黒木式酸性ストレート、初心者でも覚えられるヨシダ流ベーシックセミナー
縮毛矯正
2022.08.17

こんにちは!ライターの秋山です!
本日は「CHARLES DESSIN ヨシダ マヤ ─ 酸性ストレートスタートまでのベーシック」
のセミナーダイジェストをお送り致します!
近年スタンダードになりつつある酸性ストレート。
はっきり言ってとても難しい施術です。
確かな技術と知識、そして適切な毛髪診断という土台があって
初めてお客様に感動して頂ける美しさを提供できます。
正直、難しい技術です・・・が、
あなたはそこで、挑戦を諦めますか?
今回のセミナーは
「まだ始めたことの無い人」
も
「メニューとしては取り入れたけどイマイチ自信が無い人」
も
「すでに本格的に携わっている方」
まで、
たくさんの方に改めて酸性ストレートの理解を深めて頂けます。
3時間ちょっとのセミナーの中に、新たな気づきや再確認をする事ができます!
CHARLES DESSIN代表の黒木先生の右腕として、長年サポートしてきたヨシダ先生だから伝えられるベーシックセミナーを早速ご覧下さい!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは
こちら
をご覧ください。
1. セミナーチャート
・なぜ今酸性ストレートが必要なのか
・黒木式酸性ストレートの仕組み
・縮毛矯正をゼロダメージにする考え方
・お客様を幸せにする秘訣
2. 黒木式酸性ストレート、結局何が違うの?
まず、酸性ストレートと通常のストレートとでは何が違うのか。
通常のストレートは、アルカリ剤を使用し毛髪を膨潤させながら還元作用を起こしていた為、ダメージが伴う施術となっていました。
しかし、酸性ストレートは酸性領域で還元させることで、毛髪の膨潤をさせず極力ダメージを抑えられるという違いがあります。
黒木式酸性ストレートは酸性ストレートの特性を活かし、更にダメージを少なく艶々に仕上げられる
究極のストレート技術
です。
昨今の髪質改善や美髪ブームによって複雑な履歴を抱えるお客様も多くいらっしゃいます。
そんな複雑履歴に対応できるのが黒木式酸性ストレート。
お客様のダメージや履歴に合わせて薬剤を調整し、塗り分けていきます。
その為のノウハウやポイントはもちろん、
マインド面もヨシダ先生にたっぷりと教えて頂きましょう!
3. 誰一人置いていかない!わかりやすい毛髪理論と薬剤知識
施術を見ていく前に、知識をアップデートしていきます。
酸性ストレートは難しい施術で、一朝一夕でこなせるものではないとヨシダ先生。
黒木式酸性ストレートを習得する上で必要な要素の一つが
″知識″
です。
知識をしっかりつけることは、安心安全に施術ができるという事に繋がります。
ここでは
「毛髪知識」と「薬剤知識」
の2つをヨシダ先生にじっくり解説して頂きました。
毛髪理論を改めて知ることで薬剤がどのように反応しているのか、
なぜその薬剤を使用してどこに効かしたいのかがイメージしやすくなるのです。
薬剤知識はしっかり頭に入れておくと薬剤選定が怖くなくなります。
チオって強い薬でしょ?
コスメで使われているシステアミンは優しい薬剤のことだよね?
そんな風に考えている方も、ヨシダ先生の解説を聞き終わる頃には
正しい認識を持つことができるようになっています。
また、薬剤によって違
うpHと還元力
の関係性なども解説して頂きましたが、
この部分は黒木式酸性ストレートをする上で非常に大事な知識となりますので、お見逃しなく!
4. 複雑な履歴でも対応出来る塗布技術
ここでヨシダ先生にいくつかのポイントをご教授頂きました。
その中で一つご紹介致します。
それは
″オンベースで塗布すること″
ごくごく基礎的な事かもしれませんが、これが超重要な事なのです。
何故なら、必要な場所に的確に塗布をする事が求められるからです!
ダメージや履歴によって、作り分けた薬剤を効かせたい場所に塗布できないと、
よりダメージをさせてしまったり還元不足になってしまう要因になってしまいます。
頭の丸みに合わせてパネルを引き出さないと、必ずパネルの中でズレが起きてしまいます。
狙ったところへの塗布ができなくなる為、オンベースに引き出して塗布する事がとても重要なんですね。
その他にもヨシダ先生が普段から注意している事など、惜しみなく解説して頂いております!
5. 軟化チェックじゃなくて還元チェックって何!?
酸性ストレートの施術において、難しいポイントの一つとして
“軟化チェック”
が挙げられます。
何故ならアルカリ領域の薬剤と違いあまり軟化膨潤しない為、
引っ張ってチェックする方法では薬剤の反応を見極める事が難しいのです。
酸性ストレートの場合は、軟化チェックでは無く還元チェックを行います。
還元チェックの方法は薬剤塗布終了後に一本ロッドに巻き付けておき、放置後の反応を見ます。
このように巻き付けた髪を引っ張っても、カールを形成していればしっかりと還元されているという事がわかるのだとヨシダ先生は仰っておりました。
還元チェックをする事で各場所の薬剤の反応が可視化され、
この後のアイロンワークもスムーズに行うことができます。
6. 黒木式酸性ストレートに欠かせない用事調製ってどうやってやるの?
近年各メーカーからも酸性領域の薬剤が出ていますが、
黒木式酸性ストレートでは、アルカリ領域の薬剤を
“用事調製”
し薬剤を調合しています。
使う処理剤はパウダープレックスという商材で、体に優しいアミノ酸系の処理剤になっています。
7種類ある処理剤でpH調整したり、架橋作用をさせたりと黒木式酸性ストレートには欠かせない処理剤です。
パウダープレックスの詳細はヨシダ先生が一つ一つ解説して頂いておりますので、本編でチェックしてください。
アルカリ領域の薬剤にパウダープレックスのpH調整剤で酸性域に変化させます。
これによってpHを変えるだけでなく、より良い状態に毛髪を強化します。
薬剤に対しての用法容量も大公開しております。このセクションは絶対に見逃せません!
7. 5つのポイントでアイロンワークを極める
酸性ストレートの場合、毛髪を軟化膨潤させない分、より高等なアイロンワークが求められます。
仕上がりの良し悪しが特に出るのはアイロンワークなのです。
アイロンワーク中にヨシダ先生が仰られていた中から5つをピックアップしました。
①毛流を意識して引き出す
②シェイプをしっかりする
③丸みを意識したアイロンワーク
④テンションのコントロール
⑤均一なスライスを取り熱をしっかり入れる
5つの中でも
“丸みを意識したアイロンワーク”
は黒木式酸性ストレートの真骨頂と言えるのではないでしょうか。
この独特なアイロンワークがよりナチュラルに髪を丸め艶も与えてくれるのです。
この丸みもレングスや狙った仕上がりによってコントロールできます。
8. 仕上げ
それではいよいよ仕上がりです!
艶々な仕上がりと、ナチュラルなストレート感がとっても素敵です!
モデルさんの頭が一回り小さくなった気がしますが、ペタンとしているという印象にならないのは根元にハリとコシがあるからですね。
まさに黒木式酸性ストレートにしかできない仕上がりです!
9. さいごに
技術と知識はもちろん大事。
ただそれだけじゃなく
“思い”
が大事だとヨシダ先生は仰っておりました。
強い思いが、
“世界の女性を美しく”
変えるのだと。
そのように本気で思いを伝えてくれる講師に出会える機会もそうありません。
このようなセミナーに関われた事を誇りに思います。
発案者ではなく受け継ぐ者からの視点は、
より受講者に共感と感銘を与えるのではないでしょうか。
ヨシダ先生、素敵なセミナーをありがとうございました!
10. 動画の一部を公開
ヘアキャンプでは
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オンラインサロンを見るここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
最終更新日: 2022年08月17日