2022年07月06日
脱白髪染め!4人のエキスパートが染め方を全て大公開
【ブリーチを使った白髪染めへのアプローチが苦手…】
こんな風に悩んだ経験ありませんか?
こんにちは、現役美容師ライターの宇井(うい)です。
暗い白髪染めの時代は終わり、現在ではデザインを楽しむ白髪染めが主流になってきました。
しかし、デザイン性のある白髪染めは難しい施術です。
そこで今回は、こちらの4人の脱白髪染めエキスパートの先生方に登壇していただき、脱白髪染めをあらゆる角度から解説していただきます。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・エアタッチやハイライトを入れる際のポイント
・白髪染めに合わせたブリーチ選定
・ブリーチ後のオンカラー
・脱白髪染めの2回目以降のアプローチ
2. 『髪のコンディションに合わせる』黒木先生の考え方
【必要最低限のブロックブリーチ】
モデルさんの髪の履歴を紹介します。
・白髪は全体の10%以下
・毛先にブリーチ履歴3回
・全体をネイビーで暗く染めてる
beforeの画像はこちら。
黒木先生はこの髪の状態に対して、トップ部分だけブロックブリーチをする選択をされました。
さらに黒木先生と言えば計算されたブリーチ選定です。
黒木先生は白髪染めを明るくするからといって強いブリーチを使いません。
大事なのは「髪のコンディションに合わせたブリーチ選定」と言われてます。
動画内では、一般的に使われない0.375%のブリーチ解説をされており驚きました!
黒木先生が教えるブリーチ選定は非常に勉強になります。
オンカラー後のafterはこちらです。
ピンク系のカラーがカワイイです。
必要最低限のトップを染めるだけでも、ここまでヘアスタイルが変わってきます。
3. 『白髪を愛でるハイライト』の岩屋真先生の考え方
【白髪に見えるハイライトを増やす】
モデルさんの髪の状態を紹介します。
・白髪は全体の20%〜30%
・バージン毛
・サイドに白髪が多い
beforeの画像はこちら。
岩屋先生はモデルさんの髪の状態に対して、白髪に見えるハイライトを入れる方法を選択されました。
エアタッチを使い白髪の少ない部分に、ハイライトを満遍なく入れていきます。
どんな仕上がりになるか楽しみです!
さらに岩屋先生はヘアカラーで多い、4ブロックからの塗布をしません。
動画内で「なぜ4ブロックでカラー塗布をしないのか?」を解説しています。
当たり前のように4ブロックを取っていた僕にはとても勉強になります。
オンカラー後のafterはこちら。
ハイライトと白髪の区別がつかないくらい自然に染まっているのがわかります。
4. 『白髪ぼかしハイライト』の西川万由先生の考え方
【白髪染め初心者でもやりやすいカラー】
モデルさんの髪の状態を紹介します。
・白髪は10%前後
・顔周りに白髪が多い
・髪の内側が極端に短い毛がある
before画像はこちら。
この髪の状態に対して西川先生は、エアタッチによるシークレットハイライトを選択されました。
さらにシークレットハイライトのポイントとして「顔周りのスライシングが大事!」と西川先生は言われています。
シークレットハイライトが髪全体をナチュラルに明るくしてくれてます。
仕上がり画像がこちら。
顔周りのスライシングもキレイに馴染んでいて違和感もありません。
西川先生は仕上がりのポイントとして「退色後に明るくなりすぎないようにカラーすることが大切」と言われていました。
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