2021年07月07日

新常識!アイロンワークのベーシックを塗り替えよう!7つのやり方完全マニュアル!

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こんにちは!ライターの秋山です!
 
子供との遊びで戦いごっこというジャンルがありまして、3人の息子を持つ私は必然的に3対1という常に劣勢に置かれた状態なわけです。
 
しかし私も36歳になろうとしている大人ですから力を加減しなくてはなりません。
そんな気持ちを知ってか知らずか容赦の無い子供達。
長男はひたすらにディスるという口撃。次男は拳で語るストロングスタイル。三男は何でもあり。おもちゃ剣を振りかぶりベイブレードを投げてくる狂犬。
私は只ひたすらに両の手を守り、今日もまた親父狩りに遭うのであった。
 
 
さて、本日は神、世界の美を変える漢、1000年先の未来からやってきた男。呼び方や肩書きは様々。
ストレート、ブリーチ、パーマ、シャンプーからケミカルと、得意とするジャンルも様々。
 
そんな日本を席巻する最強美容師黒木利光先生に今宵アイロンワークの全てを伝授して頂きます。
 
酸性ストレートのセミナーは今までにもありましたが、その中でもアイロンワークにフォーカスしたセミナー。
 
僭越ながら

「La Maison KUROKI duo 黒木利光 ─ 世界を変えるアイロンワークを、極める。”黒木式酸性ストレート 之 アイロンワーク大全集”」

のセミナーダイジェストを務めさせて頂きます。是非最後までお付き合い下さい!
 
 



 
《黒木利光先生とは?》

 
 

※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 

1. セミナーチャート

☑️こんなことが学べます
・ストレートパーマのアイロンワーク
・毛先がチリ付かないアイロンワーク
・ポーラスヘアの直し方
・ストレートパーマの際のウェーブの創り方
・曲げるストレートパーマのアイロンワーク
 
 

2. アイロンの種類とアイロンワーク

今回は3種類のアイロンを使い、アイロンの入れ方を変えて仕上がりをコントロールしていきます。
 
使うアイロンはオーソドックスなフラットアイロン、黒木先生御用達アールアイロン、ショートの方向け通称指コテの3種類です。
 
まずはフラットアイロンを使い黒木式アイロンワークのベーシックを。
 
動画を見て頂ければ一目瞭然ですが、少なくとも私がアシスタント時代に教わったやり方とは全く違いました。
 
 

 
 
入れた後がこちら。根元から柔らかいカールがついてますね。
青天の霹靂とはまさにこのことです。これが答えだと言わんばかりの仕上がりを見て、自分の中の常識だったものが音を立てて崩れ落ちました。
 
 

 
 
毛先はなるべくテンションをかけないことでダメージのリスクを軽減するのだとか。
そうです。このアイロンワークはいかにダメージをさせないかということを考えられているのです。
 
 

3. アイロンワークの種類とパーマ

 
 

 
 
こちらの落ち武者風ウィッグは黒木先生お手製の検証用ウィッグです。
ウィッグ全体には還元剤を塗布している為、アイロンワークによる仕上がりが見られます。
 
各ブロック毎にアイロンの入れ方を変えていきます。
そしてアイロンだけでなくパーマのロッドを巻いてカールの出方も見ていきましょう。
 
実はこれら2体のウィッグには少し違いを持たせています。それはまた後半のお楽しみに。
 
早速アイロンワークの違いを見ていきましょう!
 
 
①フラット
まずは一般的なフラット。丸みは付けずにそのまま真っ直ぐにアイロンを落としていきます。
黒木先生はこのアイロンワークはしないとおっしゃっていました。
 
②ナチュラルラウンド
ナチュラルラウンドは自然に毛先が内巻きになる入れ方です。ここでは指コテを使い根元から丸みを付けていきます。45度目安にアイロンを返し、その角度のまま毛先まで抜いていく。
 
③ナチュラルカール
ナチュラルラウンドよりも更にカールを強めたストレート。しっかりと毛先を内巻きに入れたい場合はこちら。90度目安にアイロンを返し、その角度のまま毛先まで抜いていく。
 
④Jカール
根元〜中間はナチュラルラウンドの角度、中間からはナチュラルカールの角度に返し、毛先は90度より角度をつけて返し抜いていく。
 
⑤毛先ウェーブ
根元はナチュラルラウンドより少し返す角度から、中間にかけてナチュラルカールの角度に返します。更に毛先に向かうに連れて、パネルの角度を床と垂直になるくらいまで上げつつJカールの毛先と同じ角度まで返し抜いていく。
 
⑥中間毛先ウェーブ
毛先ウェーブよりも根元からナチュラルカールの角度まで返し、パネルの角度も上げ始める。
 
⑦ナチュラルカールパーマロッド(毛先までアイロンした後)
ナチュラルカールの角度で毛先までアイロンを入れた後に、パーマを巻く。
 
⑧ナチュラルカールパーマロッド(毛先はアイロン無し)
ナチュラルカールの角度で中間までアイロンワークして、毛先は外す。
その後にパーマを巻く。
 
以上8パターンを2台の仕込み違いのあるウィッグに、同じようにアイロンワークをしていきます。
言語化するとわかりづらいかと思いますが、動画内ではとてもわかりやすく解説してくださっています。
 
 
アイロンワークを見るポイントとしてはアイロンを返す角度と黒木先生の姿勢や肘の高さに注目するとよりマネしやすいのではないかと思いました。
 
 

 
 
アイロンスルーのスピードにも要注意です。ここは何回もポイントを変えて見る事をオススメします!
 
 

 
 
パーマに関してはノーテンションで巻く方法がポイントかと思います。
 
 
2液の塗布はリキッドタイプの過水がオススメです。その方が全体に浸透させるのが早いです。特にパーマの場合はクリームだと浸透しにくい為、基本的には使用しないそうです。
 
しかし今回はクリームタイプしか無かった為全体にしっかりと揉み込んでいきます。
 
 

 
 
2液塗布の際の注意点としては、コーミングや塗布する際に髪を引っ張ったり伸ばしたりしないこと。
そうする事でカールを入れた所や根元の丸みも緩くなってしまうからだそうです。
 
 

4. ポーラスヘアのアイロンワーク

ポーラス毛のアイロンワークは特に気をつけなくてはいけません。基本的にはテンションをかけられないので毛先にウェーブやカールを付ける事は出来ないと考えておきましょう。
 
 

 
 
ポーラス毛の場合は一切テンションをかけないように、細心の注意を払ってコームを入れていきます。
 
そして通常より温度を下げて、じっくりゆっくりと熱を入れていきます。
全ての作業はノーテンションで。ポーラス毛の場合は絶対にこれを守りましょう!
 
動画内ではポーラス毛向けの薬剤選定も解説して頂いております!メモ必須です!
 
 

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