2023年05月30日

美容室のお客様が喜ぶメニューの作り方のポイント

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美容室でお客様に喜んでいただくためには、ニーズに合わせて豊富なメニューを提供することが重要です。
お客様が何を望んでいるのかを考え、それに合わせた施術やサービスを提供することで、満足していただけます。
この記事では、美容室でお客様が喜ぶメニューを作るためのポイントをご紹介します。
また、そのメニューを基盤にどのようにして売上を伸ばしていくことができるのか、その方法も解説します。
 

1. お客様に喜ばれるメニューとは?

美容室でお客様が喜ぶメニューは、個人の好みやニーズに合わせたサービスを提供することが重要です。
どういったお客様に向けてのメニューで、何に訴求した内容なのか。
具体的にターゲットを明確化させてメニューを組むことが大切です。
 
 

 
 

ターゲットやコンセプトの明確化させたメニュー

まず初めに、どのようなお客様をターゲットにしているか明確にする必要があります。
例えば、若い女性向けのサロンであれば、トレンドを取り入れたメニューやスタイルに需要があります。
また、ビジネスパーソン向けのサロンであれば、シンプルで洗練されたスタイルや効率的で施術時間重視にされるかもしれません。
コンセプトやブランディングを明確にし、それに合わせたメニューを提供することが重要です。

トレンドを踏まえたメニュー

時代に合わせて、人気のトレンドである髪型や髪色を提供できるメニューがあるとお客様に喜ばれます。
また髪だけに注目するのではなく、メイクやネイル、ファッション全体を捉えて提案できると、より満足度が得られるでしょう。
世間の流行りをいち早くキャッチし、トレンドに乗ること、もしくはトレンドを発信することに意識を向けてメニュー作りをすると良いでしょう。

悩みを解決するメニュー

お客様がどんな悩みを抱えているかを考え、どのメニューを利用することで解決に近づけられるのかを明示すると親切です。
それは悩み別に、おすすめしたいメニューを提示する方法もあります。例えば、“白髪に悩んでいる”や“薄毛に悩んでいる”、“癖毛に悩んでいる”などです。
何の悩みを解決できるメニューを揃えているか、うまく発信することで集客につながります。
悩みに対しダイレクトに解決できるメニューは、多くの方から喜ばれます。
 
 

2. メニューで売上がUPするカラクリ

一般的なカットやカラーのメニューをお客様に提示していく時に、売上をUPさせる方法があります。
消費者の目線に立った時、予約の際にどんなメニューに惹かれるのか。どんなメニューに価値を感じるのか。
そのカラクリが分かることで、売上につなげることができます。
 
 

 
 

セットメニューをつくるとお客様が選択しやすい

単品でのメニューの紹介だけではなく、セットメニューを作っておくことでお客様が選択しやすくなります。
同時に、単品メニューだけよりもオプションのメニューも組み込まれていることから、単価アップも無理なく可能です。
単価は上がっているけど、お客様にとってはお得に感じてもらえます。
また必要な美容サービスを提供することは、それだけ髪に良いことを+αでしているので、仕上がりの良さにも直結し満足度にもつながるでしょう。

特技を身につけると価値が明確になり集客しやすい

満遍なくメニューを売り出す方法ではなく、特別な技術に特化して打ち出していく方法もあります。
そのために、特技を身につけていくと良いでしょう。その特技をSNS上で発信していくことで集客にもつながります。
特化した技術は通常のメニューよりも価値を生みやすく、単価の向上にもつなげやすいです。

メニューに価値がわかる名前をつけると売上がUPしやすい

お客様の望まれるベネフィットに直結したメニューの作り方をすると、売上がUPしやすいです。
単なる“カット”という表記でメニューを組むのではなく、“骨格を補正するカット”や“韓国風カット”など
具体的な悩みを解決することや、トレンドを踏まえた打ち出し方をすると価値がつきやすくなります。
 
このように、美容室のメニューの考え方でで売上がUPするカラクリは、HAIRCAMP SCHOOL内で黒木先生の「個人売上1億円のメニュー会議」にて学ぶことができます。
 

黒木 利光 ─ 個人売上1億円のメニュー会議
 

 

 
 

3. メニューの作り方

ここで、より具体的なメニューの作り方を紹介します。
カット、カラー、パーマのメニューを提示する時に、お客様に喜ばれて売上もアップする方法です。
例えばカットで、お客様は何を手に入れられるのかをイメージしていきます。
短くなってスッキリするだけではなく、カットすることで清潔感を得られ、就職活動で有利になったり異性からの好感をもたれたりすることも考えられます。そうした潜在的なニーズにアプローチさせてけるよう、メニューの名前を工夫してみましょう。
 

カット編

[悩みに訴求したメニュー例]
・小顔創造カット
・骨格補正カット
・髪質改善カット
・モテ髪カット
・時短再現性カット
 
[トレンドに訴求したメニュー例]
・くびれレイヤーカット
・韓国風カット
・切りっぱなしカット
・ボブウルフカット

カラー編

[悩みに訴求したメニュー例]
・頭皮に付着させないカラー
・傷ませないカラー
・髪質改善カラー
・伸びてきても気にならないカラー
・白髪染めない白髪染め
・赤み消しカラー
 
[トレンドに訴求したメニュー例]
・ミルクティーカラー
・ブリーチなしグレージュカラー
・外国人風カラー
・インナーカラー
・イヤリングカラー

パーマ編

[悩みに訴求したメニュー例]
・頭皮が傷まないパーマ
・髪が傷まないパーマ
・薄毛予防パーマ
・根本が立ち上がるパーマ
・スタイリング楽パーマ
 
[トレンドに訴求したメニュー例]
・ツイストスパイラルパーマ
・波巻きパーマ
・韓国風パーマ
・おしゃれニュアンスパーマ
・色気たっぷりパーマ
 

4. メニューの価格設定の注意

施術にかかる費用の表示にも、十分な注意を払わなければなりません。
税表示のほかに、同じメニュー内で髪の長さや施術時間などによって価格の違いが出る場合など、後々のトラブルを避ける意味でもわかりやすく記載することが大事です。
たとえば、美容室では髪が長いとロング料金が追加でかかる場合や、トリートメントの種類によっての価格変動などがあります。
そのためオプションを付けられる場合は、各オプションの値段もわかりやすく表記しましょう。
 

5. まとめ

喜ばれるメニュー作りをする上で特に大切なのは、お客様の立場にたって考えてみることです。
そのために、普段から利用してくれているお客様とコミュニケーションをとり、情報収集を欠かさないようにしましょう。
 
そして、具体的にお客様の何を解決することのできるメニューなのか。その部分を明記することで、集客や売上の向上につながります。この記事を参考に、多くのお客様に喜ばれるメニュー作りを頑張っていきましょう。
 
 
 

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