こんにちは。ヘアメイク・美容師のshiikaです。
今回は人気沸騰中 ”韓国メイク” のライブセミナーをダイジェストでご紹介します。


2024年09月03日に放送された

「客単価2万円で予約殺到【進撃の韓国メイク】」

皆さんはもうご覧になられましたか？


美容大国韓国、そして世界のエンタメを牽引する韓国。
そんな韓国のコスメ、そしてメイクには世界中の関心が寄せられています。

白く透き通ったような美しい肌、ぱちっと目を引く目元はそのデザインも豊富で、ひとえに“韓国メイク”と言ってもさまざまな個性があります。

どことなくうぶい色遣いと裏腹に、きちっとしたフレーム感など締まるところはしめる。
じっと観察しても隙のない韓国メイク。バランスが整えられ、完成度が高いお顔に演出されている様は、K-POPに始まる韓国カルチャーの高い完成度と比例するようです。

今回はそんな止まるところを知らないK-BEAUTYを紐解きつつ、韓国メイクを日本人に似合わせる時の知っておきたいポイント、そして最新の韓国メイク事情についてGEKKABIJINのSACHIKO先生に教えていただきました。

《GEKKABIJINとは?》

購入は2024年9月13日23:59まで！

※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは こちら をご覧ください。

1. セミナーチャート

2. 大事なのはレイヤード

「元から綺麗だったお肌にほんの少しクリームを塗っただけ」韓国には紫外線って存在しない？オゾン層強すぎ？？と妬みたくなるような肌をしているKアイドルたち。
でも実際は人並みにお肌の悩みがあるようです。





そんな肌悩みを綺麗にカバーしてつるんと見せるためのポイントは レイヤード すること。保湿はスキンケアの基本ですが、メイク前は目的に応じてアイテムを選ぶことが重要です。
お肌がしっかりと潤えば、その上に載せるものもピタッとフィットしてくれます。





綺麗なお肌を作るのはファンデーションだけではありません。
プライマーやコントロールカラーを活用し、肌色を均一に整えます。どの色のコントロールカラーをどこに使うのか、気になりますよね。

ファンデーションも1種類ではなく、さまざまなカバー力、保湿力そして色合いの異なるものを合わせて使うことで質感をコントロールしつつ、透明感のあるお肌を作っていきます。

3. 韓国メイクの象徴“まつ毛”に迫る

韓国メイクと言えば太く束になって上を向いたまつ毛がトレードマークです。
部分用アイラッシュを使うのは皆さんもよくご存知かと思いますが、実はここに大きな落とし穴が。





韓国メイク、なんとまつ毛パーマとの相性はそれほど よくない とか。
仕上がりはくるんと上向きのまつ毛ですが、パーマがかかっていると綺麗に束にするのが難しいそう。そこで今回は、素まつ毛から束感を作る正しいやり方について、SACHIKO先生に教えていただきました。

束間まつ毛を作るためには、ただ先っちょをくっ付ければいいワケではありません。眉毛のスタイリングと同じように、根本からの毛流れをよく観察して毛先の束間を出すのが、失敗しないコツです。

4. お肌は後から上書き調整する！その真意とは

アイホールのメイクが終わったら、全体のトーンのバランスを見つつ、ファンデーションとコンシーラーを足していきます。





レイヤードしているとは言え、水分量の多いアイテムで仕上げていくと、メイク中に手やパフに吸い取られて薄くなってしまったり、お肌の水分と混ざって透過率が高くなってきてしまう部分も。また肌と隣り合う“目元”に色が乗ると、全体の見え方に変化が出ます。

素肌のくすみ、赤みなどをカバーしつつ、“白い綺麗なお肌”に見えるようにファンデーションは 上書き 保存（調整）がポイントです。

5. 微細なところまで完璧を追求する韓国メイク

韓国メイクのキチンと感はその 優先順位 の付け方にありそうです。まず大事なのは、全体のバランスが良いこと、そしてゴールとなるお顔のイメージがはっきりとあること。




パーツごとに仕上げていくと言うよりも、お顔トータルで考えて、必要に応じて足していくことで、全体の統一感は残しつつ完成度を底上げしていきます。

6. さいごに

「韓国のサロンでは、基本がメイクだけで1時間半〜2時間！」と言うお話に、冒頭「え〜〜！そんなに時間かけていいの？！」と驚きを隠せなかった技術者の方も多いのではないでしょうか。

サロンでも、現場でも、ヘアメイクで時間を調整することを求められる部署柄、時間をかけるなんて…と思ってしまいがち。ですが、逆に十分な時間を担保されているのは、そこに価値があるから、と言うことにもなります。

とにかく早く時間以内に仕上げるやり方から、時間もお金もかかるけど、納得の仕上がりで特別な時間を過ごしてもらう“価値の作り方”にシフトチェンジしていくことで、今後サロンの生き残りをかけた戦いを制していけるのでは？と希望が見えました。





美容室過去最多倒産のニュースも耳に新しい、大変な時代です。それでも技術には価値があること、時間とお金をかけてそれを享受したい方がいること、日々美容業界の常識も更新されているを心に留めて鍛錬していきたいと思います。

SACHIKO先生ありがとうございました!

《GEKKABIJINのセミナー一覧はこちら》

購入は2024年9月13日23:59まで！

7. 動画の一部を公開