2021年07月16日

ブリーチスペシャリスト集団B.O.Cによる今年最大最熱のフェスティバル!ここに開演!!

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こんにちは!ライターの秋山です!今回は冒頭の子供とのデギゴトシリーズは割愛させて頂きます!
一言でも多くセミナー内容を伝えねばならないからです。
 
今回のセミナーは最早カラー界では伝説のチームとなったB.O.Cによる「Bleach on color for all – 世代や性別を越えた新たなデザインを supported by Schwarzkopf」のセミナーダイジェストをお送り致します!
 
メンバーも新たにブリーチに特化したスペシャリスト集団が1年7ヶ月振りに帰ってきました。
ある方の追悼本の制作をキッカケに結成することとなったB.O.C。
 
今では一人一人が当時よりも更に飛躍を続けており、誰もがセミナーで看板を張れる猛者の集まり。そんな講師陣が一同に会するセミナーは贅沢の極みです。
 
ブリーチを使ったヘアカラーは使い方によっては毒ともなり得る劇薬。しかし、繊細に正しく安全に使えばとても華やかで圧倒的クオリティを演出してくれます。
 
先生方による、それぞれ違ったブリーチの使い方は必見です!
 
前置きが長くなりましたが、まずはこのセミナーダイジェストを最後までご覧下さい!尚、ダイジェストは五十音順に各先生をご紹介させて頂きます。
 
 



 
《B.O.C とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑️こんなことが学べます
・ブリーチワークや薬剤選定
・中間処理のバリエーション
・デザインの配置の仕方
・白髪を活かしたデザイン
・オンカラーの薬剤選定
 
 
 

2. 岩屋 真先生〜マダムライツ進化Ver〜

 
 

 
 
岩屋先生のセクションは白髪世代へのデザイン。岩屋先生の代名詞となりつつあるマダムライツ。
マダムライツとは、顔周りに白髪が多く出やすくそれがストレスに感じる方に向けたハイライトです。
 
各パネルで白髪の多いところと少ない所を見極めて、各パネル毎でハイライトの幅やピッチの間隔などはバラバラ。素材に合わせて入れていきます。
 
そうすることで時間が経過して新しく生えてきた時にハイライトと馴染んで、白髪が気になりにくくなるのです。
 
そして、今日はマダムライツに+αで更に白髪をぼかしていきます。
 
マダムライツは顔周りに、+αの施術をバックに入れていきます。バックは顔周りや表面に比べて梳かれていることが多い場所になります。
 
梳かれている場所にハイライトを入れると、根元だけ明るくなってしまい、軽くなっている毛先にはハイライトが見えてきません。
 
その為、バックはエアタッチで明るさを出していくのです。
 
目的や仕上がりのゴールが決まっていて、白髪の割合や髪の状態に合わせて施術する方法を変える。
その方に合わせた最適解を模索することで、よりお客様に寄り添ったデザインが提供できるのですね!
 
 

 
 
仕上がりもとても素敵です!顔周りの細かいハイライトがお顔をより明るい雰囲気に若々しく変化したのがわかります。
 
そして上品な明るさが私生活の邪魔にならないデザインになってます。これがお客様の日常にフィットするデザインなんですね!!
 
僕が何よりも印象的だったのはモデルさんの表情です。白髪というストレス素材を敢えて活かし、デザインに昇華させる事でこれからのカラーライフも楽しみになる。
 
まさにモデルさんが明日からの生活が楽しみなんだろうというように感じました!
 
岩屋先生!渾身のマダムライツ!ありがとうございました!!
 
 

3. 黒木利光先生〜アウターカラー〜

 
 

 
 
黒木先生のセクションはアウターカラーです。アウターカラーとはインナーカラーの逆で表面にデザインを持ってくるポイントカラーです。
 
必要な箇所に、必要な分のブリーチでベースメイクをする事でサスティナブルを可能にしやすくなります。
 
そのお客様が何を求めているのかを追求していくと、こういった方法もあるんだよ、と提案の幅が広がります。
 
黒木先生と言えばケミカルやトリートメントにも明るい美容師で有名ですよね。
そんな黒木先生が駆使するファイバープレックスの処理剤を使用した前処理や中間処理は必見です!
 
全体の工程はトリプルカラーになります。一回目がアンダーのベースカラー&ブリーチリタッチ、二回目が酸性カラーによるベースメイク、そしてファイナルカラーがアウターカラーの塩基デザインです。
 
どのパートも黒木先生らしい施術が盛りだくさんです。黒木先生程にもなるとセルフ質疑応答というウルトラ技も披露してくれます。
 
何が凄いってその質問が凄く良い!本当に聞きたい事だったりするので僕の心を念視してくれたのかもしれません。さすが1000年先から来た男です!
 
 

 
 
そして仕上がりはこちら!根元とアンダーはピラミンゴカラーならではの強発色。これが酸性域のカラーでほぼダメージレスというのだから驚きです。
 
そしてアウターに施したデザインが可愛い!!毛先の黄色がアクセントになっていて目を奪われます!
 
今回のような競演だからこそできた仕上がりだと黒木先生はおっしゃっていました。現場でも切磋琢磨をし、より成長しようとする先生の姿勢に感嘆です。
 
ご自身の施術の合間に他の方の施術を熱心に見ている姿が印象的でした。
 
黒木先生!笑いと世界を変える仕上がりをありがとうございました!!
 
 

4. 近藤康雄先生〜アメージングカラー〜

カミニドクケヲというキャッチコピーをそのままに今日も今日とてアメージングカラーを担当していただきます。
 
近藤先生は絵を勉強していたこともあり、色彩感覚に優れ塩基カラーを使った多色デザインがとにかく凄い。
 
本日もそんなアメージングカラーをして頂けるということで楽しみ過ぎます!
 
まずはしっかりとベースの土台作り。塩基を施す土台はなるべくムラのない状態で18.5Lv以上であること。
 
仕上がりによってはベースの黄色が仕上がりの邪魔になってしまうこともある為、その場合は一度アルカリカラーでベースメイクを。
 
 

 
 
ベースメイクの意味は透過率の調整と明度ムラの補正です。今回は根元付近に明度ムラがあり、毛先は透過率を下げたく無い為根元だけベースメイクをする選択を。
 
 

 
 
そしてこちらが仕上がり。アメージング!綺麗!まさに芸術!
このアメージングなデザイン、作り方は非常にシンプル。
 
只ひたすらに同じ作業を積み重ねていくわけですがもちろん簡単ではありません。
しかしシンプル且つ地味な作業のいく先にこの華やかな仕上がりが繋がっているというのだから、アメージングカラーは面白い!
 
近藤先生の凄い所は仕上がりやデザインもさる事ながら、美容師という仕事を面白いと思わせてくれるところです。
 
かくいう私も、このアメージングに出会い魅了されカラーという沼にどっぷりハマった一人です。
 
近藤先生!途中経過からワクワクし、期待裏切らない仕上がりに感動しました!ありがとうございました!!
 
 

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