2023年06月25日

これを見ればポーラスヘアも怖くない!ポーラス直しの徹底検証!

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ライターのくらたです。
最近勤めるサロンでも酸性ストレートをついに導入したので、これみよがしに関係するセミナーの執筆をやっている僕です。
 
今日は〈黒木式酸性ストレートアカデミーマスターズ講師陣 ─ 【複雑履歴をパターン別に解説!】ポーラスヘア対処徹底検証〉のダイジェストをお送りします。
 
ダメージをしてない人なんて、もはやいないこの時代。
薬剤のクオリティや施術のレベルは上がってますが【いきすぎた髪への負担】というのも普段のサロンワークでよく見かけるシーンです。
その中でも、毛髪は限界を迎えるとポーラスヘアになってしまい、直すのが非常に難儀になります。
 
泣く泣くポーラスヘアをカットせざるをえなくなったり「トリートメントでとりあえずケアを…」という経験をされた美容師さんも多いのではないでしょうか?
 
今回はそんなポーラスヘアの対処方法を様々なアプローチで徹底検証していきます!
もちろん、ポーラスさせないことが前提にはなりますが、仮に起こしてしまった、またはそんなトラブルを抱えたお客様がいらした際に対応できる技を身につけていきましょう!
 
 

 
 
今日は特別ゲストでジョンさんが参加してくださってます(いや誰!?黒木さんに酷似してる…)
 
 



 
《黒木式酸性ストレートアカデミーマスターズ講師陣とは?》

 
 
 



 
購入は2022年6月28日23:59まで!

 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑こんなことが学べます
・薬剤などによるポーラス
・軟化後アイロンの高温熱ダメージによるポーラス
・ブリーチによる切れ毛ポーラス
・酸熱繰り返しによるポーラス
・セルフ高熱アイロンの繰り返しによる熱酸化ポーラス
・酸性ストレートの失敗によるポーラス
これらのポーラスパターンに有効な方法が学ぶことができます!
 
 
 

2. 様々なポーラスを検証

今回はマスターズのみなさんに10種類のポーラスヘアを用意していただきました。
 
 

 
 
検証薬剤に関しては、もったいぶってモザイクをかけておくことで、雑誌の袋とじ的な効果を期待していますので、ぜひ動画を視聴いただければと思います。
どれもこれも、サロンワークで実際にありそうなパターンですよね。
 
個人的に非常に印象的だったのが、講師の方々が口を揃えておっしゃってましたが「意外とポーラス毛を作るのは大変だった」ということ。
確かに、自分のサロンワークの中でもお客様をポーラスヘアにさせてしまったという経験はほとんどありません。
もちろん、みなさんも意図してポーラスをさせようだなんて思う方はいないでしょうが、ちゃんと毛髪には限界があります。
 
 
主にポーラスを起こす原因としてジョンさんが解説していたのは大きく2つ。
「いけるだろう」の判断でオーバースペック・オーバータイムをさせてしまった結果、ポーラスが起こってしまう。
特に酸性域の還元剤を使用する際、pHの判断はもちろんですが、GMTやスピエラなどを調整することで薬剤を『強くしてしまってること』も原因の一つです。
さらに、こちらもストレートのケースですが、アイロンをする際に『強くテンションをかけてひっぱてしまうこと』『アイロンの熱が高すぎた』というのもよくある失敗例。
 
 
今回のケースにもそれらのパターンがいくつか含まれていますね。
それぞれのアプローチがどのような結果を生むのかを見れることで、みなさんの薬剤の使い分けの指標になることは間違い無いですね。
それでは早速見ていきましょう!
 
 

 
 
※酸性ストレートの場合の「この選定ならポーラスヘアにならない」薬剤の基準もジョンさんに解説いただいてます。これを見て施術を行えばまず失敗、つまりお客様のヘアをポーラスさせるようなことは起こらないんですが、そうすると記事がここで終了してしまうので続きを見ていきましょう!
 
 

3. 検証スタート!!!

それぞれがどのようにポーラスを起こした毛髪かは改めて冒頭の画像見直してみてくださいね。
 
それぞれのポーラスヘアに対してpHの違うもの・チオ、システアミンの配合・スピエラやGMTの配合の可否など、本当に様々な薬剤を塗布していきます。
 
 

 
 
薬剤の塗布が終了して、時間経過後、チェックをしていますが、反応の出方がそれぞれ全く違います!
ものによってpHが低い薬剤は架橋作用が働いてハリが出ていたり、pHが多少高くても耐えれる毛髪もあったり…一方で触れるのが怖いくらいにビヨビヨになっており、すでに失敗の色が濃厚に出ている毛髪もあります。
 
 

 
 
この状態が実際のサロンワークで起きたら血の気引きますよね…。
 
水洗後、毛髪が高温にならないよう低い温度を心がけ、テンションをかけずに優しく熱をドライをして…
 
 

 
 
規定の時間が経過後、いよいよアイロンワーク。
ポーラスヘアに対して薬剤塗布するだけでも十分にリスクがあり、本来であれば避けて通りたいことではありますが、そこに熱を通していきます。
 
 

 
 
アイロンは毛髪がまっすぐに伸びるよう多少テンションをかけてアイロンを入れていきます。
毛先にいくにしたがってテンションを緩めてあげるのがポイントです。
矯正のアイロンワークと違い、伸びを感じるまでのアイロンを入れるというよりは「ツヤが出るまで入れるのがコツ」とジョンさんはおっしゃっていました。
 
さて、無事に全ての毛髪にアイロンが入れ終わり、後処理〜トリートメントを行い、それぞれのアプローチがどのようになったかを検証していきます。
 
と、その前に!次ページでストレートの工程を解説していただきましょう。
各セミナーで何度か行っていただいており、すでに拝見いただいている方は復習的な部分になりますが再度見直すという意味で是非ご覧ください。
 
 

> 次のページでは検証結果と動画の一部を公開!

 
 

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