2023年11月13日
ここで疑問を一挙解決!ダメージ特化の黒木式酸性ストレートメソッド!
「ブリーチしてるんですけど縮毛矯正できますか?」
あなたはこのオーダーに、
まだ首を横に振り続けていますか?
一昔前は、
カラー毛ですら【縮毛矯正お断り】の時代が
今やカラーは当たり前で、ハイトーンとも共存可能となった
ストレートの世界。
その大きな理由として
「黒木式酸性ストレートの進化と継承」があげられるでしょう。
この本文まで読み込んでくださっているような
勉強熱心なあなたにはもはや説明不要ですよね。
彗星の如く、ヘアキャンプに現れ
あっという間に最多登壇記録を樹立した
CHARLES DESSIN 黒木利光先生。
先生が創り上げた「黒木式酸性ストレート」に
多くの美容師が魅了され、
挙って認定試験を受講していたのは
記憶に新しいです。
そして黒木先生はヘアキャンプを去り世界へ…
今回のセミナーは、
あの時は酸性ストレートというものに
「なんとなく」得体の知れないモノ感を
感じて時がすぎ、
指を咥えてツヤの滝登りを眺めていた方に超絶おすすめです。
CHARLES DESSIN ヨシダマヤ先生
─ 黒木式酸性ストレート【ダメージヘアパーフェクト対応術】
CHARLES DESSIN 統括ディレクターであり黒木先生の右腕。
師匠直伝の技、酸性領域の薬剤コントロールを極め
「アシッドクイーン」の名の下に、幅広い知識を
アシスタントでもわかりやすく面白い説明で大人気のヨシダ先生。
・これから酸性ストレートを始めたい方
・酸性ストレートを始めたけど経験が少ない方
は、もちろん
これまで酸性ストレートをやられてきた方でも
複雑だった部分をするりと紐解いてくださいます。
酸性ストレートへの第一歩、踏み出してみましょう!
セミナーダイジェストは、ママ美容師ライターの盛(サカリ)がお送りします!
購入は2023年11月17日23:59まで!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ダメージの見極め方
・ダメージ毛対応の薬剤選定パターン
・ストレートパーマの仕組み
2. モデルビフォア
今回のモデルさんは、同CHARLES DESSINの藤原先生。
ハイトーンの印象がある先生ですが、
実は癖がありストレート履歴もあります。
染めたてであるというカラーは
全体的に約18レベル。
プレアウトをして濡らしてみると、
特に後頭部にややうねりを感じますが、
濡らすとより強く、指を通すと引っ掛かります。
ブリーチ特有のテロンとした
質感はありませんが
毛先に水分を含みやすくなっています。
この時、濡れた状態の髪の毛を
一本とってあまり力を入れずに
引っ張りながら毛先までダメージレベルの確認をしておきましょう。
その上でドライした状態がお客さまの本来の髪です。
このように、
自分の独断だけでなく、
しっかりと髪を観察し、
お客さまのお話を聞き照らし合わせることが
まず初めのポイントです。
3. 酸性ストレートとは
それでは早速実践!…と行きたいところですが、
その前に
「そもそも酸性ストレートとはなんでしょう?」
一般的な縮毛矯正と違うの?
あれ、じゃ一般的な縮毛矯正ってなんだ…?
と、まずここを明確にしないと蟻地獄の始まりです。
「酸性ストレートとは、めちゃくちゃ優しい縮毛矯正です。」
一般的な縮毛矯正というものを、多くの方がイメージするであろう
不自然なほどのまっすぐな縮毛矯正とします。
それらは髪の従来あるべき弱酸性領域から
アルカリ領域で髪を軟化させて、髪の表面を
膨潤させてからSS結合を断裂させるもの。
比較的、広範囲の癖に対応できる反面、
膨潤スピードが早く軟化が先に進んでしまうと
髪質の仕上がりのコントロールが出来ず
まっすぐになってしまうというわけです。
また、アルカリが残留すればダメージも蓄積されます。
一時的には縮毛矯正でまっすぐになるので
綺麗になったように見えますが、実はかなりのハイダメージ。
ですから、ブリーチを施している毛髪には一発触発の大御法度。
髪になるべく負担がかからない
髪の等電点に近いところ、ダメージに合わせた適正なpH値で髪を変えるのが酸性ストレートです。
これには、GMTやスピエラといった還元剤、
髪の毛の結合を強くするアミノ酸(プレックス剤)の
進化も酸性ストレートが広まった背景にあります。
4. 薬剤選定と一液塗布
前章のことを踏まえ、
ダメージを観察した上での薬剤選定と一液塗布を行います。
ストレートの薬剤選定、なんとなく勘でやってしまってはいませんか?
塗布も、流れ作業のようにしていませんか?
例えば、エイジングで細くなって癖になった髪と
従来の癖毛の境目を意識していますか?
それゆえに、髪の生える速度が違うので
ディバイディングラインがまっすぐではないのに
気づいていましたか?
そういった基礎的な考え方がしっかり
取り入れられている
黒木式の伝家の宝刀、一液塗布のポイントを
初めての方にもわかりやすくお伝えいただきました。
そして大切なのは
髪を観察し、ダメージを理解し、どのような状態の髪には
どのような薬剤がどう反応するか予想できるようになることです。
ウイッグを使った
薬剤実験も展示して頂きました。
どちらも明日から意識一つで変えられることなので
早速取り入れてみましょう!
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