2023年07月21日
再現性抜群!韓国スタイルのデジタルパーマテクニックでヨシンモリを極める
ライターの倉田です。
本日は【HAUM 하능 ハヌン ─ 【再現できる韓国スタイル】韓国No.1サロンから学ぶ-韓国カット&デジタルパーマ-】のダイジェストをお送りいたします。
最初にこれだけ伝えさせてください…
「とても感動しました!!!」
技術も文化も美容に対しての感覚も、日本のそれとは違う角度から学ぶことができ、視座が高まりました!!!
今回披露していただくのは、韓国スタイルが誰でも自宅で再現できるデジタルパーマテクニック。
韓国特有のボリュームを活かしたデザインは、お客様側のスタイリングテクニックに依存する一面もありますよね…
全てのデザインのテーマでもある”再現性”を韓国スタイルに落とし込んだテクニックを是非ご覧ください!
さらに今回カット&デジタルパーマのセミナーではありますが、日本のヘアスタイルやトレンドにも大きな影響を与えている韓国美容シーンのルーツをハヌン先生のセミナーで感じていただければと思います!
それではよろしくお願いしますー!
購入は2023年7月27日23:59まで!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・再現性の高い韓国スタイルのデジタルパーマ
・根元のボリューム出せるパーマの方法
・韓国最新トレンド事情
・韓国ヘアの「可愛い」理論
2. ヨシンモリを作るベースカット
ヨシンモリーゆるめの外巻きウェーブヘアのこと。
韓国語でヨシンは「女神」、モリは「頭、髪」を指し、日本では通称「女神ヘア」として親しまれていますね。
最近の韓国のトレンドヘアは『低めのレイヤースタイル』とハヌン先生。
今回のデザインも同様に全体的にレイヤーはいれず、ハチ上と顔まわりにレイヤーを入れるようなベースカットを行っていました。
ちなみにこれはセミナー全体を通してですが、ハヌン先生からライブ視聴者の方々へ質問が多く投げられていたり、視聴者からもハヌン先生へ質問が多数寄せられていて、オンラインセミナーとは思えないほど会話のキャッチボールがあるのが非常に印象的でした
(ちなみに質問に正解した方には景品がついてました笑)
カットはこのような展開図。
3. 興味深かった回答を抜粋して紹介
そんなコミュニケーションの多かった今回のセミナー。
やりとりの中でくらたが興味深かった回答を抜粋してみました!
Q:『韓国の美容技術がこんなに日本で流行ってる理由は先生はなんだと思いますか。』
A:韓国のスタイルは一般的に見て可愛いなって思えるような大衆性があると思うんですね。性格としても尖ってるっていうか、変わってる人が多いんじゃなくて、普通の人が世の中には多いんです。
そういう方々に合わせた普通の大衆生を備えた韓国スタイルが流行ってきたのが理由じゃないかと考えます。
Q:お客様の不満やクレームなどを受けたことはありますか?
A:韓国の場合は文化的にお客様は遠慮なくコンプレイン(不満)や「ちょっと気に入らないな…」と思ったらすぐ言ってくださいます。
日本は多分文化的にマナーがいいからだと思うんですけれども、直接的に不満を寄せてくる方があんまりいらっしゃらないかもしれません。
逆にそれはお客様のニーズや不便と感じるところをキャッチするのが難しいところがあるんじゃないかなと思うんですよね。
不満に対しては必ずお直しをさせてもらうようにしていますが、それらに対して応えていく過程の中で私も本当に成長できたと思っていて、逆にすごくありがたいことだなと思ってます。
Q:SNSでこれほど人気が出ている理由はなんですか
A:1つは『頑張ってる姿を見せること』頑張っていることをわかってくださってる方が多くて見てくださってると思います。2つめは『変化を大事にすること』変化が明らかにあるコンテンツを発信することですね。3つめは有名人の髪型や話題になった髪型をコピーして、それを再現する内容コンテンツを発信してることが多いので、それらも影響があるかなと思います。
あくまで紹介させていただいたのは一部で、他にも本当に多くのやり取りが行われてました!
韓国文化や技術に関することなど…技術セミナーではありますが、まるでトークセッションのようなハヌン先生の様々な引き出しを見せていただけました。
視聴者さんの参加意識が非常に高かったのも要因の1つでしょう。
さて、本題に戻りましょう!
続いてはみなさんが一番気になるヨシンモリのパーマデザインについて見ていきます。
4. 海外セミナーあるあるをHAIR CANMPで解消!
海外のセミナーあるあるですが、薬剤や機材がそもそも日本に未導入のものばかりで「いや、そのアイテムありきやないかい!」みたいになること少なくないですよね?
みなさん安心してください。
今回のセミナーでは【SHISEIDO PROFESSIONAL クリスタライジング キュール】【SHISEIDO PROFESSIONAL クリスタライジング ストレート】シリーズを使用!
セミナーで学んだ技術を、日本の製品ですぐに実践できるんですね。
スペックや製品詳細はこちらからご覧ください。
▶︎クリスタライジング ストレート
▶︎クリスタライジング キュール
というわけでハヌン先生のパーマデザインを見ていきましょう!
5. 大注目!超繊細なパーマデザイン
さあここから加速していきますよー!
まずは1液塗布。
すでにこのタイミングでワインディングをしているんですね。
普段みなさんここでやります?僕はやったことありません。だって1液塗布は結合を切る作業ですもんね。
ハヌン先生曰く「シスチン結合を切る際にワインディングをしておくことで髪にウェーブの状態を記憶させておくことができるんです。熱系パーマをするときは必ずやるようにしています」
ちなみに2液塗布時にも1度ロッドアウトをした上で、再度ロッドオンしてから2液塗布をしていました。(かかり具合を確認した上で求めるウェーブに再結合をさせるため)
これは僕の中では初耳!!!早速取り入れてみよう。
さらには韓国スタイルで重要な根元のボリュームに関しては”ルーツパーマ”と”アドパーマ”を使い分け。
違いとしては
アドパーマ→根元のボリュームを出す
ルーツパーマ→跡を残して活かす
どちらのパーマも根元のボリュームを活かす方法ではありますが形のつき方が全然違います。
ルーツパーマに関しては、割とはっきり跡が残るんですが、そもそも顔まわりは外しているので気にならず、全体パーマを半年周期で提案することでルーツパーマをかけた部分が馴染むようになるそう!
まだまだありますよ
加温後、一般的にはそのまま2液塗布に移るかとは思いますが…。
ハヌン先生は一度全てロッドアウトをして”パーマをかけた部分”と”パーマをかけていない部分”を馴染ませるためにアイロンを通しています。
特にバングのセクションに関しては「これで根元のボリューム感が決まってきます、やらないと力なく落ちてきちゃうんですよね」とハヌン先生。
この作業がデザインの質を高めているんですね。
それにしても、どの作業も緻密に計算されており、1つ1つのクオリティーが非常に高い。
日本にはない施術方法も数多くありますが、どれも取り入れることが可能なものばかり。
このパーマのセクションは本当に必見のパートとなっています。
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