的を整理することで、有効成分がどのような効果を期待されて薬に含まれているのか理解することができます。
 
 

3. 内容成分の強弱について

パーマ剤に必ず含まれているものを目的別に分類したら、次は有効成分について詳しく掘り下げました。
各有効成分が第2段落で出てきた「どのような働きかけをするのか」について知っていきます。
 
有効成分は日々の研究を重ねてその結果どんどん改良される部分でもあります。
常に今最も有効でダメージレスな成分を知っておくことで、日々出てくる新しい薬を自分の力で取捨選択することができるようになります。
 
 

 
 
そしてこの有効成分の強弱を知ることで、お客様お一人お一人の髪に合わせた薬を的確に選ぶことができるようになります。
 
もうここまでくると「私たちって実はほぼ薬剤師なんじゃないか…。」と思わざるを得ません。
 
 

4. 毛髪の形状が変わるプロセス

充実した3時間セミナーもここで折り返しを迎えます。
毛髪、そして薬剤について理解したらその薬が働きかけて毛髪はどうなっていくのか、今一度毛髪の内部を覗いてみます。
 
パーマ剤に含まれる有効成分が髪の毛のどの部分、そしてどの結合に働きかけることで、どのような順番でパーマがかかるのか。
また毛髪のダメージによって、どの有効成分を調整する必要があるのかについて学びます。
 
薬剤のスペックと毛髪の状態をどちらも不足なく知ることで、十人十色の髪の毛に対して正しい薬剤選定ができるようになります。
そうすると今回のセミナーのテーマである酸性パーマはもちろん、どの領域でのパーマも最低限のダメージで、より安全なパーマをかけることができるようになるのです。
 
 

 
 
なぜ酸性ストレートが傷みにくいとされているのか。
本当に全ての酸性ストレートが傷みにくいのか。
酸熱トリートメントと酸性ストレートの相性はどうなのか。
 
なんとなく知っているようで、なぜ?その答えが導き出せたのか不明瞭だったことが、南先生のセミナーでみるみるうちに解き明かされていきました!
 
これはもうこのまま教科書に載せたほうがいい…。
もし私が、教科書を作るならば、その教科書には必ず南先生のパーマ基礎理論を載せることを決心しました。
南先生のお顔入りの施術風景も積極的に載せたい…(小声)
 
 

> 次のページでは今最新のあの薬をさらに深掘り!

 
 

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