2021年02月25日
-常識が覆る学びの時間- 黒木式酸性W還元パーマの全貌
「アイヤー!!!!」
と夢の中で鳴り響いた事により目覚めました、どうも綴りストSugaです。
さて、今回は2021年2月23日に放送された
CHARLES DESSIN 黒木利光 ─ “100年先の未来のパーマ理論” 酸性域でバージンパーマ × リタッチパーマ『黒木式酸性W還元パーマ』
の様子をダイジェストでお届けします。
大阪が生んだ最強のエンターテイナー“黒木利光先生”が、今宵も1000年先の未来から降臨してくださいました。
#太眉とホクロの毛が未来のトレンドだよ
現代の美容技術に警笛を鳴らし、
未来に繋がる“技と知”が炸裂します。
画面越しのアナタは、ご自身の技術についてどれだけの事が語れますか?
2021年、SNSをはじめとする情報社会の中で
“スキルのある人と無い人”では
ハッキリと明暗が分かれてくると予想されております。
当然、お客様の目も大変肥えてきています。
つまりお客様に対して、どこまでこだわった仕事が出来るかどうか。
今回のセミナーも、目からウロコの技術や知識がてんこ盛り。
同時に、美容師人生を歩む上での
“大切なマインド”にも気づかせてくださいます。
そのマインドがあるからこそ、技術と知識が構築され
お客様の笑顔に結びつきます。
本物になれるかどうかはアナタ次第。
それでは早速、
新時代の扉を開いていきましょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・黒木式パーマ理論
・軟化、還元、架橋について
・黒木式ワインディングの極意
・10年先まで美しくいられる技術
2. 黒木式ダブル還元とは?
今回のモデルさんは7ヶ月前にパーマをされております。
新生毛と既パーマ毛が混在する髪にどうアタックするか?
黒木式ダブル還元とは
まず始めに新生毛にのみ、
薬剤を塗布して還元をさせていきます。
そしてワインディング後に改めて薬剤を付けていきます。
還元に差をつける事によって、
適切な部位に適切な反応を与えていきます。
ここで使う薬剤は全て“酸性域”。
まさにニュースタンダード。
3. プレアウト後から薬剤塗布
まずはプレアウトから。
プレアウトとは、
アルカリ性の水溶液で、
頭皮についてる余分なシリコンや過酸化脂質などを落とすことを指します。
今回使用する薬剤が非常に優しいモノになるので、“ムラ還元”を防ぐ為に、こうした処理が特に必要になっていきます。
丁寧な工程一つ一つが、
上質な仕上がりへと導いていきます。
新生毛に対しての薬剤塗布は、ウェット状態にて行います。
理由は、既パーマ毛のウェーブを確認し
薬剤による無駄なダメージを防ぐためとの事。
ペーパーをパネルごとに塗布し、既パーマ毛を保護していきます。
1パネルずつ積み重ね、とても綺麗な配列で塗布されていきます。
黒木先生は
“美しい仕事をするコトが大切”とおっしゃいます。
・美容師による塗布等の様々な所作
・放置する時のお客様の姿
など、
お客様から直に見える事なので、細かな配慮がとても大事。
多角的な視野から物事を考えるのは、とても大切なスキルと言えます。
4. 軟化、還元、架橋について
・軟化…PHがアルカリに傾き、髪を柔らかく膨潤させる作用。アルカリに傾き過ぎるとタンパク質を分解してしまう。
・還元…髪の中のSS結合を切る作用。還元剤として〈チオ、システアミン、システイン、GMT、スピエラ〉などが挙げられる。
・架橋…毛髪内のタンパク質成分を強くする。髪にハリコシを出し、リッヂにも関係する。髪の芯を太く強くすること。
大まかにこのような事を言いますが、
本編ではそれぞれの関係性について、黒木先生からより詳しく解説して頂きました。
酸性域でパーマをする上でとても大切なお話です!
要チェック項目になりますので、是非ともご確認ください!
5. 黒木式ワインディング
今回の酸性W還元パーマにおいて、
このワインディングは必須項目になります。
“ノンテンションRシェープワインディング”
根元にラウンドシェイプさせ、緩く内に巻いていく手法になります。
なぜこのようなワインディングなのか。
それは、優しい薬剤の浸透率を上げる事と、
根元から自然なカールを生み出す為です。
雑誌やタオルを使ってわかりやすく解説して頂きました。
テンションをかける事で薬剤が浸透しにくくなります。
また、引っ張ると物理的にも傷む要素が生まれます。
それらマイナス要素を無くす為の
“究極のワインディング”と言えるでしょう。
お客様も引っ張られて痛くない
髪も傷まない
ウェーブはしっかり出す事ができる
これぞ未来のワインディング!完璧ですッ!!
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